神の作った天への橋:天橋立(京都府の観光、撮影スポット)

いわゆる股のぞきから見える天橋立の風景は天にかかる橋の名にふさわしい - -京都府にある観光、撮影スポット- -

陸奥の「松島」・安芸の「宮島」と並び日本三景の一つに数えられる 天橋立 。

京都府北部、丹後半島の付け根に位置する天橋立。その全長は約3.6kmになり、細長い砂浜には、大小さまざまな松の木が生い茂っている、まるで天への架け橋かのように海にかかり宮津湾と阿蘇海とを隔てる。そのすがたをもとに名づけられたのが天橋立なのです。

日本三景に数えられ観光名所としても名高い天橋立 - -京都府にある観光、撮影スポット- -
日本三景に数えられ観光名所としても名高い天橋立 – -京都府にある観光、撮影スポット- –

この天橋立は神話の中では、イザナギのミコトがイナザミノミコトのもとへと、通うためにかけたという神の手によるかのような景観。この自然と言う神様が長い年月をかけてつくりあげた風景を是非、写真に収めたいものです。

また、周辺には笠松公園をはじめに、この素晴らしい天橋立を一望のもとにできる絶景スポットが多く存在します。

なかでも特におすすめしたいのが飛龍観と呼ばれる天橋立ビューランドからの股覗き。

まるで龍が天より下りくるかのように見え、そのさまは絶景の言葉がよく似合います。

いわゆる股のぞきから見える天橋立の風景は天にかかる橋の名にふさわしい - -京都府にある観光、撮影スポット- -
いわゆる股のぞきから見える天橋立の風景は天にかかる橋の名にふさわしい – -京都府にある観光、撮影スポット- –

また、年に数回だけお目にかかれる、雪化粧の中の天橋立は運よく雪となった場合にのみ幻想的なその姿を垣間見ることができ、一度はカメラに収めてみたいと思える絶景です。

この天橋立は神話の世界に残るほど美しく、そして自然の尊さ、自然の神秘さを感じられる絶好の地と言えます。

是非ともイザナギが通いし神秘の景観をそのカメラで切り取って遺していただきたい地です。

天橋立と陸地を結ぶ廻旋橋は珍しい被写体としてもおすすめ - -京都府にある観光、撮影スポット- -
天橋立と陸地を結ぶ廻旋橋は珍しい被写体としてもおすすめ – -京都府にある観光、撮影スポット- –

また、天橋立の周辺には海越しの風景が独特で被写体として人気の伊根の舟屋などもあり京都府の北部の観光、撮影スポットとして一緒にまわるのもおすすめです。

アクセス

京都縦貫自動車道、宮津天橋立インターより10分程

京都丹後鉄道、天橋立駅より徒歩5分程

 

住所:京都府宮津市字文珠314

 

京都府にある観光、撮影スポットはこちら

京都府の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
京都府の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

京都らしい風情が愉しめる: 祇園白川 (京都府の観光、撮影スポット)

さくらの咲く頃の擬音白川:巽橋 - -京都、祇園白川- -

 祇園白川 は京都に住む方々でさえ「京都らしい」と言える観光、撮影スポット

昔ながらの風情が残る御茶屋が並ぶ通り、石畳が敷かれたみち、白川の向こうに立ち並ぶ町屋、白川にかかる橋、どれをとっても京都。そんなスポットは祇園界隈にしかないのでは?

なぜか心惹かれる京都:祇園の路地と町屋  - -京都、祇園白川- -
なぜか心惹かれる京都:祇園の路地と町屋 – -京都、祇園白川- –

春、満開の桜の下を歩く人波

春の桜が咲く頃の祇園の華やぎは格別のものがあります。

上でも書いたように、これぞ京都!と言う風情に美しい桜の花が添えられると写真家ならずともシャッターを切るしかありません。そんな華やかさと古い街並みを一枚に収めた写真を撮りたいおすすめの撮影スポットです。

さくらの咲く頃の擬音白川:巽橋  - -京都、祇園白川- -
さくらの咲く頃の擬音白川:巽橋 – -京都、祇園白川- –

祇園白川にかかる巽橋

白川にかかる巽橋。ちいさな橋なのに、異様に惹きつけられる。京都の橋を代表する小さな橋かもしれない。

この周辺には白川にかかる橋は他にもあるが、やはり巽橋がもっとも美しく感じる。

この巽橋を渡った先には町屋の間を抜ける小さな通り。

町屋の間を抜ける路地と白川にかかる巽橋  - -京都、祇園白川- -
町屋の間を抜ける路地と白川にかかる巽橋 – -京都、祇園白川- –

京都を訪れた際には是非とも立ち寄って欲しい、そんなちいさな橋です。

京都の町屋建築をコレでもかと愉しめる祇園白川

この周辺は本当に映える。

写真でも映像でも映える。このあたりを着物を着て歩けばえもいわれぬ気持ちになれるのかもしれない。が、写真を撮る人には被写体となるのかも?(笑)

