秋の紅葉はまさに絶景:パワースポット三峰神社(埼玉県秩父市の観光、撮影スポット)

まさに絶景!もみじ越しに遠くまで山々を見渡せる - -秩父市:三峰神社- -

関東随一のパワースポット三峯神社

三峰神社

埼玉県秩父地方、そのなかでも山梨県との県境からも程近い奥秩父の山奥にたたずみ、近年では関東一のパワースポットとしてその名を知られる三峰神社。

山奥にひっそりと佇む三峰神社:随身門 - -秩父市- -
山奥にひっそりと佇む三峰神社:随身門 – -秩父市- –

この三峰神社の歴史はとても古く、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東国へ赴いた際に開いたと伝わっており、国生み神話の伊弉諾尊・伊弉册尊をお奉りしている、由緒正しき神社と言えます。

この三峰神社では古くから狼を信仰しており江戸時代には農作物を荒らすイノシシやシカなどの獣を払ってくれる神様としても広く信仰されてきた神社です。

他ではあまりお目にかかれない三つ鳥居 - -秩父市:三峰神社- -
他ではあまりお目にかかれない三つ鳥居 – -秩父市:三峰神社- –

写真撮影におすすめなのは他ではあまりお目にかかれない三ツ鳥居やオオカミ(大神)を象った狛犬。そんな三峰神社を撮影するなら、特におすすめしたい季節は、自然が多くあふれる山々が、美しく彩られる紅葉の季節。遠く果てしなく続くかのように思える山並みが鮮やかないろどりにあふれ、どんどんシャッターを切りたくなるような風景が広がります。

まさに絶景!もみじ越しに遠くまで山々を見渡せる - -秩父市:三峰神社- -
まさに絶景!もみじ越しに遠くまで山々を見渡せる – -秩父市:三峰神社- –

この自然豊かな秩父の山奥に佇む拝殿は、寛政12年(1800年)に建立されており、重厚な雰囲気のなかに煌びやかな装飾がされており被写体としても存分に楽しめます。

さらに、この拝殿近く左側にある石畳には水を打つと龍の模様が浮かび上がる石畳があり、こちらもご利益があるといわれており、シャッタースポットとしてもおすすめです。

山奥にひっそりと佇む三峰神社:随身門 - -秩父市- -
山奥にひっそりと佇む三峰神社:随身門 – -秩父市- –

また、拝殿からもう少し奥へと行けば、この三峰の深い山に潜んでいるといわれる大口真神(お犬さま)をお祭りする「お仮屋」が、さらに縁結びにご利益があるとされる「えんむすびの木」があります。

この三峰神社のもうひとつのおすすめは霧の日、早朝は雲海に沈む秩父地方の風景を、日中は霧の中で神秘的な風情を醸す三峰神社が楽しめます。さらにこの三峰神社のオオカミの神様は霧の日に姿をあらわしやすいとか?きっと関東一のパワースポットのご利益を授かれることでしょう。

是非、晴れた日の美しい紅葉や霧の日の神秘的な風情をカメラに収めたいものです。

もみじで華やかにいろどられた参道 - -秩父市:三峰神社- -
もみじで華やかにいろどられた参道 – -秩父市:三峰神社- –

追記、有名な話ですが、この三峰神社では毎月1日にのみ配布される限定版のおまもりがあります。

通常は赤、ピンク、青、緑の4色を配布しているのですがこの日だけは真っ白なお守り「白い気守り」を配布しています。そのため毎月1日は大渋滞となりまりますがせっかくの機会ですから入手してはどうでしょうか?

毎月1日のみに配布される白い気守り - -秩父市:三峰神社- -
毎月1日のみに配布される白い気守り – -秩父市:三峰神社- –

アクセス

関越自動車道、花園インターより国道140号線経由にて2時間程

中央自動車道、甲府昭和インターより国道140号線経由にて2時間程

西武鉄道、西武秩父駅よりバスで1時間20分程

三峰神社以外の秋の紅葉がおすすめのスポット

紅葉が美しい松平郷(松平東照宮、松平城址、高月院):愛知県豊田市も観光、撮影スポット

大給城址のカエデ:ひっそりと佇む山中の城址、そこでは見事な紅葉をひとりじめできる場所が - -愛知県豊田市松平郷近くの大給城址- -

・松平郷(松平東照宮、松平城址、高月院)

松平郷観光協会

徳川将軍家をさかのぼると、この愛知県豊田市にある松平郷に行き着きます。

初代将軍の徳川家康は岡崎城の生まれであり、この松平郷から興った松平氏の宗家でした。この現代の日本そして首都東京の繁栄はこの地から始まったと、言うのは過言と言うものでしょうか?

