四季折々の花が咲く花浄土: 長岳寺 (奈良県の観光、撮影スポット)

創建当時から残る唯一の建造物、鐘楼門も春には華やかな桜に映える - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット:長岳寺- -

関西有数の花の寺:長岳寺(奈良県天理市)

長岳寺は西暦824年に弘法大師が開いたと伝わる古刹で、その創建当時から残る鐘楼門は重要文化財にも指定されている。春には桜の花に囲まれた鐘楼門の風景が格別!

春には大門とともに桜の花が訪れる人を出迎える長岳寺 - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
春には大門とともに桜の花が訪れる人を出迎える長岳寺 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

春の訪れを桜が運ぶ、華やかな山の辺の風景:長岳寺

この長岳寺には訪れて欲しい、おすすめの季節が多くある。

そのひとつが春、桜の咲く季節である。

創建当時から残る唯一の建造物、鐘楼門も春には華やかな桜に映える - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット:長岳寺- -
創建当時から残る唯一の建造物、鐘楼門も春には華やかな桜に映える – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット:長岳寺- –

冒頭にも紹介したように長岳寺には創建当時から残る鐘楼門が重要文化財に指定されているが、この鐘楼門のすぐ脇に見事な花を咲かせる桜が植えられており、ともすれば涸れた風情の歴史的な建造物に艶を与える。

また、放生池を挟んで桜があるため池の水鏡に映りこむ春をも愉しめる。

参道や境内にはツツジの株が生えそろい、シーズンには華やかさも増す長岳寺 - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
参道や境内にはツツジの株が生えそろい、シーズンには華やかさも増す長岳寺 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

ツツジとカキツバタの競演が愉しめる:花浄土の長岳寺

この長岳寺のみどころのひとつが5月のカキツバタとツツジ。

ツツジは境内に焼く1,000株とされており、しかも3mほどの高さになる。このツツジの美しく華やかな花とともに、ここでもやはり冒頭で紹介した鐘楼門を含めた日本の初夏の美しさを写真に収めるのがおすすめ。

ツツジ、カキツバタ、桜、カエデと放生池の周りには四季によって彩を添える木々がたくさん - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット:長岳寺- -
ツツジ、カキツバタ、桜、カエデと放生池の周りには四季によって彩を添える木々がたくさん – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット:長岳寺- –

また、ツツジの株は参道のみならず放生池を縁取るようにも咲き誇っており、池の水面に映りこむ様がとても美しい。

さらに、このツツジが終わりかける頃には、放生池の中にカキツバタが咲き始め、早朝などには、まさに極楽浄土を思わせる幽玄な風景がただよう。

この早朝の清々しい空気の中で、ツツジとカキツバタが咲く様は花浄土の言葉がふさわしく、この風景は何が何でもカメラに収めたいものである。

広い境内には苔の美しい緑を愉しめるスポットも!日本庭園の美しさを堪能できる長岳寺 - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
広い境内には苔の美しい緑を愉しめるスポットも!日本庭園の美しさを堪能できる長岳寺 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

秋のもみじは夕方が美しい:長岳寺の錦秋

この長岳寺は花の寺として関西花の寺二十五ヶ所のひとつとなっているが秋のもみじも素晴らしい。

桜のほかにもカエデなどの落葉樹が数多く植えられているので、うつくしくいろどられたもみじは日本の紅葉100選に選定されるのも納得の絶景と言える。

このもみじの鮮やかさと鐘楼門の歴史を感じさせる佇まいの組み合わせ、また、放生池に映りこむ錦秋も写真に収めたい瞬間と言える。

かつて塔頭のひとつであった庫裏の庭園も美しい長岳寺 - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
かつて塔頭のひとつであった庫裏の庭園も美しい長岳寺 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

関西花の寺のひとつとされるだけあり、季節ごとに数々の花に境内がいろどられ、遠方からなどでは、どの季節に訪れるべきか、非常に悩ましくもある長岳寺。

ここは是非!すべてのシーズンに予定を立て花の開花状況などに合わせて訪れたい、そんな撮影スポットと言える。

アクセス

西名阪自動車道、天理インターより10分程

名阪国道、天理東インターより20分程

JR桜井線、柳本駅より徒歩20分程(タクシーで5分程)

 

住所:奈良県天理市柳本町508

 

長岳寺以外の奈良県の観光、撮影スポットはこちらから

奈良県の観光情報 - -関西地方- - の観光、撮影スポット「撮る旅」
奈良県の観光情報 – -関西地方- – の観光、撮影スポット「撮る旅」

 

日本のはじまりを助けた神剣を祀る:石上神宮(奈良県の観光、撮影スポット)

