出世城として、徳川家康の生誕地として知られる岡崎城
春、満開の桜から顔を出す岡崎城の天守閣
日本各地に桜が愉しめる城址は数多くあり、そのひとつが岡崎城。日本の桜百選にも選出された岡崎城では毎年3月下旬から4月上旬に約800本のソメイヨシノが咲き乱れる。
桜の花の名所として近県から多くの観光客が訪れ、家康の生まれた岡崎城と桜のコラボレーションを愉しんでいる。
また、夜間はライトアップされた桜と天守閣の景色も写真家にはおすすめとなるスポット。
夏、花火職人の競い合いと並び浮かび上がる岡崎城
夏には全国的にも有名な岡崎の花火大会が岡崎城そばの河川にて開催される。
夜空に花開く大輪の花火とライトアップされ浮かび上がる天守閣。
さらに少し離れた場所からも大き目の花火が打ち上げられており花火と天守閣のコラボレーションは様々な角度から望める。
暗闇に浮かび上がる美しい人の手による花、その芸術を十分に堪能できる全国でも有数の花火大会で記念に残る一枚の写真を撮影したいものです。
秋、鮮やかに紅葉した木々と白い天守閣のコントラスト
また、秋には桜や楓などの紅葉がお城の白い壁に映える。
苔むして鮮やかな緑をまとう石垣と天守や巽閣の白い壁、そして美しく色づいたもみじ。
この季節は日本の美しさが存分に愉しめる、そんな岡崎城と言える。
冬、イルミネーションにいろどられた夜の妖しい岡崎城
そして、冬には夜間イルミネーションでいろどられた庭園が愉しめる。
昼間とはまったくの別世界へといろどられた岡崎城は幽玄な雰囲気が漂い、その中に白く浮かび上がった天守閣の幻想的な風景が望めます。
昼間は龍城堀にかかる純和風の朱塗りの神橋も青く闇に浮かび上がる。
普段見ることのない不思議な空間へと変わる。
天下人、徳川家康の生まれた岡崎城は春夏秋冬、四季を通じて被写体として愉しめる、そんなスポットです。
また、付近には徳川家康にちなんだ名所が数多くあり、岡崎を訪れた際には是非ともめぐって欲しい。
例えば松平氏の菩提寺である大樹寺は家康が独立を決定した逸話が残っており、さらに山門からはまっすぐに岡崎城の天守閣が見守れるように作られている。
アクセス
東名高速道路、岡崎インターより車で5分程
名鉄本線、東岡崎駅より徒歩15分程