お地蔵さまとあじさいの寺: 矢田寺 (奈良県の観光、撮影スポット)

あじさい寺として名高い矢田寺の境内には春日神社もある - -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- -

奈良県大和郡山にある 矢田寺 には50年ほど前、梅雨の時期にいろどりを添えるため300株ほどのあじさいが植えられた。

また、この矢田寺は西暦674年、天武天皇の勅願によって建立された地蔵信仰の中心地として今も脈々と信仰を集める古刹である。

あじさいの花が出迎える梅雨時の矢田寺境内 - -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- -
あじさいの花が出迎える梅雨時の矢田寺境内 – -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- –

梅雨の薄暗い矢田寺を明るく彩るあじさいの花

今日ではこのあじさいも約10,000株にまで増えており、梅雨の暗い季節をいろどっている。

お地蔵さまもあじさいに囲まれる矢田寺の梅雨の風景 - -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- -
お地蔵さまもあじさいに囲まれる矢田寺の梅雨の風景 – -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- –

このあじさいの花が雨に打たれながら咲く様は、人々の苦しみをその身に代わり受けやわらげてくださると信じられる地蔵菩薩様のすがたに通じるものがある。

境内の斜面を利用し立体的に作庭された紫陽花庭園は、まるで迷路のように壁をなし訪れる人々を愉しませている。

境内には約10,000株ものあじさいがある矢田寺 - -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- -
境内には約10,000株ものあじさいがある矢田寺 – -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- –

しっとりと色づく秋の矢田寺の風景

上で触れたように今日ではあじさいの寺として名高い矢田寺は秋のもみじも美しく人気である。

本堂へとつづく参道には、カエデの木々が両側から競うように染め上げている。

このもみじが色づく季節にも、広い境内のなか被写体を求めて散策するもの趣きがあってとてもおすすめです。

紅葉の時期には錦秋に彩られる矢田寺 - -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- -
紅葉の時期には錦秋に彩られる矢田寺 – -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- –

秋の紅葉と夏のアジサイ、どちらも寺院に多い風景ですが、それぞれ寺院ごとに趣きがあります。写真を遺すことを考えればひとつでも多くの撮影スポットをめぐりたいものです。

この矢田寺もここにしかない風情、趣きがあるはずできっとそれはあなたに見つけられることを待っていることでしょう。

あじさい寺として名高い矢田寺の境内には春日神社もある - -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- -
あじさい寺として名高い矢田寺の境内には春日神社もある – -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- –

アクセス

西名阪自動車道、法隆寺インターより

西名阪自動車道、大和まほろばスマートインターより

二阪奈道路、中町ランプより

 

住所:奈良県大和郡山市矢田町3549

 

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奈良県の観光情報 - -関西地方- - の観光、撮影スポット「撮る旅」
奈良県の観光情報 – -関西地方- – の観光、撮影スポット「撮る旅」

四季折々の花が咲く花浄土: 長岳寺 (奈良県の観光、撮影スポット)

創建当時から残る唯一の建造物、鐘楼門も春には華やかな桜に映える - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット:長岳寺- -

関西有数の花の寺:長岳寺(奈良県天理市)

長岳寺は西暦824年に弘法大師が開いたと伝わる古刹で、その創建当時から残る鐘楼門は重要文化財にも指定されている。春には桜の花に囲まれた鐘楼門の風景が格別!

春には大門とともに桜の花が訪れる人を出迎える長岳寺 - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
春には大門とともに桜の花が訪れる人を出迎える長岳寺 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

春の訪れを桜が運ぶ、華やかな山の辺の風景:長岳寺

この長岳寺には訪れて欲しい、おすすめの季節が多くある。

そのひとつが春、桜の咲く季節である。

創建当時から残る唯一の建造物、鐘楼門も春には華やかな桜に映える - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット:長岳寺- -
創建当時から残る唯一の建造物、鐘楼門も春には華やかな桜に映える – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット:長岳寺- –

冒頭にも紹介したように長岳寺には創建当時から残る鐘楼門が重要文化財に指定されているが、この鐘楼門のすぐ脇に見事な花を咲かせる桜が植えられており、ともすれば涸れた風情の歴史的な建造物に艶を与える。

また、放生池を挟んで桜があるため池の水鏡に映りこむ春をも愉しめる。

参道や境内にはツツジの株が生えそろい、シーズンには華やかさも増す長岳寺 - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
参道や境内にはツツジの株が生えそろい、シーズンには華やかさも増す長岳寺 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