楼門脇につづく色あざやかで美しい回廊:石上神宮 - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -

古代より武門に信仰された石上神宮

石上神宮は神話にてヤマトの初代天皇とされる神武天皇が東征する際に遣わされた神剣:布都御魂をお祀りする日本最古の神社のひとつ。

その後、古代ヤマトの武門の棟梁である物部氏の氏神様として古代より信仰されてきた由緒ある神社となります。

ご祭神である御神剣:布都御魂大神と記された檜の大鳥居:石上神宮  - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
ご祭神である御神剣:布都御魂大神と記された檜の大鳥居:石上神宮 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

様々な神話に彩られ、歴史にも深いかかわりのある石上神宮は山の辺の道めぐりとも併せて訪れたいスポットです。

境内、周辺のおすすめ撮影スポット:石上神宮

境内には奈良県指定の天然記念物ワタカ(別名:馬魚)の棲む鏡池や樹齢300年を越え万葉の世には「布留の神杉」とも詠われた神杉、鎌倉時代に建立され重要文化財に指定されている楼門、同じく鎌倉時代に建立された国宝である拝殿など被写体としておすすめの撮影スポットが数多くあります。

楼門脇につづく色あざやかで美しい回廊:石上神宮  - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
楼門脇につづく色あざやかで美しい回廊:石上神宮 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

ほかにも小さいながらも趣のある手水鉢や、紅葉の時期には天理市内各所から望めるオオイチョウの木があるなど隠れた被写体もあります。

そこにあると知らなければ通り過ぎがちな苔の緑も美しい手水鉢:石上神宮  - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
そこにあると知らなければ通り過ぎがちな苔の緑も美しい手水鉢:石上神宮 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

また、隣接する神宮外苑公園や目の前を走る県道には桜の木が多く植えられており、春の桜の季節にはいっそうの華やぎを添え、車で石上神宮へ向かう際や、石上神宮から他のスポットへ向かい際にも気持ちよいドライブや散策を愉しめます。

石上神宮へと至る県道には桜の並木が続き春にはいっそうの華やぎを感じさせる  - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
石上神宮へと至る県道には桜の並木が続き春にはいっそうの華やぎを感じさせる – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

写真の撮影スポット以外にもおすすめの石上神宮

このサイトは写真の撮影がメインですが、写真撮影以外にこの石上神宮で気になったものを紹介します。

それはお守り。

神武天皇の神話にまつわるお話から、起死回生の御神劔守があります。このお守りは御神剣をデザインしておりちょっと男心をくすぐるお守りです(笑)

また、交通安全ステッカーも御神剣をデザインしたものとなっていて是非!車に張っておきたいものです。

とかく写真撮影をする方は車やバイクでの移動も多くなると思いますので、この石上神宮の交通安全ステッカーのご利益にあやかってみてはいかがでしょうか?

アクセス

名阪国道、天理東インターより5分程

西名阪自動車道、天理インターより15分程

JR桜井線、天理駅より徒歩30分程

住所:奈良県天理市布留町384

 

奈良県の他の観光、撮影スポットはこちら

奈良県の観光情報 - -関西地方- - の観光、撮影スポット「撮る旅」
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神の作った天への橋:天橋立(京都府の観光、撮影スポット)

いわゆる股のぞきから見える天橋立の風景は天にかかる橋の名にふさわしい - -京都府にある観光、撮影スポット- -

陸奥の「松島」・安芸の「宮島」と並び日本三景の一つに数えられる 天橋立 。

京都府北部、丹後半島の付け根に位置する天橋立。その全長は約3.6kmになり、細長い砂浜には、大小さまざまな松の木が生い茂っている、まるで天への架け橋かのように海にかかり宮津湾と阿蘇海とを隔てる。そのすがたをもとに名づけられたのが天橋立なのです。

日本三景に数えられ観光名所としても名高い天橋立 - -京都府にある観光、撮影スポット- -
日本三景に数えられ観光名所としても名高い天橋立 – -京都府にある観光、撮影スポット- –

この天橋立は神話の中では、イザナギのミコトがイナザミノミコトのもとへと、通うためにかけたという神の手によるかのような景観。この自然と言う神様が長い年月をかけてつくりあげた風景を是非、写真に収めたいものです。

また、周辺には笠松公園をはじめに、この素晴らしい天橋立を一望のもとにできる絶景スポットが多く存在します。

なかでも特におすすめしたいのが飛龍観と呼ばれる天橋立ビューランドからの股覗き。

まるで龍が天より下りくるかのように見え、そのさまは絶景の言葉がよく似合います。

いわゆる股のぞきから見える天橋立の風景は天にかかる橋の名にふさわしい - -京都府にある観光、撮影スポット- -
いわゆる股のぞきから見える天橋立の風景は天にかかる橋の名にふさわしい – -京都府にある観光、撮影スポット- –