夜のライトの照らされた桜と白川  - -京都、祇園白川- -
夜のライトの照らされた桜と白川 – -京都、祇園白川- –

お茶屋が軒を連ねるこの付近には舞妓さんも多く歩いており、京都というまちを象徴するようなシャッターチャンスに出会えることだろう。

やはり、満開の桜がライトアップされ、その下の石畳のみちを歩く舞妓さん、そんな写真を心ゆくまで撮り続けたい撮影スポットではないだろうか?

アクセス

京阪電車、祇園四条駅より徒歩5分程

京阪電車、三条駅より徒歩10分程

阪急電車、河原町駅より徒歩10分程

 

「吾唯知足」のつくばい:龍安寺(京都の観光、撮影スポット)

「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」のつくばい - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -

龍安寺 のつくばいにある「吾唯知足」(われ、ただ、たるを、しる)

情報が多く、常に何かを求めてしまう現代人(現代人に限らないかも?)には是非ともこの龍安寺を訪れ有名な石庭を眺めながら、足りていることを知りたいものですね。(私自身が筆頭ですが・・・(笑)

緑の多い境内では美しい撮影スポットが数多い - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
緑の多い境内では美しい撮影スポットが数多い – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

この龍安寺には有名なものが上記のつくばいの他に、枯山水の石庭、鏡容池と四季折々の表情を愉しめる観光、撮影スポットと言えるでしょう。

春には椿、桜など、夏には生命のチカラがみなぎる若々しい新緑、秋には見事なもみじ、冬は雪景色、これほど美しく四季の移ろいを感じられるスポットはあまりないと言えます。

秋には赤く染まる境内も夏には若々しい緑のなか - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
秋には赤く染まる境内も夏には若々しい緑のなか – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

春の龍安寺

春には有名な枯山水の石庭、その油土塀の向こうから美しい枝垂れ桜の花が顔を出します。

枯山水の石庭に艶を与えるようなこの姿をカメラに収めたいものです。

まだ花の少ない石庭 - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
まだ花の少ない石庭 – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

夏の龍安寺

夏、枯山水の石庭は涼やかさを感じさせ、境内にあるカエデなどの木々は若々しい新緑を輝かせて、訪れる人々にもチカラを与えてくれる、そんな風景を愉しめます。

生命のチカラがあふれる、この風景を写真に撮影したいスポット。

若々しい活気に満ち溢れた緑の境内 - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
若々しい活気に満ち溢れた緑の境内 – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

秋、あざやかな色に包まれる龍安寺

鏡容池に映りこむ色鮮やかなもみじにいろどられた境内は、冬の訪れを感じさせ、寂しさを少しだけ感じさせる艶やかさも持っています。

鏡容池の水鏡に映るこの世ではないような世界を撮影してみるもの良いものですね。

冬の寂しげでいて、チカラを蓄えているような石庭

冬の龍安寺はやはり雪の積もった景色が一番。枯山水が全てを多い尽くした世界のようにも思える絶景を切り取った写真を撮りたいものですね。

冬の雪景色も映える竜安寺の石庭 - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
冬の雪景色も映える竜安寺の石庭 – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

京都、と言う地には不思議なチカラを感じます。

龍安寺はそんな中でも禅のこころをすべてのスポットで感じることができ、まさに「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」の世界を実感できるのではないでしょうか?

