冬のイベント雪み街道(愛知県豊田市稲武の観光、撮影情報)

くらやみに暖かな灯りが川沿いにも並び浮かび上がる「雪み街道」 - -豊田市稲武- -

・雪み街道(稲武どんぐりの里)

いなぶ観光協会

年に1回2月第一土曜日に稲武どんぐりの里にておこなわれる雪み街道。2018年は節分の日である2月3日に開催されました。

くらやみに暖かな灯りが川沿いにも並び浮かび上がる「雪み街道」 - -豊田市稲武- -
くらやみに暖かな灯りが川沿いにも並び浮かび上がる「雪み街道」 – -豊田市稲武- –

愛知県内では数少ない「雪」を使ったイベントで雪で作られた灯ろうが数多く配置されます。灯篭なのでもちろん内部にはろうそくによって灯りがともされており幽玄な雰囲気のなか、子供たちをはじめ多くの人々が思い思いに愉しみます。

雪の灯ろうに灯されたろうそくの明かりがほのかに暖かい「雪み街道」 - -豊田市稲武- -
雪の灯ろうに灯されたろうそくの明かりがほのかに暖かい「雪み街道」 – -豊田市稲武- –

もちろん写真家にも人気のイベントで暗闇のなかにうかぶ雪の灯ろうは柔らかな、温かみのあるオレンジ色のあるろうそくの灯によって照らし出されます。

愛知県内でも特に寒い地域で行われるこのイベントは寒さをいっときだけ忘れさせてくれるほどの賑わいです。

雪で作られた灯ろうが雪の山に飾られる「雪み街道」 - -豊田市稲武- -
雪で作られた灯ろうが雪の山に飾られる「雪み街道」 – -豊田市稲武- –

特に愛知県内ではこのような之を使ったイベントが少ないため、名古屋をはじめ周辺から訪れてみてはいかがでしょうか?

ちょうど暦の上では春へと変わる寒さの厳しい季節に開催される、豊田市の稲武どんぐりの里で白い雪がほのかに照らされる風景を撮影してみてください。

雪で作られた灯ろうのなかであたたかく揺れるろうそくのともしび「雪み街道」 - -豊田市稲武- -
雪で作られた灯ろうのなかであたたかく揺れるろうそくのともしび「雪み街道」 – -豊田市稲武- –

また、周辺には戦国時代の城跡である武節城址や夏焼温泉、また茶臼山高原までも程近いのでゆっくりと愉しんでみてはどうでしょうか?

アクセス

お車:国道153号線沿い。
中央自動車道   恵那インターから40分程、飯田山本インターから60分程
東海環状自動車道 豊田勘八インターから45分程、鞍ヶ池PAスマートインターから45分程
新東名高速道路  新城インターから60分程

愛知県の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
愛知県の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

千本鳥居が有名なお稲荷さんの総本社:伏見稲荷大社(京都市伏見区の観光、撮影スポット)

薄く照らされた鳥居が異界へいざなう雰囲気を出す千本鳥居 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -

・商売繁盛の神として日本全国に社が点在するお稲荷さんの総本社:伏見稲荷大社

伏見稲荷大社

商売繁盛の神として日本全国に3万社もあり「お稲荷さん」として親しまれている稲荷社。その総本社に当たるのが京都市伏見区にある伏見稲荷大社です。

写真愛好家にとっても本殿から奥社へと続く道に出現する千本鳥居の独自の風景は被写体として愉しませてくれ、この地を訪れた方が必ず撮影するスポットです。

朱をくぐり続ける異様な風景:千本鳥居 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -
朱をくぐり続ける異様な風景:千本鳥居 – -京都市伏見区伏見稲荷大社- –
薄く照らされた鳥居が異界へいざなう雰囲気を出す千本鳥居 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -
薄く照らされた鳥居が異界へいざなう雰囲気を出す千本鳥居 – -京都市伏見区伏見稲荷大社- –

この伏見稲荷大社は24時間いつでも参拝することができるため、深夜や早朝などの人の少ない時間帯を狙って思い思いに写真を撮影するのがおすすめです。

また、本殿の背後にそびえる稲荷山にも熊鷹社、一ノ峰(上社神蹟)、間ノ峰(荷田社神蹟)など多くの社が立ち並んでおり、写真を撮影しながらぐるりと回って見れば、数多くの素敵なスポットを見つけることができるのではないでしょうか?