また、年に数回だけお目にかかれる、雪化粧の中の天橋立は運よく雪となった場合にのみ幻想的なその姿を垣間見ることができ、一度はカメラに収めてみたいと思える絶景です。

この天橋立は神話の世界に残るほど美しく、そして自然の尊さ、自然の神秘さを感じられる絶好の地と言えます。

是非ともイザナギが通いし神秘の景観をそのカメラで切り取って遺していただきたい地です。

天橋立と陸地を結ぶ廻旋橋は珍しい被写体としてもおすすめ - -京都府にある観光、撮影スポット- -
天橋立と陸地を結ぶ廻旋橋は珍しい被写体としてもおすすめ – -京都府にある観光、撮影スポット- –

また、天橋立の周辺には海越しの風景が独特で被写体として人気の伊根の舟屋などもあり京都府の北部の観光、撮影スポットとして一緒にまわるのもおすすめです。

アクセス

京都縦貫自動車道、宮津天橋立インターより10分程

京都丹後鉄道、天橋立駅より徒歩5分程

 

住所:京都府宮津市字文珠314

 

京都府にある観光、撮影スポットはこちら

京都府の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
京都府の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

1300年のときを知る、 奥山田のしだれ桜 (愛知県岡崎市の観光、撮影スポット)

夜間スポットライトを浴び輝きを増す奥山田のしだれ桜 - -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- -

1300年前、当時の持統天皇が行幸された際に自らお手植えされたとの伝承が残る桜の木「 奥山田のしだれ桜 」が愛知県岡崎市にある。

日本各地に樹齢千年を越える桜の古木があるが、そんな古木の中のひとつ。

早朝、澄んだ空気のなかの奥山田のしだれ桜 - -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- -
早朝、澄んだ空気のなかの奥山田のしだれ桜 – -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- –

この奥山田のしだれ桜はエドヒガンザクラの古木で日本全国で桜の代名詞として愛されるソメイヨシノよりも少し早く花を開かせます。見ごろは3月下旬から4月の上旬あたりで周辺のソメイヨシノのつぼみが開き始める頃に満開を迎えます。

近くの道路から見た奥山田のしだれ桜道路わきの石灯篭と - -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- -
近くの道路から見た奥山田のしだれ桜道路わきの石灯篭と – -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- –

1300年のときを刻んできたエドヒガン:奥山田のしだれ桜

奥山田のしだれ桜は周辺から一段高い山の中腹に植えられています。近年では周辺にも少しずつ桜が増えていますが、やはり1300年の古木は圧倒的な存在感を出しています。

奥山田のしだれ桜、周囲の山に作られた遊歩道から迫力のすがたを見られる - -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- -
奥山田のしだれ桜、周囲の山に作られた遊歩道から迫力のすがたを見られる – -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- –

約17mの高さから滝のようにしだれ落ちる枝に無数の美しい花々が咲き周囲をひときわ華やかにいろどっています。

見ごろの期間は夜間のライトアップも美しい奥山田のしだれ桜

桜と言えばやはり夜桜。この奥山田のしだれ桜も見ごろの祭り期間には夜間にライトアップされ、その優美なすがたを暗闇に浮かび上がらせます。

夜間ライトアップされ闇に白く浮かび上がる奥山田のしだれ桜 - -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- -
夜間ライトアップされ闇に白く浮かび上がる奥山田のしだれ桜 – -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- –

中には水を張った田んぼもあり水面に映りこむ桜を見られるポイントもあり、撮影に絶好のスポットと言えます。

夜間ライトアップされた奥山田のしだれ桜は周囲の闇に白く浮かび上がり、さらには周りが山肌のため風も少なく撮影にも適しているといえます。

夜間スポットライトを浴び輝きを増す奥山田のしだれ桜 - -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- -
夜間スポットライトを浴び輝きを増す奥山田のしだれ桜 – -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- –

岡崎市周辺には桜のスポットもたくさん!