ツツジとカキツバタの競演が愉しめる:花浄土の長岳寺

この長岳寺のみどころのひとつが5月のカキツバタとツツジ。

ツツジは境内に焼く1,000株とされており、しかも3mほどの高さになる。このツツジの美しく華やかな花とともに、ここでもやはり冒頭で紹介した鐘楼門を含めた日本の初夏の美しさを写真に収めるのがおすすめ。

ツツジ、カキツバタ、桜、カエデと放生池の周りには四季によって彩を添える木々がたくさん - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット:長岳寺- -
ツツジ、カキツバタ、桜、カエデと放生池の周りには四季によって彩を添える木々がたくさん – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット:長岳寺- –

また、ツツジの株は参道のみならず放生池を縁取るようにも咲き誇っており、池の水面に映りこむ様がとても美しい。

さらに、このツツジが終わりかける頃には、放生池の中にカキツバタが咲き始め、早朝などには、まさに極楽浄土を思わせる幽玄な風景がただよう。

この早朝の清々しい空気の中で、ツツジとカキツバタが咲く様は花浄土の言葉がふさわしく、この風景は何が何でもカメラに収めたいものである。

広い境内には苔の美しい緑を愉しめるスポットも!日本庭園の美しさを堪能できる長岳寺 - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
広い境内には苔の美しい緑を愉しめるスポットも!日本庭園の美しさを堪能できる長岳寺 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

秋のもみじは夕方が美しい:長岳寺の錦秋

この長岳寺は花の寺として関西花の寺二十五ヶ所のひとつとなっているが秋のもみじも素晴らしい。

桜のほかにもカエデなどの落葉樹が数多く植えられているので、うつくしくいろどられたもみじは日本の紅葉100選に選定されるのも納得の絶景と言える。

このもみじの鮮やかさと鐘楼門の歴史を感じさせる佇まいの組み合わせ、また、放生池に映りこむ錦秋も写真に収めたい瞬間と言える。

かつて塔頭のひとつであった庫裏の庭園も美しい長岳寺 - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
かつて塔頭のひとつであった庫裏の庭園も美しい長岳寺 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

関西花の寺のひとつとされるだけあり、季節ごとに数々の花に境内がいろどられ、遠方からなどでは、どの季節に訪れるべきか、非常に悩ましくもある長岳寺。

ここは是非!すべてのシーズンに予定を立て花の開花状況などに合わせて訪れたい、そんな撮影スポットと言える。

アクセス

西名阪自動車道、天理インターより10分程

名阪国道、天理東インターより20分程

JR桜井線、柳本駅より徒歩20分程(タクシーで5分程)

 

住所:奈良県天理市柳本町508

 

長岳寺以外の奈良県の観光、撮影スポットはこちらから

奈良県の観光情報 - -関西地方- - の観光、撮影スポット「撮る旅」
奈良県の観光情報 – -関西地方- – の観光、撮影スポット「撮る旅」

 

日本のはじまりを助けた神剣を祀る:石上神宮(奈良県の観光、撮影スポット)

楼門脇につづく色あざやかで美しい回廊:石上神宮 - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -

古代より武門に信仰された石上神宮

石上神宮は神話にてヤマトの初代天皇とされる神武天皇が東征する際に遣わされた神剣:布都御魂をお祀りする日本最古の神社のひとつ。

その後、古代ヤマトの武門の棟梁である物部氏の氏神様として古代より信仰されてきた由緒ある神社となります。

ご祭神である御神剣:布都御魂大神と記された檜の大鳥居:石上神宮  - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
ご祭神である御神剣:布都御魂大神と記された檜の大鳥居:石上神宮 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

様々な神話に彩られ、歴史にも深いかかわりのある石上神宮は山の辺の道めぐりとも併せて訪れたいスポットです。

境内、周辺のおすすめ撮影スポット:石上神宮

境内には奈良県指定の天然記念物ワタカ(別名:馬魚)の棲む鏡池や樹齢300年を越え万葉の世には「布留の神杉」とも詠われた神杉、鎌倉時代に建立され重要文化財に指定されている楼門、同じく鎌倉時代に建立された国宝である拝殿など被写体としておすすめの撮影スポットが数多くあります。

楼門脇につづく色あざやかで美しい回廊:石上神宮  - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
楼門脇につづく色あざやかで美しい回廊:石上神宮 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

ほかにも小さいながらも趣のある手水鉢や、紅葉の時期には天理市内各所から望めるオオイチョウの木があるなど隠れた被写体もあります。

そこにあると知らなければ通り過ぎがちな苔の緑も美しい手水鉢:石上神宮  - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
そこにあると知らなければ通り過ぎがちな苔の緑も美しい手水鉢:石上神宮 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