暗闇のなか、鮮やかな朱をまとう伏見稲荷大社 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -
暗闇のなか、鮮やかな朱をまとう伏見稲荷大社 – -京都市伏見区伏見稲荷大社- –

また、稲荷山の見晴らしの利く場所にはちょうちんでカタチ作られた鳥居が建っており、夜には楼門や本殿の背後に浮かび上がる紅い鳥居を捕らえることもできます。

闇に浮かぶ稲荷山に浮かび上がる提灯鳥居 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -
闇に浮かぶ稲荷山に浮かび上がる提灯鳥居 – -京都市伏見区伏見稲荷大社- –

また、夜の伏見稲荷大社の風景には是非とも訪れたいときがあります。それは毎年7月に行われる本宮祭です。

この本宮祭は7月、土用の丑の日の次の日曜か祝日に開催され今年2018年は7月22日(日)となります。この本宮祭が行われる際には、拝殿などの建物や千本鳥居をはじめ伏見稲荷大社のいたるところに赤いちょうちんが灯されます。その数は1万余りとも言われ、まさに圧巻の風景と言えます。

お稲荷さんを象徴するキツネの狛犬 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -
お稲荷さんを象徴するキツネの狛犬 – -京都市伏見区伏見稲荷大社- –

この本宮祭が開催されるときの伏見稲荷大社は、いつもにも増して異世界と言う雰囲気を強くかもし出します。この風景は写真家ならずとも多くの方が訪れ愉しみます。

是非、この異界へと通じたかのような伏見稲荷大社をカメラに収めて歩き回ってみたいものですね。

昼間と違い人の居ない深夜の奥社 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -
昼間と違い人の居ない深夜の奥社 – -京都市伏見区伏見稲荷大社- –

さらにこの伏見稲荷大社近くには古くから続くみやげ物店などが軒を連ねる通りや住宅街を抜けた先には江戸時代中期に活躍した画家:伊藤若冲の晩年作である五百羅漢を裏山に配した石峰寺などもあり、伏見稲荷大社とは違った風景を写真に収めることができます。

石峰寺

是非、京都へ行った際には伏見稲荷大社近くに多くの時間を割き納得ゆくまで写真の撮影をしてみてはいかがでしょうか?

京都府の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
京都府の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

ふるくからの山岳修行の地、鳳来寺(愛知県新城市の観光、撮影スポット)

参道の途中、緑あざやかな参道途中の塔頭跡 - -愛知県新城市鳳来寺- -

・独特の山容に囲まれた鳳来寺の観光、撮影情報(愛知県新城市)

はるか昔、西暦702年に利修仙人により、開山されたと伝わる由緒のある薬師寺。

約1400万年前にあったとされる火山の名残りが強く残る険しい山容を背にした本堂の風景など日本全国を探してもなかなかにお目にかかれない風情を持っています。

険しい岩肌をバックに建つ鳳来寺 - -愛知県新城市鳳来寺- -
険しい岩肌をバックに建つ鳳来寺 – -愛知県新城市鳳来寺- –

古くは平安末期に源頼朝が匿われ、その後源氏の棟梁として天下を統べ、源頼朝に再興されたと言われ、また徳川家康の誕生前には父、松平広忠が世継ぎを求め家康の母である於大の方と参篭し家康公を授かったとされる伝説があるなど、日本の歴史の節目に深くかかわりを持ってきた寺院。

鳳来寺本堂前から望む絶景 - -愛知県新城市鳳来寺- -
鳳来寺本堂前から望む絶景 – -愛知県新城市鳳来寺- –

江戸時代には徳川家康誕生の秘話やそのほかの伝説(家康存命中に鳳来寺の本尊である薬師如来を守護するの十二神将のひとつ真達羅大将が消失しており家康はこの真達羅大将の化身であるする伝説)により徳川三代将軍家光により東照宮や仁王門などが建立されており見所も数多くあります。