また、奥山田のしだれ桜周辺には、参道の杉木立と境内の苔が美しい龍渓院や奥殿陣屋、岩津天満宮(過去記事はこちら)、さらに岡崎市街には岡崎城(過去記事はこちら)や大樹寺など一緒に回りたい観光、撮影スポットも数多くあります。

さらに豊田市に入れば以前、撮る旅でも紹介した松平郷(過去記事はこちら)などもあり桜の美しさを撮りたいスポットはもりだくさん。

是非、1300年のときの流れを感じる一枚の写真を撮る旅へ出かけてみてください。

アクセス

伊勢湾岸自動車道、豊田東インターより10分程

東名高速道路、岡崎インターより20分程

 

住所:愛知県岡崎市奥山田町屋下28

 

愛知県のほかの観光、撮影スポットはこちらから

愛知県の観光情報 - -東海地方- - の観光スポット「撮る旅」
愛知県の観光情報 – -東海地方- – の観光スポット「撮る旅」

トンネル越しに見る河津の桜並木(愛知県新城市長篠の観光、撮影スポット)

暗く古いトンネルの中から見る河津の桜並木は幻想的でもある - -愛知県新城市長篠にある観光、撮影スポット- -

長篠にある古いトンネルと河津の桜並木

長篠、と聞けば長篠の戦が思い浮かぶ方が多そうですが、その長篠にある河津の桜並木は観光、撮影スポットとして、とってもおすすめしたい場所です!

新城市長篠、かつて奥三河を走った鉄道の跡地に河津桜の並木道があります。

河津の桜並木、その向こうにトンネルが口を開ける - -愛知県新城市長篠にある観光、撮影スポット- -
河津の桜並木、その向こうにトンネルが口を開ける – -愛知県新城市長篠にある観光、撮影スポット- –

この長篠にある河津の桜並木は河津桜のふるさとでもある、河津町商工会の方々と地元商工会の方々が線路跡の道路脇に植えたのが始まりとのこと。

この撮影スポットのおすすめは、トンネルの中から見る桜。

現在では約30本の河津桜が見ごろの際には桜並木のトンネルを作り出す。

古いトンネルのため内部は暗く、その暗さの向こうに見えるほんのり赤みがかった河津桜が出迎える様は画になります。

暗く古いトンネルの中から見る河津の桜並木は幻想的でもある - -愛知県新城市長篠にある観光、撮影スポット- -
暗く古いトンネルの中から見る河津の桜並木は幻想的でもある – -愛知県新城市長篠にある観光、撮影スポット- –

山間部だからこその星空と河津桜との組み合わせ

また、山間部の撮影スポットならではのキレイな星空と河津桜との競演も是非、おすすめしたいショットです。

河津の桜並木は山間部にあるため晴れた夜には星空も綺麗に拡がる - -愛知県新城市長篠にある観光、撮影スポット- -
河津の桜並木は山間部にあるため晴れた夜には星空も綺麗に拡がる – -愛知県新城市長篠にある観光、撮影スポット- –

観光スポットとしてはあまり知られていないけれども、写真家の間ではひそかに有名になってきている、この長篠にある河津の桜並木、3月のなかばころに訪れてみてはいかがでしょうか?

付近には観光スポットとしても知られる、鳳来寺や阿寺の七滝、乳岩峡など自然の作り出した景観や歴史のある撮影スポットが多くあり、また宿泊なども近くに湯谷温泉があるので、泊りがけで一緒にめぐってみることをおすすめします。

是非、暗いトンネルを抜けたあとに出迎えてくれるキレイな河津桜の景観を写真に収めてみてください。

アクセス

新東名高速道路、新城インターより10分程

東名高速道路、豊川インターより40分程

JR飯田線、本長篠駅より徒歩10分程

 

愛知県新城市長篠杉下8-1

 

愛知県にあるそのほかの観光、撮影スポット

愛知県の観光情報 - -東海地方- - の観光スポット「撮る旅」
愛知県の観光情報 – -東海地方- – の観光スポット「撮る旅」

京都らしい風情が愉しめる: 祇園白川 (京都府の観光、撮影スポット)

さくらの咲く頃の擬音白川:巽橋 - -京都、祇園白川- -

 祇園白川 は京都に住む方々でさえ「京都らしい」と言える観光、撮影スポット

昔ながらの風情が残る御茶屋が並ぶ通り、石畳が敷かれたみち、白川の向こうに立ち並ぶ町屋、白川にかかる橋、どれをとっても京都。そんなスポットは祇園界隈にしかないのでは?