また、隣接する神宮外苑公園や目の前を走る県道には桜の木が多く植えられており、春の桜の季節にはいっそうの華やぎを添え、車で石上神宮へ向かう際や、石上神宮から他のスポットへ向かい際にも気持ちよいドライブや散策を愉しめます。

石上神宮へと至る県道には桜の並木が続き春にはいっそうの華やぎを感じさせる  - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
石上神宮へと至る県道には桜の並木が続き春にはいっそうの華やぎを感じさせる – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

写真の撮影スポット以外にもおすすめの石上神宮

このサイトは写真の撮影がメインですが、写真撮影以外にこの石上神宮で気になったものを紹介します。

それはお守り。

神武天皇の神話にまつわるお話から、起死回生の御神劔守があります。このお守りは御神剣をデザインしておりちょっと男心をくすぐるお守りです(笑)

また、交通安全ステッカーも御神剣をデザインしたものとなっていて是非!車に張っておきたいものです。

とかく写真撮影をする方は車やバイクでの移動も多くなると思いますので、この石上神宮の交通安全ステッカーのご利益にあやかってみてはいかがでしょうか?

アクセス

名阪国道、天理東インターより5分程

西名阪自動車道、天理インターより15分程

JR桜井線、天理駅より徒歩30分程

住所:奈良県天理市布留町384

 

奈良県の他の観光、撮影スポットはこちら

奈良県の観光情報 - -関西地方- - の観光、撮影スポット「撮る旅」
奈良県の観光情報 – -関西地方- – の観光、撮影スポット「撮る旅」

「吾唯知足」のつくばい:龍安寺(京都の観光、撮影スポット)

「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」のつくばい - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -

龍安寺 のつくばいにある「吾唯知足」(われ、ただ、たるを、しる)

情報が多く、常に何かを求めてしまう現代人(現代人に限らないかも?)には是非ともこの龍安寺を訪れ有名な石庭を眺めながら、足りていることを知りたいものですね。(私自身が筆頭ですが・・・(笑)

緑の多い境内では美しい撮影スポットが数多い - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
緑の多い境内では美しい撮影スポットが数多い – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

この龍安寺には有名なものが上記のつくばいの他に、枯山水の石庭、鏡容池と四季折々の表情を愉しめる観光、撮影スポットと言えるでしょう。

春には椿、桜など、夏には生命のチカラがみなぎる若々しい新緑、秋には見事なもみじ、冬は雪景色、これほど美しく四季の移ろいを感じられるスポットはあまりないと言えます。

秋には赤く染まる境内も夏には若々しい緑のなか - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
秋には赤く染まる境内も夏には若々しい緑のなか – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

春の龍安寺

春には有名な枯山水の石庭、その油土塀の向こうから美しい枝垂れ桜の花が顔を出します。

枯山水の石庭に艶を与えるようなこの姿をカメラに収めたいものです。

まだ花の少ない石庭 - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
まだ花の少ない石庭 – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

夏の龍安寺

夏、枯山水の石庭は涼やかさを感じさせ、境内にあるカエデなどの木々は若々しい新緑を輝かせて、訪れる人々にもチカラを与えてくれる、そんな風景を愉しめます。

生命のチカラがあふれる、この風景を写真に撮影したいスポット。

若々しい活気に満ち溢れた緑の境内 - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
若々しい活気に満ち溢れた緑の境内 – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

秋、あざやかな色に包まれる龍安寺

鏡容池に映りこむ色鮮やかなもみじにいろどられた境内は、冬の訪れを感じさせ、寂しさを少しだけ感じさせる艶やかさも持っています。

鏡容池の水鏡に映るこの世ではないような世界を撮影してみるもの良いものですね。

冬の寂しげでいて、チカラを蓄えているような石庭

冬の龍安寺はやはり雪の積もった景色が一番。枯山水が全てを多い尽くした世界のようにも思える絶景を切り取った写真を撮りたいものですね。

冬の雪景色も映える竜安寺の石庭 - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
冬の雪景色も映える竜安寺の石庭 – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

京都、と言う地には不思議なチカラを感じます。

龍安寺はそんな中でも禅のこころをすべてのスポットで感じることができ、まさに「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」の世界を実感できるのではないでしょうか?