石段の途中、木々に囲まれた静寂の仁王門 - -愛知県新城市鳳来寺- -
石段の途中、木々に囲まれた静寂の仁王門 – -愛知県新城市鳳来寺- –

現在では車で本堂近くまで登ることができる道路もありますが、できれば1425段にもなる、かつて家康の父母も家康の誕生を願って昇った、この昔ながらの石段の途中にある上記の仁王門、見事な傘杉など多くの写真撮影スポットをめぐりながら、ゆっくりと登ることをおすすめします。

参道の途中、緑あざやかな参道途中の塔頭跡 - -愛知県新城市鳳来寺- -
参道の途中、緑あざやかな参道途中の塔頭跡 – -愛知県新城市鳳来寺- –
門谷にある鳳来寺参道の入り口 - -愛知県新城市鳳来寺- -
門谷にある鳳来寺参道の入り口 – -愛知県新城市鳳来寺- –

少し大変ではありますが、その甲斐のある景観を十分に愉しめる観光スポットと言えます。

車で登った駐車場の先に見える絶景 - -愛知県新城市鳳来寺- -
車で登った駐車場の先に見える絶景 – -愛知県新城市鳳来寺- –

是非、本堂前からの見事な眺望、本堂の背後にそびえる険しい自然の山々などの絶景、日本の武士社会(ふたつの将軍家の初代)に強く関わった歴史、そしてその浪漫をカメラに収めたい、そんな写真家、歴史家のおすすめスポットです。

参道の途中にそびえる綺麗なカタチの傘杉 - -愛知県新城市鳳来寺- -
参道の途中にそびえる綺麗なカタチの傘杉 – -愛知県新城市鳳来寺- –

さらに、体力に自身のある方におすすめしたいのが鳳来寺の奥の院や7本杉(現在は6本、1本を使い本尊の薬師如来像が作られています)、鳳来寺山山頂とめぐってみるのも、昔の修行を少し味わえ、さらに絶景も拝めます。是非、挑戦してみてください。

愛知県の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
愛知県の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

紅葉が美しい松平郷(松平東照宮、松平城址、高月院):愛知県豊田市も観光、撮影スポット

大給城址のカエデ:ひっそりと佇む山中の城址、そこでは見事な紅葉をひとりじめできる場所が - -愛知県豊田市松平郷近くの大給城址- -

・松平郷(松平東照宮、松平城址、高月院)

松平郷観光協会

徳川将軍家をさかのぼると、この愛知県豊田市にある松平郷に行き着きます。

初代将軍の徳川家康は岡崎城の生まれであり、この松平郷から興った松平氏の宗家でした。この現代の日本そして首都東京の繁栄はこの地から始まったと、言うのは過言と言うものでしょうか?

徳川家康からさかのぼること8代前にこの地を訪れた徳阿弥(松平親氏)が松平氏へ入り婿し発祥したと伝わります。この地は徳川家にとっても非常に重要な地として江戸時代に入ってから神君家康公をまつった松平東照宮が鎮座しています。

松平東照宮

松平東照宮境内のみごとなもみじ – -愛知県豊田市松平郷- –

この東照宮は元々は松平郷松平氏の居館であったため、今なお堀と石垣に囲まれた情緒ある風情をまとっています。

松平東照宮の堀に映るもみじ - -愛知県豊田市松平郷- -
松平東照宮の堀に映るもみじ – -愛知県豊田市松平郷- –

また、さらに奥へと足を散策すると松平家初代にまつわる伝説のスポットや室町塀や冠木門がつづき、もっとも奥には家康(当時はまだ元信と名乗っていた)が御手植えしたと伝わる松の木が境内にある高月院があります。

高月院

この松平郷は全体が室町時代の息吹を感じさせるような雰囲気をまとっており、写真家にとっても数多くのシャッターポイントがあり写真の撮影を主とした旅行にピッタリの場所と言えます。

高月院のカエデと山門 - -愛知県豊田市松平郷- -
高月院のカエデと山門 – -愛知県豊田市松平郷- –

おすすめの季節は美しい桜が花開く春と、しっとりとした風情に紅や黄がいろどられる秋のもみじの季節です。

特に秋には松平東照宮の堀際に並ぶもみじが水面に映りこみ空の青とのコントラストを楽しめます。また、東照宮内にも美しいカエデやイチョウなどがいろどっており、写真映えするスポットを探しながら撮影を楽しめます。

