日本を象徴する世界遺産「富士山」を奉る、富士山本宮浅間大社
この富士山本宮浅間大社は日本全国にある摂社・末社あわせて1,300余を超える浅間神社の総本宮であり日本の象徴とも言える富士山を御神体とする。
「富士本宮浅間社記」によると、第7代孝霊天皇の御代に富士山が大噴火をした、とありその後、第11代垂仁天皇が起源前27年に浅間大神を山足の地に祀り山霊を鎮めたとあります。
つまり、この富士の山をお祭りしてから2000年以上の時を経ていると言う事で、その歴史はとてつもないものと言えます。
さて、そんな富士山本宮浅間大社にまつわる写真を撮影したいスポットですが、まず外せないのが浅間大社の大鳥居と富士山のツーショット。
ありきたりのショットですが多くの方が撮るからこそ是非、撮影したいシーンではないでしょうか?
また、徳川家康により寄進された本殿、拝殿とその向こうに浮かぶ富士山。
既に400年前からこの地に立つ歴史的な建造物である本殿や拝殿と御神体の富士山を一緒に治めた写真を是非とも撮りたいものです。
また、この富士山本宮浅間大社の横には清らかな富士の湧き水がつくりだした湧玉池があります。
この湧玉池の水は清涼そのもの!素晴らしいほどに透き通った池を是非、その眼で見て写真にも収めて欲しいスポットと言えます。
この富士山本宮浅間大社は現在の地に祭られたのはなんと西暦806年で、坂上田村麻呂が勅命によりこの地に造営したと伝えられています。
それ以前は現在の地から北に約6km登ったところにある現在の山宮浅間神社とされています。
せっかく富士の宮に行った際にはこの山宮浅間神社も是非訪れたい地です。
神社と言うと本殿や拝殿などがあるのですが、この山宮浅間神社にはそれらの社殿がありません。
奥にある遥拝所まで行くとわかるのですが、この遥拝所からはまっすぐに富士山の姿が拝めます。
つまり、浅間大社の御神体である富士山そのものをお祭りした古来からの様式で参拝できるのです。
また、体力に自身がある方であれば、是非一度は富士山に登頂してみるのも良いと思います。
夏の短い間になりますが富士登山には多くの方々が訪れチャレンジをしています。
写真を撮るのであれば少し離れた場所から登山者たちの持つライトの軌跡を撮影した夜景などの愉しみ方もありますね!
是非、富士宮にある富士山本宮浅間大社へ一度は足を運んでみてはいかがでしょうか?
アクセス
JR身延線富士宮駅より徒歩約10分
東名高速道路、富士インターから20分程
新東名自動車道、新富士インターから15分程