「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」のつくばい - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」のつくばい – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

龍安寺で満ち足りた気持ちを取り戻し、京のまちでくつろげば、きっと翌日からの活力も湧き上がってくる、そんな気持ちにさせてくれることでしょう。

京都のまちには1日2日で回りきれない撮影スポットがあります、四季ごとに訪れて、その都度、足るを知り、日本の心をしっかりと取り戻したいものですね。

アクセス

名神高速道路、京都南インターより30分程

京福電鉄、龍安寺駅より徒歩7分程

 

↓ その他京都の観光、撮影スポットはこちら ↓

京都府の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
都府の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

安倍晴明が修行した阿寺の七滝(愛知県新城市の観光、撮影スポット)

下からは最上部まで見えないが美しい曲線を描く阿寺の七滝 - -愛知県の観光、撮影スポット:阿寺の七滝- -

平安時代の陰陽師:安倍晴明が若年期に修行したとの伝説が残る地、阿寺の七滝。

日本の滝100選に愛知県内で唯一、選出された滝でもあります。

七段にかかる、優美な曲線をもった阿寺の七滝

阿寺の七滝

この阿寺の七滝のおすすめポイントは豊かな自然に囲まれた美しい滝の姿。

駐車場から約900mほど歩いた先に阿寺の七滝があるのだが、そこまでの起伏の少ない歩きやすい遊歩道では緩やかに流れる川のせせらぎを左に聞きながら歩いてゆく。

阿寺の七滝へ向かう途中、振り返れば緑の中をすすむ道が伸びる  - -愛知県の観光、撮影スポット:阿寺の七滝- -
阿寺の七滝へ向かう途中、振り返れば緑の中をすすむ道が伸びる – -愛知県の観光、撮影スポット:阿寺の七滝- –

道中には苔むした杉の木など美しい緑の景色が広がり、写真を撮るのにも最適!

春から初夏にかけてのまぶしいばかりの新緑に包まれた遊歩道

杉の巨木の根元は鮮やかな緑の苔に覆い尽くされている  - -愛知県の観光、撮影スポット:阿寺の七滝- -
杉の巨木の根元は鮮やかな緑の苔に覆い尽くされている – -愛知県の観光、撮影スポット:阿寺の七滝- –

夏には岩肌の露出した山肌に咲くイワタバコの花

秋には美しい紅葉の中をすすむ遊歩道

と訪れる季節によってみどころもたくさん。

光に照らされ真新しい緑の木々も秋には錦に染まる  - -愛知県の観光、撮影スポット:阿寺の七滝- -
光に照らされ真新しい緑の木々も秋には錦に染まる – -愛知県の観光、撮影スポット:阿寺の七滝- –

そして滝へたどり着けば、豪快さはないものの優雅に流れ落ちる美しい曲線を持った阿寺の七滝が出迎えます。

夏には滝から流れる渓流で水遊びも楽しめるスポットで水に関連する写真が多く撮れる撮影スポットです。

下からは最上部まで見えないが美しい曲線を描く阿寺の七滝  - -愛知県の観光、撮影スポット:阿寺の七滝- -
下からは最上部まで見えないが美しい曲線を描く阿寺の七滝 – -愛知県の観光、撮影スポット:阿寺の七滝- –

また周辺には車でさらに山へと走った先に愛知県最大の百間滝と言う趣の違った滝もあり、こちらもおすすめです。

ゼロ磁場に流れる迫力の滝:百間滝

百間滝

阿寺の七滝から北東へ行った先には長野県の分杭峠と同じく日本最大の断層である中央構造線上のゼロ磁場にひときわ大きな滝:百間滝がある。

この百間滝は全長が120mほど、落差は43mもある愛知県で最大と言われる滝。

愛知県で最大と言われる百間滝の迫力ある姿  - -愛知県の観光、撮影スポット:百間滝- -
愛知県で最大と言われる百間滝の迫力ある姿 – -愛知県の観光、撮影スポット:百間滝- –

この滝も緑あふれる自然の中にあり、初夏の新緑に包まれた滝の姿は清涼そのももの姿と言えます。また、秋のもみじに包まれた滝も写真に撮るのにおすすめ!

ただし、こちらは付近の道路が一部通行止めになることが多いので事前に道路状況を調べてから行くことをおすすめします。

※道順がかわるだけで百間滝まではいけるようにはなっているはずです。

また、付近にはゼロ磁場のパワースポットから湧き出す水を汲める場所もあり、せっかくのパワーあふれる水を持ち帰れるようになっていますので、ペットボトルやタンクなどももって行くと良いと思います。

その、ほかにも周辺には鳳来寺や乳岩峡、河津桜の並木道、四谷の千枚田など多くの観光、撮影スポットがあり、新城市など奥三河へ行く際には是非、まわって多くの絶景を撮影してみてください。

アクセス

阿寺の七滝

新東名高速道路、新城インターより20分程

三遠南信自動車道、鳳来峡インターより20分程

百間滝

新東名高速道路、新城インターより30分程

三遠南信自動車道、鳳来峡インターより10分程

阿寺の七滝と百間滝の間は車で10分程の距離です。

 