室町塀

松平東照宮から高月院へとつづく室町塀ともみじの葉 – -愛知県豊田市松平郷- –

さらに奥にも室町塀ともみじのつづく道、さらに高月院にも参道の脇や境内に植えられたカエデが鮮やかにいろづき600年以上にわたる歴史の風情を感じさせてくれ、訪れる人々を愉しませます。

大給城址

さらに、近くには大給城址(松平氏のひとつ大給松平氏の発祥地)なども残っており、こちらは建物などはありませんが自然を活かした堅牢な城の跡が広がっています。

特にこちらの大給城址も秋にはいろづいたカエデが多くあり、ひっそりとした中で思う存分にもみじを堪能できます。

大給城址では鮮やかなもみじをひとりじめ - -愛知県豊田市松平郷- -
大給城址では鮮やかなもみじをひとりじめ – -愛知県豊田市松平郷- –

さらにこの大給城址からは山並みの向こうに、遠く名古屋まで見渡せる物見岩があり、はるか昔にもこの地へと向かってくる軍勢などを見つけられる感覚を味わえます。

大給城址のカエデ:ひっそりと佇む山中の城址、そこでは見事な紅葉をひとりじめできる場所が - -愛知県豊田市松平郷近くの大給城址- -
大給城址のカエデ:ひっそりと佇む山中の城址、そこでは見事な紅葉をひとりじめできる場所が – -愛知県豊田市松平郷近くの大給城址- –

この松平郷周辺は戦国ロマンや人々の出会い、そして繁栄してゆく様が感じられる、そんな素敵な観光地です。

もみじの名所と言えば近くに香嵐渓がありますが、またそれとは違ったひっそりと愉しめるもみじを堪能しに是非、訪れてみてください。

徳川家に関連する観光、撮影スポット

秋の紅葉がおすすめの観光、撮影スポット

京都左京区哲学の道周辺の観光、撮影スポット(銀閣寺、南禅寺、哲学の道)

京都銀閣寺:白砂青松の庭園 - -京都市左京区哲学の道周辺- -

京都左京区銀閣寺周辺(銀閣寺、南禅寺、哲学の道)

京都市左京区哲学の道

・銀閣寺(慈照寺)

世界遺産にも登録された、室町8代将軍:足利義政の隠居地として造営された後に寺院となった東山文化の中心的と言える寺院。

京都銀閣寺:あざやかないろどりの苔と岩 - -京都市左京区哲学の道周辺- -
京都銀閣寺:あざやかないろどりの苔と岩 – -京都市左京区哲学の道周辺- –

銀閣寺

モダンとも言える佇まいの銀沙灘や向月台、銀閣のシンボルとも言える観音殿、展望台から望む京都の街並みとともに新緑の中に広がる庭園、雪景色に包まれた冬の風情など季節ごとに違った顔を見せ愉しませてくれる寺院。あなただけの素敵な一枚を是非、ここでも撮影してください。

京都銀閣寺:白砂青松の庭園 - -京都市左京区哲学の道周辺- -
京都銀閣寺:白砂青松の庭園 – -京都市左京区哲学の道周辺- –

・南禅寺

銀閣寺から哲学の道に沿って歩いた先にある広大な寺院が京都五山の最高位にあたる南禅寺。

京都の歴史を深く刻んできた古刹には和の趣だけではなく、京都の文明開化を象徴するモダンな歴史を刻む琵琶湖疏の水路閣もあり写真家が撮影に訪れることの多いスポットです。

幽玄閑寂のおもむきに包まれた南禅院の庭園 - -京都南禅寺- -
幽玄閑寂のおもむきに包まれた南禅院の庭園 – -京都南禅寺- –

また、方丈の南側には小堀遠州が作庭した「虎の子渡しの庭」とも呼ばれる枯山水庭園があり、端整で美しい日本庭園の写真を撮影するにもオススメです。

南禅寺

ほかにも南禅寺の発祥でもある南禅院にも美しい日本庭園が存在し、京都を訪れたらまず最初に撮影に向かいたい場所であると言えるでしょう。

・哲学の道

哲学の道

また、哲学の道周辺には鎌倉時代初期法然上人の草庵を起源とした椿と紅葉の名所:法然院や古今和歌集に美しさを詠まれた紅葉の名所「もみじの永観堂」とも呼ばれる禅林寺永観堂、桜の名所としても名高い京都三熊野がひとつ熊野若王子神社など写真家にオススメしたいスポットが盛りだくさん。是非、散策しながら京都の風情をカメラで切り取って歩きたい、そんな道と言えるでしょう。