なぜか心惹かれる京都:祇園の路地と町屋  - -京都、祇園白川- -
なぜか心惹かれる京都:祇園の路地と町屋 – -京都、祇園白川- –

春、満開の桜の下を歩く人波

春の桜が咲く頃の祇園の華やぎは格別のものがあります。

上でも書いたように、これぞ京都!と言う風情に美しい桜の花が添えられると写真家ならずともシャッターを切るしかありません。そんな華やかさと古い街並みを一枚に収めた写真を撮りたいおすすめの撮影スポットです。

さくらの咲く頃の擬音白川:巽橋  - -京都、祇園白川- -
さくらの咲く頃の擬音白川:巽橋 – -京都、祇園白川- –

祇園白川にかかる巽橋

白川にかかる巽橋。ちいさな橋なのに、異様に惹きつけられる。京都の橋を代表する小さな橋かもしれない。

この周辺には白川にかかる橋は他にもあるが、やはり巽橋がもっとも美しく感じる。

この巽橋を渡った先には町屋の間を抜ける小さな通り。

町屋の間を抜ける路地と白川にかかる巽橋  - -京都、祇園白川- -
町屋の間を抜ける路地と白川にかかる巽橋 – -京都、祇園白川- –

京都を訪れた際には是非とも立ち寄って欲しい、そんなちいさな橋です。

京都の町屋建築をコレでもかと愉しめる祇園白川

この周辺は本当に映える。

写真でも映像でも映える。このあたりを着物を着て歩けばえもいわれぬ気持ちになれるのかもしれない。が、写真を撮る人には被写体となるのかも?(笑)

夜のライトの照らされた桜と白川  - -京都、祇園白川- -
夜のライトの照らされた桜と白川 – -京都、祇園白川- –

お茶屋が軒を連ねるこの付近には舞妓さんも多く歩いており、京都というまちを象徴するようなシャッターチャンスに出会えることだろう。

やはり、満開の桜がライトアップされ、その下の石畳のみちを歩く舞妓さん、そんな写真を心ゆくまで撮り続けたい撮影スポットではないだろうか?

アクセス

京阪電車、祇園四条駅より徒歩5分程

京阪電車、三条駅より徒歩10分程

阪急電車、河原町駅より徒歩10分程

 

「吾唯知足」のつくばい:龍安寺(京都の観光、撮影スポット)

「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」のつくばい - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -

龍安寺 のつくばいにある「吾唯知足」(われ、ただ、たるを、しる)

情報が多く、常に何かを求めてしまう現代人(現代人に限らないかも?)には是非ともこの龍安寺を訪れ有名な石庭を眺めながら、足りていることを知りたいものですね。(私自身が筆頭ですが・・・(笑)

緑の多い境内では美しい撮影スポットが数多い - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
緑の多い境内では美しい撮影スポットが数多い – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

この龍安寺には有名なものが上記のつくばいの他に、枯山水の石庭、鏡容池と四季折々の表情を愉しめる観光、撮影スポットと言えるでしょう。

春には椿、桜など、夏には生命のチカラがみなぎる若々しい新緑、秋には見事なもみじ、冬は雪景色、これほど美しく四季の移ろいを感じられるスポットはあまりないと言えます。

秋には赤く染まる境内も夏には若々しい緑のなか - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
秋には赤く染まる境内も夏には若々しい緑のなか – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

春の龍安寺

春には有名な枯山水の石庭、その油土塀の向こうから美しい枝垂れ桜の花が顔を出します。

枯山水の石庭に艶を与えるようなこの姿をカメラに収めたいものです。

まだ花の少ない石庭 - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
まだ花の少ない石庭 – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

夏の龍安寺

夏、枯山水の石庭は涼やかさを感じさせ、境内にあるカエデなどの木々は若々しい新緑を輝かせて、訪れる人々にもチカラを与えてくれる、そんな風景を愉しめます。

生命のチカラがあふれる、この風景を写真に撮影したいスポット。

若々しい活気に満ち溢れた緑の境内 - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
若々しい活気に満ち溢れた緑の境内 – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

秋、あざやかな色に包まれる龍安寺

鏡容池に映りこむ色鮮やかなもみじにいろどられた境内は、冬の訪れを感じさせ、寂しさを少しだけ感じさせる艶やかさも持っています。

鏡容池の水鏡に映るこの世ではないような世界を撮影してみるもの良いものですね。

冬の寂しげでいて、チカラを蓄えているような石庭

冬の龍安寺はやはり雪の積もった景色が一番。枯山水が全てを多い尽くした世界のようにも思える絶景を切り取った写真を撮りたいものですね。

冬の雪景色も映える竜安寺の石庭 - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
冬の雪景色も映える竜安寺の石庭 – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

京都、と言う地には不思議なチカラを感じます。

龍安寺はそんな中でも禅のこころをすべてのスポットで感じることができ、まさに「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」の世界を実感できるのではないでしょうか?