愛知県の観光情報 - -東海地方- - の観光スポット「撮る旅」
愛知県の観光情報 – -東海地方- – の観光スポット「撮る旅」

急勾配の峠みち:暗峠(大阪府、奈良県境にある観光、撮影スポット)

冬の空気の数だ日には、生駒山から西の方角にきらきらと光る平野が望める - -奈良県、大阪府の観光、撮影スポット- -

松尾芭蕉が最期に旅をした暗峠(くらがり峠)

奈良時代より街道として使われてきた暗峠

「菊の香に くらがり越ゆる 節句かな」これは江戸時代に松尾芭蕉がその最期の旅となる奈良から大阪へ至る際に、この暗峠にて詠んだ句である。

奈良県と大阪府境にある暗峠の石畳の峠道 - -奈良県、大阪府の観光、撮影スポット- -
奈良県と大阪府境にある暗峠の石畳の峠道 – -奈良県、大阪府の観光、撮影スポット- –

この暗峠は古来、大阪と奈良を結ぶ最短距離の街道として整備され、江戸時代には現在も頂上付近に残る石畳の道が敷かれたとされている。

また、この暗峠を越える暗越奈良街道は日本のみち100戦に選定されており、特に峠頂上部分の付近の石畳の街道の風情は写真に収めるのに格好の被写体と言えます。

この暗峠へ登りゆく道は大阪府側、奈良県側ともに車でも苦労するほどの急勾配が続いており、徒歩でゆっくりと上って行くのがおすすめです。

奈良時代より使われてきた峠道:暗峠 - -奈良県、大阪府の観光、撮影スポット- -
奈良時代より使われてきた峠道:暗峠 – -奈良県、大阪府の観光、撮影スポット- –

酷道としても有名な狭く急勾配のつづく峠道

奈良県生駒市と大阪府東大阪市をむすぶ暗峠は酷道と書かれる国道でも有名。

元祖、日本最強の国道とも呼ばれるこの暗峠は、その短い距離での高低差が大きく車での往来にも難渋するほどの急勾配が続く道。

写真撮影ではあまり関係はないのかもしれませんが、一部のファン層に人気のスポットです。

温かみのある色づきの美しいもみじ風景:暗峠

暗峠を散策する際に、おすすめしたい季節は、その山々が暖かい色に染まる紅葉の季節。奈良時代より使われてきた街道に沿って山を登ってゆけば、途中には棚田の風景などもあり、周囲の紅葉とともにカメラに収めたい風景が続く。

暗峠には温かみのある色合いに染められた紅葉がひろがる
暗峠には温かみのある色合いに染められた紅葉がひろがる

夜、生駒の山から見える絶景

暗峠の頂上付近にさしかかるとからは奈良方面、大阪方面ともに見晴らしの利くスポットがある。

また、頂上からは南北にハイキングコースも交差しており山道を歩けば大阪の広大な夜景を望めるスポットも点在する。

そんな夜景スポットの中でも、もっともおすすめのポイントは信貴生駒スカイラインからアクセスが容易な府民の森内のぼくらの広場。

ここからは圧倒的な大阪の夜景が目の前に広がる。

冬の空気の数だ日には、生駒山から西の方角にきらきらと光る平野が望める - -奈良県、大阪府の観光、撮影スポット- -
冬の空気の数だ日には、生駒山から西の方角にきらきらと光る平野が望める – -奈良県、大阪府の観光、撮影スポット- –

空気の澄んだ日には遠く明石海峡大橋まで見渡すことができ、暗い夜道にもかかわらず、この絶景を求めて多くの人が訪れる。

アクセス

第二阪奈有料道路、壱分料金所より車で15分程(暗峠)

近鉄生駒線、南生駒駅より徒歩(ハイキング)1時間程

奈良県の観光、撮影スポットの一覧はこちら

奈良県の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
奈良県の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

三河のあじさい寺:本光寺(愛知県幸田町の観光、撮影スポット)

山門へと続く坂道の参道、両脇にはあじさいが咲く - -愛知県:本光寺- -

梅雨の時期、風情ある趣を愉しめるあじさい寺(愛知県幸田町の観光、撮影スポット)