春、さくらの咲き誇る哲学の道 - -京都- -
春、さくらの咲き誇る哲学の道 – -京都- –

京都の観光、撮影スポットはこちら

紅葉がおすすめ!京都市:大原の観光、撮影スポット(三千院、寂光院、古知谷阿弥陀寺)

京都大原の寂光院:諸行無常の寺、苔ともみじと明と暗 - -京都市左京区大原- -

・京都市左京区 大原(三千院門跡、寂光院、古知谷阿弥陀寺)

京都大原観光保勝会

皇族、貴族が隠棲した京都北部の心休まる山里:大原

京都市内北東部にある静かな山里、大原。三千院や寂光院をはじめいくつかの寺院が立ち並ぶ、のどかながらも凛とした京都の風情をもった山里。多くの寺院を詣で散策をしながら一日中愉しめる場所。

・三千院門跡

古くから高貴なる身分の人が世俗を離れ仏門に入った門跡寺院のひとつ。

苔の庭園の美しさと、苔のなかに佇む可愛いわらべ地蔵さまなどは日常社会のストレスに凝り固まったこころを癒すのにもピッタリです。

京都大原の三千院門跡:苔の庭にあそぶわらべ地蔵 - -京都市左京区大原- -
京都大原の三千院門跡:苔の庭にあそぶわらべ地蔵 – -京都市左京区大原- –

三千院

春は山桜や石楠花が咲き華やかないろどりの中にも落着いた風情を覗かせ、夏は雨の花あじさいや青々としたはを茂らせる青もみじ、秋は金襴豪華なもみじにいろどられた中にも苔の緑が映える庭園、冬には凛とはりつめた静寂のなか白い雪に覆われた静かな庭園と、どの季節に訪れてもひとつひとつ違った顔を見せ癒してくれる、そんなパワースポットです。

・寂光院

平清盛の娘・建礼門院が余生を過ごしたとも伝わる尼寺で平家一門を弔った寺院。

京都大原の寂光院:諸行無常の寺、苔ともみじと明と暗 - -京都市左京区大原- -
京都大原の寂光院:諸行無常の寺、苔ともみじと明と暗 – -京都市左京区大原- –

本堂前の風情あふれる庭園は平家物語にも描かれており、汀の池、千年の姫小松、雪見燈籠などが配されています。

諸行無常を感じさせるそんな写真を撮りたくなる場所です。春の桜や秋のもみじなど美しい四季と寄り添う山里の寺院をあらわす、そんな一枚を撮影したいものです。

寂光院

・古知谷阿弥陀寺

三千院や寂光院などの大原の中心地からすこし離れた山の中腹にひっそりと佇む寺院。

中国風の山門から坂を登りたどり着く静寂の地では夏には青々とした木々が涼やかさを、秋の紅葉の時期には見事なもみじを静かに堪能できる寺院です。

京都大原の古知谷阿弥陀寺:静寂の中で愛でるもみじのいろどり - -京都市左京区大原- -
京都大原の古知谷阿弥陀寺:静寂の中で愛でるもみじのいろどり – -京都市左京区大原- –

大原の中心部と違い観光客の数も少なく思う存分に写真撮影を愉しめる、そんな大原の北に佇む古刹と言えます。是非とも日常とは違った風景をカメラに収めに行きたいものですね。

古知谷阿弥陀寺

また、この他にも一年中花を咲かせる「不断桜」を中心とした歴代の住職がてづくりしてきた美しい庭園を愉しめる実光院やまさに額縁に囲われアートとしても愉しめる庭園「額縁庭園」で有名な宝泉院、歩きまわり疲れた心とからだを癒すことのできる足湯カフェなども。

 

京都大原の寂光院:菊の透かし彫りから見える黄色いもみじ - -京都市左京区大原- -
京都大原の寂光院:菊の透かし彫りから見える黄色いもみじ – -京都市左京区大原- –