「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」のつくばい - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」のつくばい – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

龍安寺で満ち足りた気持ちを取り戻し、京のまちでくつろげば、きっと翌日からの活力も湧き上がってくる、そんな気持ちにさせてくれることでしょう。

京都のまちには1日2日で回りきれない撮影スポットがあります、四季ごとに訪れて、その都度、足るを知り、日本の心をしっかりと取り戻したいものですね。

アクセス

名神高速道路、京都南インターより30分程

京福電鉄、龍安寺駅より徒歩7分程

 

↓ その他京都の観光、撮影スポットはこちら ↓

京都府の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
都府の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

安倍晴明が修行した阿寺の七滝(愛知県新城市の観光、撮影スポット)

下からは最上部まで見えないが美しい曲線を描く阿寺の七滝 - -愛知県の観光、撮影スポット:阿寺の七滝- -

平安時代の陰陽師:安倍晴明が若年期に修行したとの伝説が残る地、阿寺の七滝。

日本の滝100選に愛知県内で唯一、選出された滝でもあります。

七段にかかる、優美な曲線をもった阿寺の七滝

阿寺の七滝

この阿寺の七滝のおすすめポイントは豊かな自然に囲まれた美しい滝の姿。

駐車場から約900mほど歩いた先に阿寺の七滝があるのだが、そこまでの起伏の少ない歩きやすい遊歩道では緩やかに流れる川のせせらぎを左に聞きながら歩いてゆく。

阿寺の七滝へ向かう途中、振り返れば緑の中をすすむ道が伸びる  - -愛知県の観光、撮影スポット:阿寺の七滝- -
阿寺の七滝へ向かう途中、振り返れば緑の中をすすむ道が伸びる – -愛知県の観光、撮影スポット:阿寺の七滝- –

道中には苔むした杉の木など美しい緑の景色が広がり、写真を撮るのにも最適!

春から初夏にかけてのまぶしいばかりの新緑に包まれた遊歩道

杉の巨木の根元は鮮やかな緑の苔に覆い尽くされている  - -愛知県の観光、撮影スポット:阿寺の七滝- -
杉の巨木の根元は鮮やかな緑の苔に覆い尽くされている – -愛知県の観光、撮影スポット:阿寺の七滝- –

夏には岩肌の露出した山肌に咲くイワタバコの花

秋には美しい紅葉の中をすすむ遊歩道

と訪れる季節によってみどころもたくさん。

光に照らされ真新しい緑の木々も秋には錦に染まる  - -愛知県の観光、撮影スポット:阿寺の七滝- -
光に照らされ真新しい緑の木々も秋には錦に染まる – -愛知県の観光、撮影スポット:阿寺の七滝- –

そして滝へたどり着けば、豪快さはないものの優雅に流れ落ちる美しい曲線を持った阿寺の七滝が出迎えます。

夏には滝から流れる渓流で水遊びも楽しめるスポットで水に関連する写真が多く撮れる撮影スポットです。

下からは最上部まで見えないが美しい曲線を描く阿寺の七滝  - -愛知県の観光、撮影スポット:阿寺の七滝- -
下からは最上部まで見えないが美しい曲線を描く阿寺の七滝 – -愛知県の観光、撮影スポット:阿寺の七滝- –

また周辺には車でさらに山へと走った先に愛知県最大の百間滝と言う趣の違った滝もあり、こちらもおすすめです。

ゼロ磁場に流れる迫力の滝:百間滝

百間滝

阿寺の七滝から北東へ行った先には長野県の分杭峠と同じく日本最大の断層である中央構造線上のゼロ磁場にひときわ大きな滝:百間滝がある。

この百間滝は全長が120mほど、落差は43mもある愛知県で最大と言われる滝。

愛知県で最大と言われる百間滝の迫力ある姿  - -愛知県の観光、撮影スポット:百間滝- -
愛知県で最大と言われる百間滝の迫力ある姿 – -愛知県の観光、撮影スポット:百間滝- –

この滝も緑あふれる自然の中にあり、初夏の新緑に包まれた滝の姿は清涼そのももの姿と言えます。また、秋のもみじに包まれた滝も写真に撮るのにおすすめ!