「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」のつくばい - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」のつくばい – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

龍安寺で満ち足りた気持ちを取り戻し、京のまちでくつろげば、きっと翌日からの活力も湧き上がってくる、そんな気持ちにさせてくれることでしょう。

京都のまちには1日2日で回りきれない撮影スポットがあります、四季ごとに訪れて、その都度、足るを知り、日本の心をしっかりと取り戻したいものですね。

アクセス

名神高速道路、京都南インターより30分程

京福電鉄、龍安寺駅より徒歩7分程

 

↓ その他京都の観光、撮影スポットはこちら ↓

京都府の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
都府の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

魔力すら感じる京都の撮影スポット

祇園の路地ですれ違った透明感のあるうしろ姿 - -京都、祇園- -

趣味(?)で写真を撮影しているとふと京都へゆきたくなる、そんなときがある。

(きっと写真を撮っていない方でもそうなんだろうけどね(笑)

京都の観光を考えてみるととてつもなく写真を撮りにゆきたくなる。

なぜだろうか?なにがそんなに惹きつけるのか。

数年間、大原へ紅葉を撮りに行ったとき、早朝、霧の中を散策した。

霧に包まれるもみじと大原の里 - -京都、大原- -
霧に包まれるもみじと大原の里 – -京都、大原- –

大原の里は朝の霧が有名、薄暗い中に漂う霧

鄙びた風情

侘び寂び

看板がおいてあるだけなのに雰囲気が良い

看板の手前にある落ち葉が良い味をだしている - -京都、大原- -
看板の手前にある落ち葉が良い味をだしている – -京都、大原- –

大原に限らず、京都には日本人の吟線に触れるものがとてつもなく多い

京都の空気がそうさせるのか?

京都:大原の観光、撮影スポットの紹介記事

やっぱり1200年の重い歴史がそうさせるのだろうか。

暑い夏の日、祇園の路地を歩いているときにすれ違った女性の透明感のあるうしろ姿。祇園の街並みに、とてもよく似合っている。

祇園の路地ですれ違った透明感のあるうしろ姿 - -京都、祇園- -
祇園の路地ですれ違った透明感のあるうしろ姿 – -京都、祇園- –

夜の京都を歩いていれば、そこかしこに京都らしい風情の看板、街灯、路地がある

京都の空気がなせるセンスなのだろうか? - -京都、街灯- -
京都の空気がなせるセンスなのだろうか? – -京都、街灯- –

京都っておおきなテーマパーク?と思えるときもある。

ふと、通りかかった街並みが画になる京都

写真を整理していると、毎回、京都へゆきたくなってしまう。

なぜか心惹かれる京都の路地 - -京都、祇園- -
なぜか心惹かれる京都の路地 – -京都、祇園- –

信州も好きだし、今は奈良に強い興味がある、それでも京都がいちばんなんだよなぁ。

いつか、京都のすべての路地、すべての季節、すべての時間、を制覇したいと無謀なことも考えてしまう。

京都の路地を代表する先斗町 - -京都、先斗町- -
京都の路地を代表する先斗町 – -京都、先斗町- –

日本人の心を強く惹きつける妖しい空気がそこにはある。

京都には華がある、と書いたけれど、やっぱり妖しい魔力なのかもしれないとも思う。

京都の観光、撮影スポットの一覧はこちら

京都府の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
京都府の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

千本鳥居が有名なお稲荷さんの総本社:伏見稲荷大社(京都市伏見区の観光、撮影スポット)

薄く照らされた鳥居が異界へいざなう雰囲気を出す千本鳥居 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -

・商売繁盛の神として日本全国に社が点在するお稲荷さんの総本社:伏見稲荷大社

伏見稲荷大社

商売繁盛の神として日本全国に3万社もあり「お稲荷さん」として親しまれている稲荷社。その総本社に当たるのが京都市伏見区にある伏見稲荷大社です。

写真愛好家にとっても本殿から奥社へと続く道に出現する千本鳥居の独自の風景は被写体として愉しませてくれ、この地を訪れた方が必ず撮影するスポットです。

朱をくぐり続ける異様な風景:千本鳥居 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -
朱をくぐり続ける異様な風景:千本鳥居 – -京都市伏見区伏見稲荷大社- –
薄く照らされた鳥居が異界へいざなう雰囲気を出す千本鳥居 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -
薄く照らされた鳥居が異界へいざなう雰囲気を出す千本鳥居 – -京都市伏見区伏見稲荷大社- –

この伏見稲荷大社は24時間いつでも参拝することができるため、深夜や早朝などの人の少ない時間帯を狙って思い思いに写真を撮影するのがおすすめです。

また、本殿の背後にそびえる稲荷山にも熊鷹社、一ノ峰(上社神蹟)、間ノ峰(荷田社神蹟)など多くの社が立ち並んでおり、写真を撮影しながらぐるりと回って見れば、数多くの素敵なスポットを見つけることができるのではないでしょうか?