一日を通してくつろげる「京都のはなれ」とも言える大原の地でゆっくりとした時間を感じることのできるような素敵な写真を撮影したいものですね。

大原以外の紅葉がおすすめの観光、撮影スポット

渋温泉郷、四十八池、志賀高原など山ノ内町の観光、撮影スポット(長野県)

朝焼けに彩られた美しい蓮池 - -長野県山ノ内町- -

渋温泉、志賀高原など、観光にも写真撮影にもおすすめの長野県山ノ内町

山ノ内町webサイト

・渋温泉郷

奈良時代の僧、行基が開いたとされ、戦国時代には甲斐の名将:武田信玄公の隠れ湯としても知られた温泉郷で湯治場として栄えた温泉郷。

街中の石畳の道をのんびり散歩しながら昭和情緒あふれる温泉街の写真を愉しめるスポット。

夜には風情ある石畳の道や老舗旅館などの建物がライトアップされ、被写体としてとっても魅力的な温泉街です。

暗闇の中ライトアップされた情緒あふれる渋温泉郷 - -山ノ内町- -
暗闇の中ライトアップされた情緒あふれる渋温泉郷 – -山ノ内町- –

深い歴史と戦国ロマンを十二分に堪能できる一枚の写真を求めて一日中でも散策したい、そんな情緒あふれる温泉郷です。

渋温泉郷

・四十八池

志賀高原にある代表的な高原湿地帯で階段状に大小さまざまな池が60余りも並びます。

近くからの高山植物や池の水面に映りこむ山々、霧の中の幽玄な湿地帯などなどシャッターポイントは多くあります。

四十八池

また遠くから眺める湿地帯も大小の池が並び自然の美しさを味わえるポイントと言えるでしょう。是非、自然の営みを写した美しい写真を撮ってみてください。

朝焼けに彩られた美しい蓮池 - -長野県山ノ内町- -
朝焼けに彩られた美しい蓮池 – -長野県山ノ内町- –

・志賀高原トレッキングコース:自然探勝コース

志賀高原には数多くのトレッキングコースがあり、そんななかでも初心者にも気軽に楽しめるのがこの自然探勝コースです。

水面に周囲の緑が映りこみ文字通り映える景観を愉しめる木戸池からはじまり、長野県の天然記念物に指定されている志賀高原最大級の湿原であり、初夏にはワタスゲが一面を覆い尽くす田ノ原湿原、信州大学の研究施設にある自然の中で静寂を味わえる長池、ワタスゲの大群生地として知られる湿原:ワタスゲ平、志賀高原のほぼ中央に位置し白樺の林に囲まれた蓮池をゴールとする志賀高原の自然を堪能できるトレッキングコースと言えます。

自然探勝コース

四季折々の景観を存分に愉しめるコースを歩きながら最高の被写体を探してシャッターを切り続けることのできるコースに訪れてみませんか?

秋、もみじに彩られた木戸池 - -山ノ内町- -
秋、もみじに彩られた木戸池 – -山ノ内町- –
長野県の観光情報 - -甲信越、北陸地方- - の観光スポット「撮る旅」
長野県の観光情報 – -甲信越、北陸地方- – の観光スポット「撮る旅」

本州最南端の潮岬ほか(和歌山県串本町の観光、撮影スポット)

水平線から昇る朝日:樫野崎灯台

本州最南端 のまち串本町(潮岬、樫野崎灯台ほか)

串本町webサイト

・橋杭岩(串本町)

国の天然記念物にもなっており、串本から大島に向かって約850mのあいだに大小40あまりの奇岩が海上に並んだスポット。

紀伊大島へ向けて立ち並ぶ橋杭岩 - -串本町- -
紀伊大島へ向けて立ち並ぶ橋杭岩 – -串本町- –

5月から11月にかけては橋杭岩の間に朝日が昇るさまを眺められ、その風景は圧巻のひとこと。

早朝より多くのカメラマンが撮影しに来る人気のスポットです。

橋杭岩

自分の眼で見た美しい風景をカメラにおさめ残す、そんなシャッターポイントを探して是非、思い出になる写真を撮影したいものですね。

・田原海岸の海霧(串本町)

田原海岸にあらわれる底冷えのする冬の早朝にあらわれる神秘的な霧の風景。海面近くの空気が冷やされ、水蒸気が凝結すると海霧がたちこめ、その様は幻想的です。

たとえば朝日に照らされた黄金色に輝く海霧、たとえばうすく明け染めたこの世なのかあの世なのか定かにならない幻想的な風情など、ぜひ一度その眼で見て欲しいものです。

海霧

そしてその景色をカメラにおさめ、永久に遺すのも写真家の楽しみといえるのではないでしょうか?