幸田町観光協会:本光寺紹介ページ

日本各地にあるあじさい寺と呼ばれる寺院、そのなかでも三河のあいじさい名所として知られるのが幸田町深溝にある本光寺。

秋、紅葉した楓と山門の風景 - -愛知県の観光、撮影スポット:本光寺- -
秋、紅葉した楓と山門の風景 – -愛知県:本光寺- –

雨の日にこそ撮影したくなる風情ある寺院

梅雨、雨、普段生活をしていると必要ではあるけれど、あまり歓迎できないものではあります。しかし雨降る日にこそ撮れる画があります。

梅雨の雨が降る中、この時期にしか愉しめないあじさいの趣を目当てに多くの人が幸田町の本光寺を訪れます。

東廟所入り口の風景。あじさいの花 - -愛知県の観光、撮影スポット:本光寺- -
東廟所入り口の風景。あじさいの花 – -愛知県:本光寺- –

境内には15種類1万本にもおよぶあじさいが咲き乱れ、あじさい寺の名にふさわしい風景を魅せてくれます。

山門へと続く坂道の参道、その脇を埋め尽くすあじさいの花。

山門の奥には雨に濡れ美しい緑のじゅうたんとなる苔むした庭のあちこちに咲くあじさい。

苔むした庭園に伸びる石畳のみち - -愛知県の観光、撮影スポット:本光寺- -
苔むした庭園に伸びる石畳のみち – -愛知県:本光寺- –

その中を縫うようにすすむ石畳のみち。

歴代の深溝松平氏の墓所にもあじさいの花は咲き乱れます。

雨の日の薄暗いなかにこそある、日本の風景を愉しみ、そしてカメラに収めるために訪れたい観光、撮影スポットと言えます。

本堂前の苔むした日本庭園には可愛いお地蔵様も - -愛知県の観光、撮影スポット:本光寺- -
本堂前の苔むした日本庭園には可愛いお地蔵様も – -愛知県:本光寺- –

あじさいだけではない花の寺:本光寺の梅と椿

三河のあじさい寺の別名を持つ幸田町の本光寺。

あじさいだけではなく春には椿が、そして梅の花が境内をいろどります。

梅の花は本堂前に10種類、約80本が植えられており、美しい花が梅の香とともに訪れる人々を愉しませる。

本堂前の梅の花 - -愛知県の観光、撮影スポット:本光寺- -
本堂前の梅の花 – -愛知県:本光寺- –

満開の時期に願掛け亀の高台から本堂を望めば梅の花の海に本堂の屋根が浮かぶ、そんな風景が広がります。

また、椿の花も約200種、5000本もの木が植えられており本堂裏の山の斜面を埋め尽くします。

本堂前、石畳のみちにおちた椿の花 - -愛知県の観光、撮影スポット:本光寺- -
本堂前、石畳のみちに落ちた椿の花 – -愛知県:本光寺- –

幸田町深溝の谷間の地に春の訪れを告げる梅の花、まるで香り立つような美しい一枚の写真を撮影したい、そんなスポットと言えるでしょう。

花以外にも見所の多い歴史ある本光寺

愛知県幸田町にあるこの本光寺、創建は約500年も前のこと、西暦1523年にこの深溝の地を領した深溝松平氏によって建立されました。

この深溝松平氏は徳川家康の天下取りを支えた十四松平氏家のひとつ。

この本光寺の特徴は、江戸時代に多くの領主が移動すると、その家の菩提寺もともに移動するのがほとんどでしたが、この本光寺は深溝松平氏が遠く九州の島原へと移動しても、三河に残りました。

西廟所も梅の花、あじさいなどでいろどられる - -愛知県の観光、撮影スポット:本光寺- -
西廟所も梅の花、あじさいなどでいろどられる – -愛知県:本光寺- –

通常は移動した先で亡くなられた殿様は、その地に建てられた菩提寺に葬られるのですが、深溝松平氏のお殿様は遠くふるさとに運ばれ、この本光寺に葬られたとのことです。

当時は九州島原からこの地まで非常に長い道のりをゆっくりと時間をかけて里帰りをされたのでしょう。

山門へと続く坂道の参道、両脇にはあじさいが咲く - -愛知県:本光寺- -
山門へと続く坂道の参道、両脇にはあじさいが咲く – -愛知県:本光寺- –

是非、この地で500年続く歴史ある寺院を、その季節をいろどる花々とともに写真を撮る旅へでかけませんか?

アクセス

国道23号線岡崎バイパス、幸田芦谷インターより車で10分程

JR東海道本線、三ヶ根駅より徒歩5分程

 

本光寺のほか愛知県にあるおすすめ観光、撮影スポット

愛知県の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
愛知県の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

魔力すら感じる京都の撮影スポット

祇園の路地ですれ違った透明感のあるうしろ姿 - -京都、祇園- -

趣味(?)で写真を撮影しているとふと京都へゆきたくなる、そんなときがある。

(きっと写真を撮っていない方でもそうなんだろうけどね(笑)

京都の観光を考えてみるととてつもなく写真を撮りにゆきたくなる。

なぜだろうか?なにがそんなに惹きつけるのか。

数年間、大原へ紅葉を撮りに行ったとき、早朝、霧の中を散策した。

霧に包まれるもみじと大原の里 - -京都、大原- -
霧に包まれるもみじと大原の里 – -京都、大原- –

大原の里は朝の霧が有名、薄暗い中に漂う霧

鄙びた風情

侘び寂び

看板がおいてあるだけなのに雰囲気が良い

看板の手前にある落ち葉が良い味をだしている - -京都、大原- -
看板の手前にある落ち葉が良い味をだしている – -京都、大原- –

大原に限らず、京都には日本人の吟線に触れるものがとてつもなく多い

京都の空気がそうさせるのか?