ただし、こちらは付近の道路が一部通行止めになることが多いので事前に道路状況を調べてから行くことをおすすめします。

※道順がかわるだけで百間滝まではいけるようにはなっているはずです。

また、付近にはゼロ磁場のパワースポットから湧き出す水を汲める場所もあり、せっかくのパワーあふれる水を持ち帰れるようになっていますので、ペットボトルやタンクなどももって行くと良いと思います。

その、ほかにも周辺には鳳来寺や乳岩峡、河津桜の並木道、四谷の千枚田など多くの観光、撮影スポットがあり、新城市など奥三河へ行く際には是非、まわって多くの絶景を撮影してみてください。

アクセス

阿寺の七滝

新東名高速道路、新城インターより20分程

三遠南信自動車道、鳳来峡インターより20分程

百間滝

新東名高速道路、新城インターより30分程

三遠南信自動車道、鳳来峡インターより10分程

阿寺の七滝と百間滝の間は車で10分程の距離です。

 

愛知県の観光情報 - -東海地方- - の観光スポット「撮る旅」
愛知県の観光情報 – -東海地方- – の観光スポット「撮る旅」

急勾配の峠みち:暗峠(大阪府、奈良県境にある観光、撮影スポット)

冬の空気の数だ日には、生駒山から西の方角にきらきらと光る平野が望める - -奈良県、大阪府の観光、撮影スポット- -

松尾芭蕉が最期に旅をした暗峠(くらがり峠)

奈良時代より街道として使われてきた暗峠

「菊の香に くらがり越ゆる 節句かな」これは江戸時代に松尾芭蕉がその最期の旅となる奈良から大阪へ至る際に、この暗峠にて詠んだ句である。

奈良県と大阪府境にある暗峠の石畳の峠道 - -奈良県、大阪府の観光、撮影スポット- -
奈良県と大阪府境にある暗峠の石畳の峠道 – -奈良県、大阪府の観光、撮影スポット- –

この暗峠は古来、大阪と奈良を結ぶ最短距離の街道として整備され、江戸時代には現在も頂上付近に残る石畳の道が敷かれたとされている。

また、この暗峠を越える暗越奈良街道は日本のみち100戦に選定されており、特に峠頂上部分の付近の石畳の街道の風情は写真に収めるのに格好の被写体と言えます。

この暗峠へ登りゆく道は大阪府側、奈良県側ともに車でも苦労するほどの急勾配が続いており、徒歩でゆっくりと上って行くのがおすすめです。

奈良時代より使われてきた峠道:暗峠 - -奈良県、大阪府の観光、撮影スポット- -
奈良時代より使われてきた峠道:暗峠 – -奈良県、大阪府の観光、撮影スポット- –

酷道としても有名な狭く急勾配のつづく峠道

奈良県生駒市と大阪府東大阪市をむすぶ暗峠は酷道と書かれる国道でも有名。

元祖、日本最強の国道とも呼ばれるこの暗峠は、その短い距離での高低差が大きく車での往来にも難渋するほどの急勾配が続く道。

写真撮影ではあまり関係はないのかもしれませんが、一部のファン層に人気のスポットです。

温かみのある色づきの美しいもみじ風景:暗峠

暗峠を散策する際に、おすすめしたい季節は、その山々が暖かい色に染まる紅葉の季節。奈良時代より使われてきた街道に沿って山を登ってゆけば、途中には棚田の風景などもあり、周囲の紅葉とともにカメラに収めたい風景が続く。

暗峠には温かみのある色合いに染められた紅葉がひろがる
暗峠には温かみのある色合いに染められた紅葉がひろがる

夜、生駒の山から見える絶景

暗峠の頂上付近にさしかかるとからは奈良方面、大阪方面ともに見晴らしの利くスポットがある。

また、頂上からは南北にハイキングコースも交差しており山道を歩けば大阪の広大な夜景を望めるスポットも点在する。

そんな夜景スポットの中でも、もっともおすすめのポイントは信貴生駒スカイラインからアクセスが容易な府民の森内のぼくらの広場。

ここからは圧倒的な大阪の夜景が目の前に広がる。

冬の空気の数だ日には、生駒山から西の方角にきらきらと光る平野が望める - -奈良県、大阪府の観光、撮影スポット- -
冬の空気の数だ日には、生駒山から西の方角にきらきらと光る平野が望める – -奈良県、大阪府の観光、撮影スポット- –

空気の澄んだ日には遠く明石海峡大橋まで見渡すことができ、暗い夜道にもかかわらず、この絶景を求めて多くの人が訪れる。

アクセス

第二阪奈有料道路、壱分料金所より車で15分程(暗峠)

近鉄生駒線、南生駒駅より徒歩(ハイキング)1時間程

奈良県の観光、撮影スポットの一覧はこちら

奈良県の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
奈良県の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

三河のあじさい寺:本光寺(愛知県幸田町の観光、撮影スポット)

山門へと続く坂道の参道、両脇にはあじさいが咲く - -愛知県:本光寺- -

梅雨の時期、風情ある趣を愉しめるあじさい寺(愛知県幸田町の観光、撮影スポット)