・潮岬(串本町)

本州最南端に位置し太平洋の大海原を一望できるスポット。

本州最南端の潮岬より大海原を眺める - -和歌山県串本町- - 観光スポット「撮る旅」
本州最南端の潮岬より大海原を眺める – -和歌山県串本町- –

例えば朝の清々しい空気の中、妨げるもののない太平洋の姿をゆっくりと望む。

例えば、夕方、水平線に沈みゆく夕日に染められた大海原とシルエットになった潮岬灯台の美しさなどがとってもおすすめのスポットです。

潮岬の火祭り

また、毎年1月には10万平方メートルにもおよぶ望楼の芝を焼く芝焼き行事も行われ、こちらも是非、一目みたい風景と言えるでしょう。

・樫野崎灯台(串本町)

本州最南端の潮岬の東に浮かぶ紀伊大島、その最東端に位置するのが樫野崎です。

灯台へ向かう途中にはエルトゥールル号の遭難事故の際の救助などを通じて結ばれたトルコとの友好の証として建てられたトルコ記念館や太平洋の荒波に削られた荒々しい風景を望めます。

もっともオススメなのは日の出の時間帯、徐々に明るくなってくる空に浮かび上がる石造灯台のシルエット、そして灯台のその先から望める風景は一見の価値ありと言えるでしょう。

早朝、夜から朝へかわりゆく樫野崎灯台 - -串本町紀伊大島観光スポット- -
早朝、夜から朝へかわりゆく樫野崎灯台 – -串本町- –

太平洋の大海原から上りくる幻想的な朝日をカメラで切り取ってみたいものです。

樫野崎灯台

また、夜明け前には周辺に大きな明かりもないため空一面に広がる美しい星空も堪能できますので、少し早めに行ってみることをオススメします。

樫野崎灯台から眺める朝日 - -串本町- -
樫野崎灯台から眺める朝日 – -串本町- –

 

国宝:松本城ほか長野県松本市の観光、撮影スポット

美ヶ原スカイラインから望む北アルプスの山々 - -松本市- -

松本市 には国宝の松本城、天上の高原:美ヶ原など美しい写真を撮影できるスポットが多い

松本市webサイト

・美ヶ原(松本市、上田市、長和町)

松本市、上田市、長和町にまたがる標高2,000mの高地に続く高原景色を堪能できるスポット。

初夏の青葉と空の蒼に彩られた高原、秋の色づきに彩られた高原、冬・・・雪に覆われた、ただただまっ白な地、一年を通して様々な顔を見せるこの美ヶ原では、そのときにしか撮れない表情がたくさん。

雲と同じ高さにある広々とした高原:美ヶ原 - -長野県松本市周辺- -
雲と同じ高さにある広々とした高原:美ヶ原 – -長野県松本市周辺- –

そんななかでも、もっともオススメしたいのは冬の朝日。

広大な高原が真っ白に広がる雪景色、そのかなたから登りくる朝日は雲上だからこそ出会える絶景だと言えます。

美ヶ原のシンボル美しの塔 - -長野県松本市周辺- -
美ヶ原のシンボル美しの塔 – -長野県松本市周辺- –

美ヶ原

また周辺にはドライブをするのにおすすめの美ヶ原スカイラインやビーナスラインなどがあり、美しいパノラマ景色を撮影できるスポットが数多くあり写真撮影を愉しむのにピッタリの地域です。

美ヶ原スカイラインから望む北アルプスの山々 - -松本市- -
美ヶ原スカイラインから望む北アルプスの山々 – -松本市- –

是非、そんな現実のものでは無いとさえ思える絶景をカメラで切り取ってください。

・上高地(松本市)