京都:大原の観光、撮影スポットの紹介記事

やっぱり1200年の重い歴史がそうさせるのだろうか。

暑い夏の日、祇園の路地を歩いているときにすれ違った女性の透明感のあるうしろ姿。祇園の街並みに、とてもよく似合っている。

祇園の路地ですれ違った透明感のあるうしろ姿 - -京都、祇園- -
祇園の路地ですれ違った透明感のあるうしろ姿 – -京都、祇園- –

夜の京都を歩いていれば、そこかしこに京都らしい風情の看板、街灯、路地がある

京都の空気がなせるセンスなのだろうか? - -京都、街灯- -
京都の空気がなせるセンスなのだろうか? – -京都、街灯- –

京都っておおきなテーマパーク?と思えるときもある。

ふと、通りかかった街並みが画になる京都

写真を整理していると、毎回、京都へゆきたくなってしまう。

なぜか心惹かれる京都の路地 - -京都、祇園- -
なぜか心惹かれる京都の路地 – -京都、祇園- –

信州も好きだし、今は奈良に強い興味がある、それでも京都がいちばんなんだよなぁ。

いつか、京都のすべての路地、すべての季節、すべての時間、を制覇したいと無謀なことも考えてしまう。

京都の路地を代表する先斗町 - -京都、先斗町- -
京都の路地を代表する先斗町 – -京都、先斗町- –

日本人の心を強く惹きつける妖しい空気がそこにはある。

京都には華がある、と書いたけれど、やっぱり妖しい魔力なのかもしれないとも思う。

京都の観光、撮影スポットの一覧はこちら

京都府の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
京都府の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

家康の生まれた地:岡崎城(愛知県の観光、撮影スポット)

城さが際立つ天守閣をバックに赤く色づいたもみじ - -愛知県岡崎市- -

出世城として、徳川家康の生誕地として知られる岡崎城

岡崎公園公式ページ

春、満開の桜から顔を出す岡崎城の天守閣

日本各地に桜が愉しめる城址は数多くあり、そのひとつが岡崎城。日本の桜百選にも選出された岡崎城では毎年3月下旬から4月上旬に約800本のソメイヨシノが咲き乱れる。

サクラの花が咲き誇る岡崎城 - -愛知県岡崎市- -
サクラの花が咲き誇る岡崎城 – -愛知県岡崎市- –

桜の花の名所として近県から多くの観光客が訪れ、家康の生まれた岡崎城と桜のコラボレーションを愉しんでいる。

また、夜間はライトアップされた桜と天守閣の景色も写真家にはおすすめとなるスポット。

夏、花火職人の競い合いと並び浮かび上がる岡崎城

夏には全国的にも有名な岡崎の花火大会が岡崎城そばの河川にて開催される。

夜空に花開く大輪の花火とライトアップされ浮かび上がる天守閣。

さらに少し離れた場所からも大き目の花火が打ち上げられており花火と天守閣のコラボレーションは様々な角度から望める。

職人の手による夜の花と岡崎城天守閣 - -愛知県岡崎市- -
職人の手による夜の花と岡崎城天守閣 – -愛知県岡崎市- –

暗闇に浮かび上がる美しい人の手による花、その芸術を十分に堪能できる全国でも有数の花火大会で記念に残る一枚の写真を撮影したいものです。

秋、鮮やかに紅葉した木々と白い天守閣のコントラスト

また、秋には桜や楓などの紅葉がお城の白い壁に映える。

苔むして鮮やかな緑をまとう石垣と天守や巽閣の白い壁、そして美しく色づいたもみじ。

城さが際立つ天守閣をバックに赤く色づいたもみじ - -愛知県岡崎市- -
城さが際立つ天守閣をバックに赤く色づいたもみじ – -愛知県岡崎市- –

この季節は日本の美しさが存分に愉しめる、そんな岡崎城と言える。

冬、イルミネーションにいろどられた夜の妖しい岡崎城

そして、冬には夜間イルミネーションでいろどられた庭園が愉しめる。

昼間とはまったくの別世界へといろどられた岡崎城は幽玄な雰囲気が漂い、その中に白く浮かび上がった天守閣の幻想的な風景が望めます。

昼間は龍城堀にかかる純和風の朱塗りの神橋も青く闇に浮かび上がる。

寒さの中、妖しく光る青い橋 - -愛知県岡崎市- -
寒さの中、妖しく光る青い橋 – -愛知県岡崎市- –
普段とはまったく違った顔を見せる神橋 - -愛知県岡崎市- -
普段とはまったく違った顔を見せる神橋 – -愛知県岡崎市- –