暗闇のなか、鮮やかな朱をまとう伏見稲荷大社 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -
暗闇のなか、鮮やかな朱をまとう伏見稲荷大社 – -京都市伏見区伏見稲荷大社- –

また、稲荷山の見晴らしの利く場所にはちょうちんでカタチ作られた鳥居が建っており、夜には楼門や本殿の背後に浮かび上がる紅い鳥居を捕らえることもできます。

闇に浮かぶ稲荷山に浮かび上がる提灯鳥居 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -
闇に浮かぶ稲荷山に浮かび上がる提灯鳥居 – -京都市伏見区伏見稲荷大社- –

また、夜の伏見稲荷大社の風景には是非とも訪れたいときがあります。それは毎年7月に行われる本宮祭です。

この本宮祭は7月、土用の丑の日の次の日曜か祝日に開催され今年2018年は7月22日(日)となります。この本宮祭が行われる際には、拝殿などの建物や千本鳥居をはじめ伏見稲荷大社のいたるところに赤いちょうちんが灯されます。その数は1万余りとも言われ、まさに圧巻の風景と言えます。

お稲荷さんを象徴するキツネの狛犬 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -
お稲荷さんを象徴するキツネの狛犬 – -京都市伏見区伏見稲荷大社- –

この本宮祭が開催されるときの伏見稲荷大社は、いつもにも増して異世界と言う雰囲気を強くかもし出します。この風景は写真家ならずとも多くの方が訪れ愉しみます。

是非、この異界へと通じたかのような伏見稲荷大社をカメラに収めて歩き回ってみたいものですね。

昼間と違い人の居ない深夜の奥社 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -
昼間と違い人の居ない深夜の奥社 – -京都市伏見区伏見稲荷大社- –

さらにこの伏見稲荷大社近くには古くから続くみやげ物店などが軒を連ねる通りや住宅街を抜けた先には江戸時代中期に活躍した画家:伊藤若冲の晩年作である五百羅漢を裏山に配した石峰寺などもあり、伏見稲荷大社とは違った風景を写真に収めることができます。

石峰寺

是非、京都へ行った際には伏見稲荷大社近くに多くの時間を割き納得ゆくまで写真の撮影をしてみてはいかがでしょうか?

京都府の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
京都府の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

京都左京区哲学の道周辺の観光、撮影スポット(銀閣寺、南禅寺、哲学の道)

京都銀閣寺:白砂青松の庭園 - -京都市左京区哲学の道周辺- -

京都左京区銀閣寺周辺(銀閣寺、南禅寺、哲学の道)

京都市左京区哲学の道

・銀閣寺(慈照寺)

世界遺産にも登録された、室町8代将軍:足利義政の隠居地として造営された後に寺院となった東山文化の中心的と言える寺院。

京都銀閣寺:あざやかないろどりの苔と岩 - -京都市左京区哲学の道周辺- -
京都銀閣寺:あざやかないろどりの苔と岩 – -京都市左京区哲学の道周辺- –

銀閣寺

モダンとも言える佇まいの銀沙灘や向月台、銀閣のシンボルとも言える観音殿、展望台から望む京都の街並みとともに新緑の中に広がる庭園、雪景色に包まれた冬の風情など季節ごとに違った顔を見せ愉しませてくれる寺院。あなただけの素敵な一枚を是非、ここでも撮影してください。

京都銀閣寺:白砂青松の庭園 - -京都市左京区哲学の道周辺- -
京都銀閣寺:白砂青松の庭園 – -京都市左京区哲学の道周辺- –

・南禅寺

銀閣寺から哲学の道に沿って歩いた先にある広大な寺院が京都五山の最高位にあたる南禅寺。

京都の歴史を深く刻んできた古刹には和の趣だけではなく、京都の文明開化を象徴するモダンな歴史を刻む琵琶湖疏の水路閣もあり写真家が撮影に訪れることの多いスポットです。

幽玄閑寂のおもむきに包まれた南禅院の庭園 - -京都南禅寺- -
幽玄閑寂のおもむきに包まれた南禅院の庭園 – -京都南禅寺- –

また、方丈の南側には小堀遠州が作庭した「虎の子渡しの庭」とも呼ばれる枯山水庭園があり、端整で美しい日本庭園の写真を撮影するにもオススメです。

南禅寺

ほかにも南禅寺の発祥でもある南禅院にも美しい日本庭園が存在し、京都を訪れたらまず最初に撮影に向かいたい場所であると言えるでしょう。

・哲学の道

哲学の道

また、哲学の道周辺には鎌倉時代初期法然上人の草庵を起源とした椿と紅葉の名所:法然院や古今和歌集に美しさを詠まれた紅葉の名所「もみじの永観堂」とも呼ばれる禅林寺永観堂、桜の名所としても名高い京都三熊野がひとつ熊野若王子神社など写真家にオススメしたいスポットが盛りだくさん。是非、散策しながら京都の風情をカメラで切り取って歩きたい、そんな道と言えるでしょう。