言わずと知れた日本有数の高原散策地。

美しい山々を眺めながら歩くその地には自然の美しさを撮影できるスポットがこれでもかと言うほどに数多くあります。

中でも大正池、田代池、明神池などの湖沼は、その清冽な水と池に映りこむ山々の風景や早朝の朝もやに覆われた幽玄かつ清々しい空気と写真家にとっても長い時間、撮影を愉しむことができるスポットと言えるでしょう。

上高地

是非、その清らかな空気のさまをも写した写真を撮りたいものですね。

・松本城(松本市)

松本城は戦国時代、深志の地に立てられた城郭がはじまりとされる、日本最古の五重天守とされる国宝です。

天気のよい昼間に真っ青な空と山々を背に堂々とした風情や、夜間にライトアップされて美しく漆黒に浮かび上がる雄大な姿、また冬の雪と凛とした空気に覆われた美しさなど様々な風景としても愉しめます。

松本城

戦国時代から続くこの城郭を国宝にふさわしい一枚の写真に収めてみたいものですね。

遠く北アルプスの山々と松本城天守閣 - -松本市- -
遠く北アルプスの山々と松本城天守閣 – -松本市- –

松本市周辺で現在、開催中のフォトコンテスト

信州、「私の街」フォトコンテスト

①インスタグラム一般部門(インスタグラム投稿)・・・「私の街」

②館内展示部門・・・「信州、私の街」

作品応募期間: 2017年12月29日(金)~2018年1月31日(水)まで

アルピコプラザ主催

http://alpico-plaza.jp/photo-con/index.html

 

那智勝浦 の観光、撮影スポット(那智の大滝、熊野那智大社、青岸渡寺)

神話の御世より流れ落ちる神の滝:那智の大滝 - -和歌山県那智勝浦町- -

神話の時代より続くみち、息吹を感じる日本一の滝を擁すまち 那智勝浦

那智勝浦町webサイト

・那智の大滝(那智勝浦町)

大門坂より続く杉木立に囲まれ、苔むした風情ある石畳の古道を登った先に日本一の落差を誇る那智の大滝が鎮座します。

滝の手前には那智の滝自体を御神体としてまつる飛瀧神社があり、滝に詣でることができます。

日本最大の滝、神話の舞台:那智の大滝 - -那智勝浦町:那智の滝- -
日本最大の滝、神話の舞台:那智の大滝 – -那智勝浦町:那智の滝- –

古代に神武天皇によって神とあがめられた神話の地は原生林に囲まれた美しい自然、滝の荒々しい自然の姿を思う存分に撮影することができるスポットと言えます。

石畳の古道 - -那智の大滝- - 「撮る旅」
石畳の古道 – -那智の大滝- – 「撮る旅」

 

那智の滝

・熊野那智大社(那智勝浦町)

熊野夫須美大神(イザナミノミコトの別名)を主とし、熊野十二所権現を奉っている。

サッカー日本代表でもおなじみの八咫烏(ヤタガラス)が石に姿を変えたといわれる烏石や樹齢850年の大楠、那智の大滝とシャッターポイントは数多くあります。また、周囲には寺院も複数あり日本建築の素晴らしさを堪能できる場所。

悠久のときを刻み続ける原生林、古くから信仰の対象として存在してきた大社などあなたにしか撮れない一枚がきっと撮影できるでしょう。

神話の御世より流れ落ちる神の滝:那智の大滝 - -和歌山県那智勝浦町- -
神話の御世より流れ落ちる神の滝:那智の大滝 – -和歌山県那智勝浦町- –

熊野那智大社

・青岸渡寺(那智勝浦町)

明治時代の神仏分離によって熊野那智大社より独立した青岸渡寺では、なんと言っても朱色の三重塔越しに那智の大滝を眺められるスポットがオススメです。

那智の滝と言えばこのシーンが浮かぶ方が最も多いのではないでしょうか?

青岸渡寺

特にオススメなのは桜のさく季節に華やいだ一枚を、また夜明けの薄暗いなかにたたずむ滝と三重塔も神秘さが漂い最高の一枚となることでしょう。

石灯篭に置かれた八咫烏(ヤタガラス)が微笑ましい - -青岸渡寺- -
石灯篭に置かれた八咫烏(ヤタガラス)が微笑ましい – -青岸渡寺- –