普段見ることのない不思議な空間へと変わる。

天下人、徳川家康の生まれた岡崎城は春夏秋冬、四季を通じて被写体として愉しめる、そんなスポットです。

また、付近には徳川家康にちなんだ名所が数多くあり、岡崎を訪れた際には是非ともめぐって欲しい。

岡崎市にある梅の名所「岩津天満宮」

例えば松平氏の菩提寺である大樹寺は家康が独立を決定した逸話が残っており、さらに山門からはまっすぐに岡崎城の天守閣が見守れるように作られている。

大樹寺の山門からまっすぐに見える岡崎城天守閣 - -愛知県岡崎市- -
大樹寺の山門からまっすぐに見える岡崎城天守閣 – -愛知県岡崎市- –

アクセス

東名高速道路、岡崎インターより車で5分程

名鉄本線、東岡崎駅より徒歩15分程

 

山桜がおりなす絶景:吉野山(奈良県の観光、撮影スポット情報)

春の桜と多宝塔 - -奈良県吉野町- -

下千本から咲き始める奈良県、吉野の桜がつくる絶景

吉野山の山桜

写真家ならずとも生きているうちに一度はその景色を目にしたいと思う、吉野山のサクラ。一般的な花の多いサクラと違いこの吉野山は花の少なめの山桜。

山々をピンクに染める吉野の山桜 - -奈良県吉野町- -
山々をピンクに染める吉野の山桜 – -奈良県吉野町- –

約3万本のサクラが下千本・中千本・上千本・奥千本と4つに分かれて密集しており、そのはかなげな風景を醸しだしている。

見ごろは4月、下千本から咲き始め中千本、上千本と咲き、最後に奥千本と時間差をもって咲いてゆくため約1ヶ月にわたり愉しむことができる。

また、開花期間中は夜間ライトアップされる為、また違った幽玄な風情も味わうことができるスポットと言える。

幽玄と言えば夜間のライトアップよりもおすすめしたいのが早朝の深い山々が目覚めるとき。徐々に日の光が届き山々を照らし出すが、霧のかかったこの時間帯はこの世のものとは思えぬほどに幻想的な光景が漂います。

吉野山のシンボル蔵王権現を祀る:金峯山寺

総本山 金峯山寺

役 小角により創建されたと伝わり、古来より修験者が多く訪れた修験場の入り口で吉野山のシンボル的存在の金峯山寺。

春の桜と多宝塔 - -奈良県吉野町- -
春の桜と多宝塔 – -奈良県吉野町- –

南北朝時代には南朝方の拠点としても関わった古刹。

境内に漂う空気も格別のお寺。吉野の山を象徴するとともに、ここより始まる密林の入り口としても存在感があります。是非ともその空気感をおさめた写真を撮りたいスポットでもあります。

金峯山寺のみどころは秘仏本尊である金剛蔵王大権現の公開。2018年は30年3月31日(土)~5月6日(日)の期間において公開されるので是非、吉野の桜とともにお目にかかってきてはいかがでしょうか?

※金剛蔵王大権現は撮影禁止となっているとのことです。

秋、深い色合いに染められる山桜たちの紅葉

また、花の咲く春以外にも吉野山は秋にも訪れてみたいスポットです。

春にはピンクに染められていた山々が紅葉にいろどられます。

主に山桜によっていろどられる吉野の紅葉は、可憐でいて深い色にそまります。

山桜主体の吉野の紅葉 - -奈良県吉野町- -
山桜主体の吉野の紅葉 – -奈良県吉野町- –

日本全国に多く紅葉スポットはありますが、この吉野山の紅葉もほかとは一味違って楽しめるのではないでしょうか?

春の桜、そして秋の紅葉、ともに他のスポットとは違ったこの吉野山でしか見られないシーンを是非、カメラに収めて持ち帰りたいものですね。

アクセス

京奈和自動車道、御所南インターより30分程

京奈和自動車道、五條北インターより30分程

近鉄吉野線、吉野駅よりロープウェイにて5分程の吉野山駅より徒歩10分程

 

長野県でも見られる桜が造る絶景:高遠城址公園