春、さくらの咲き誇る哲学の道 - -京都- -
春、さくらの咲き誇る哲学の道 – -京都- –

京都の観光、撮影スポットはこちら

紅葉がおすすめ!京都市:大原の観光、撮影スポット(三千院、寂光院、古知谷阿弥陀寺)

京都大原の寂光院:諸行無常の寺、苔ともみじと明と暗 - -京都市左京区大原- -

・京都市左京区 大原(三千院門跡、寂光院、古知谷阿弥陀寺)

京都大原観光保勝会

皇族、貴族が隠棲した京都北部の心休まる山里:大原

京都市内北東部にある静かな山里、大原。三千院や寂光院をはじめいくつかの寺院が立ち並ぶ、のどかながらも凛とした京都の風情をもった山里。多くの寺院を詣で散策をしながら一日中愉しめる場所。

・三千院門跡

古くから高貴なる身分の人が世俗を離れ仏門に入った門跡寺院のひとつ。

苔の庭園の美しさと、苔のなかに佇む可愛いわらべ地蔵さまなどは日常社会のストレスに凝り固まったこころを癒すのにもピッタリです。

京都大原の三千院門跡:苔の庭にあそぶわらべ地蔵 - -京都市左京区大原- -
京都大原の三千院門跡:苔の庭にあそぶわらべ地蔵 – -京都市左京区大原- –

三千院

春は山桜や石楠花が咲き華やかないろどりの中にも落着いた風情を覗かせ、夏は雨の花あじさいや青々としたはを茂らせる青もみじ、秋は金襴豪華なもみじにいろどられた中にも苔の緑が映える庭園、冬には凛とはりつめた静寂のなか白い雪に覆われた静かな庭園と、どの季節に訪れてもひとつひとつ違った顔を見せ癒してくれる、そんなパワースポットです。

・寂光院

平清盛の娘・建礼門院が余生を過ごしたとも伝わる尼寺で平家一門を弔った寺院。

京都大原の寂光院:諸行無常の寺、苔ともみじと明と暗 - -京都市左京区大原- -
京都大原の寂光院:諸行無常の寺、苔ともみじと明と暗 – -京都市左京区大原- –

本堂前の風情あふれる庭園は平家物語にも描かれており、汀の池、千年の姫小松、雪見燈籠などが配されています。

諸行無常を感じさせるそんな写真を撮りたくなる場所です。春の桜や秋のもみじなど美しい四季と寄り添う山里の寺院をあらわす、そんな一枚を撮影したいものです。

寂光院

・古知谷阿弥陀寺

三千院や寂光院などの大原の中心地からすこし離れた山の中腹にひっそりと佇む寺院。

中国風の山門から坂を登りたどり着く静寂の地では夏には青々とした木々が涼やかさを、秋の紅葉の時期には見事なもみじを静かに堪能できる寺院です。

京都大原の古知谷阿弥陀寺:静寂の中で愛でるもみじのいろどり - -京都市左京区大原- -
京都大原の古知谷阿弥陀寺:静寂の中で愛でるもみじのいろどり – -京都市左京区大原- –

大原の中心部と違い観光客の数も少なく思う存分に写真撮影を愉しめる、そんな大原の北に佇む古刹と言えます。是非とも日常とは違った風景をカメラに収めに行きたいものですね。

古知谷阿弥陀寺

また、この他にも一年中花を咲かせる「不断桜」を中心とした歴代の住職がてづくりしてきた美しい庭園を愉しめる実光院やまさに額縁に囲われアートとしても愉しめる庭園「額縁庭園」で有名な宝泉院、歩きまわり疲れた心とからだを癒すことのできる足湯カフェなども。

 

京都大原の寂光院:菊の透かし彫りから見える黄色いもみじ - -京都市左京区大原- -
京都大原の寂光院:菊の透かし彫りから見える黄色いもみじ – -京都市左京区大原- –

一日を通してくつろげる「京都のはなれ」とも言える大原の地でゆっくりとした時間を感じることのできるような素敵な写真を撮影したいものですね。

大原以外の紅葉がおすすめの観光、撮影スポット