幸田町観光協会:本光寺紹介ページ

日本各地にあるあじさい寺と呼ばれる寺院、そのなかでも三河のあいじさい名所として知られるのが幸田町深溝にある本光寺。

秋、紅葉した楓と山門の風景 - -愛知県の観光、撮影スポット:本光寺- -
秋、紅葉した楓と山門の風景 – -愛知県:本光寺- –

雨の日にこそ撮影したくなる風情ある寺院

梅雨、雨、普段生活をしていると必要ではあるけれど、あまり歓迎できないものではあります。しかし雨降る日にこそ撮れる画があります。

梅雨の雨が降る中、この時期にしか愉しめないあじさいの趣を目当てに多くの人が幸田町の本光寺を訪れます。

東廟所入り口の風景。あじさいの花 - -愛知県の観光、撮影スポット:本光寺- -
東廟所入り口の風景。あじさいの花 – -愛知県:本光寺- –

境内には15種類1万本にもおよぶあじさいが咲き乱れ、あじさい寺の名にふさわしい風景を魅せてくれます。

山門へと続く坂道の参道、その脇を埋め尽くすあじさいの花。

山門の奥には雨に濡れ美しい緑のじゅうたんとなる苔むした庭のあちこちに咲くあじさい。

苔むした庭園に伸びる石畳のみち - -愛知県の観光、撮影スポット:本光寺- -
苔むした庭園に伸びる石畳のみち – -愛知県:本光寺- –

その中を縫うようにすすむ石畳のみち。

歴代の深溝松平氏の墓所にもあじさいの花は咲き乱れます。

雨の日の薄暗いなかにこそある、日本の風景を愉しみ、そしてカメラに収めるために訪れたい観光、撮影スポットと言えます。

本堂前の苔むした日本庭園には可愛いお地蔵様も - -愛知県の観光、撮影スポット:本光寺- -
本堂前の苔むした日本庭園には可愛いお地蔵様も – -愛知県:本光寺- –

あじさいだけではない花の寺:本光寺の梅と椿

三河のあじさい寺の別名を持つ幸田町の本光寺。

あじさいだけではなく春には椿が、そして梅の花が境内をいろどります。

梅の花は本堂前に10種類、約80本が植えられており、美しい花が梅の香とともに訪れる人々を愉しませる。

本堂前の梅の花 - -愛知県の観光、撮影スポット:本光寺- -
本堂前の梅の花 – -愛知県:本光寺- –

満開の時期に願掛け亀の高台から本堂を望めば梅の花の海に本堂の屋根が浮かぶ、そんな風景が広がります。

また、椿の花も約200種、5000本もの木が植えられており本堂裏の山の斜面を埋め尽くします。

本堂前、石畳のみちにおちた椿の花 - -愛知県の観光、撮影スポット:本光寺- -
本堂前、石畳のみちに落ちた椿の花 – -愛知県:本光寺- –

幸田町深溝の谷間の地に春の訪れを告げる梅の花、まるで香り立つような美しい一枚の写真を撮影したい、そんなスポットと言えるでしょう。

花以外にも見所の多い歴史ある本光寺

愛知県幸田町にあるこの本光寺、創建は約500年も前のこと、西暦1523年にこの深溝の地を領した深溝松平氏によって建立されました。

この深溝松平氏は徳川家康の天下取りを支えた十四松平氏家のひとつ。

この本光寺の特徴は、江戸時代に多くの領主が移動すると、その家の菩提寺もともに移動するのがほとんどでしたが、この本光寺は深溝松平氏が遠く九州の島原へと移動しても、三河に残りました。

西廟所も梅の花、あじさいなどでいろどられる - -愛知県の観光、撮影スポット:本光寺- -
西廟所も梅の花、あじさいなどでいろどられる – -愛知県:本光寺- –

通常は移動した先で亡くなられた殿様は、その地に建てられた菩提寺に葬られるのですが、深溝松平氏のお殿様は遠くふるさとに運ばれ、この本光寺に葬られたとのことです。

当時は九州島原からこの地まで非常に長い道のりをゆっくりと時間をかけて里帰りをされたのでしょう。

山門へと続く坂道の参道、両脇にはあじさいが咲く - -愛知県:本光寺- -
山門へと続く坂道の参道、両脇にはあじさいが咲く – -愛知県:本光寺- –

是非、この地で500年続く歴史ある寺院を、その季節をいろどる花々とともに写真を撮る旅へでかけませんか?

アクセス

国道23号線岡崎バイパス、幸田芦谷インターより車で10分程

JR東海道本線、三ヶ根駅より徒歩5分程

 

本光寺のほか愛知県にあるおすすめ観光、撮影スポット

愛知県の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
愛知県の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」