徳川家康からさかのぼること8代前にこの地を訪れた徳阿弥(松平親氏)が松平氏へ入り婿し発祥したと伝わります。この地は徳川家にとっても非常に重要な地として江戸時代に入ってから神君家康公をまつった松平東照宮が鎮座しています。

松平東照宮

松平東照宮境内のみごとなもみじ – -愛知県豊田市松平郷- –

この東照宮は元々は松平郷松平氏の居館であったため、今なお堀と石垣に囲まれた情緒ある風情をまとっています。

松平東照宮の堀に映るもみじ - -愛知県豊田市松平郷- -
松平東照宮の堀に映るもみじ – -愛知県豊田市松平郷- –

また、さらに奥へと足を散策すると松平家初代にまつわる伝説のスポットや室町塀や冠木門がつづき、もっとも奥には家康(当時はまだ元信と名乗っていた)が御手植えしたと伝わる松の木が境内にある高月院があります。

高月院

この松平郷は全体が室町時代の息吹を感じさせるような雰囲気をまとっており、写真家にとっても数多くのシャッターポイントがあり写真の撮影を主とした旅行にピッタリの場所と言えます。

高月院のカエデと山門 - -愛知県豊田市松平郷- -
高月院のカエデと山門 – -愛知県豊田市松平郷- –

おすすめの季節は美しい桜が花開く春と、しっとりとした風情に紅や黄がいろどられる秋のもみじの季節です。

特に秋には松平東照宮の堀際に並ぶもみじが水面に映りこみ空の青とのコントラストを楽しめます。また、東照宮内にも美しいカエデやイチョウなどがいろどっており、写真映えするスポットを探しながら撮影を楽しめます。

室町塀

松平東照宮から高月院へとつづく室町塀ともみじの葉 – -愛知県豊田市松平郷- –

さらに奥にも室町塀ともみじのつづく道、さらに高月院にも参道の脇や境内に植えられたカエデが鮮やかにいろづき600年以上にわたる歴史の風情を感じさせてくれ、訪れる人々を愉しませます。

大給城址

さらに、近くには大給城址(松平氏のひとつ大給松平氏の発祥地)なども残っており、こちらは建物などはありませんが自然を活かした堅牢な城の跡が広がっています。

特にこちらの大給城址も秋にはいろづいたカエデが多くあり、ひっそりとした中で思う存分にもみじを堪能できます。

大給城址では鮮やかなもみじをひとりじめ - -愛知県豊田市松平郷- -
大給城址では鮮やかなもみじをひとりじめ – -愛知県豊田市松平郷- –

さらにこの大給城址からは山並みの向こうに、遠く名古屋まで見渡せる物見岩があり、はるか昔にもこの地へと向かってくる軍勢などを見つけられる感覚を味わえます。

大給城址のカエデ:ひっそりと佇む山中の城址、そこでは見事な紅葉をひとりじめできる場所が - -愛知県豊田市松平郷近くの大給城址- -
大給城址のカエデ:ひっそりと佇む山中の城址、そこでは見事な紅葉をひとりじめできる場所が – -愛知県豊田市松平郷近くの大給城址- –

この松平郷周辺は戦国ロマンや人々の出会い、そして繁栄してゆく様が感じられる、そんな素敵な観光地です。

もみじの名所と言えば近くに香嵐渓がありますが、またそれとは違ったひっそりと愉しめるもみじを堪能しに是非、訪れてみてください。

徳川家に関連する観光、撮影スポット

秋の紅葉がおすすめの観光、撮影スポット

紅葉がおすすめ!京都市:大原の観光、撮影スポット(三千院、寂光院、古知谷阿弥陀寺)

京都大原の寂光院:諸行無常の寺、苔ともみじと明と暗 - -京都市左京区大原- -

・京都市左京区 大原(三千院門跡、寂光院、古知谷阿弥陀寺)

京都大原観光保勝会

皇族、貴族が隠棲した京都北部の心休まる山里:大原

京都市内北東部にある静かな山里、大原。三千院や寂光院をはじめいくつかの寺院が立ち並ぶ、のどかながらも凛とした京都の風情をもった山里。多くの寺院を詣で散策をしながら一日中愉しめる場所。

・三千院門跡

古くから高貴なる身分の人が世俗を離れ仏門に入った門跡寺院のひとつ。

苔の庭園の美しさと、苔のなかに佇む可愛いわらべ地蔵さまなどは日常社会のストレスに凝り固まったこころを癒すのにもピッタリです。

京都大原の三千院門跡:苔の庭にあそぶわらべ地蔵 - -京都市左京区大原- -
京都大原の三千院門跡:苔の庭にあそぶわらべ地蔵 – -京都市左京区大原- –

三千院

春は山桜や石楠花が咲き華やかないろどりの中にも落着いた風情を覗かせ、夏は雨の花あじさいや青々としたはを茂らせる青もみじ、秋は金襴豪華なもみじにいろどられた中にも苔の緑が映える庭園、冬には凛とはりつめた静寂のなか白い雪に覆われた静かな庭園と、どの季節に訪れてもひとつひとつ違った顔を見せ癒してくれる、そんなパワースポットです。

・寂光院

平清盛の娘・建礼門院が余生を過ごしたとも伝わる尼寺で平家一門を弔った寺院。

京都大原の寂光院:諸行無常の寺、苔ともみじと明と暗 - -京都市左京区大原- -
京都大原の寂光院:諸行無常の寺、苔ともみじと明と暗 – -京都市左京区大原- –

本堂前の風情あふれる庭園は平家物語にも描かれており、汀の池、千年の姫小松、雪見燈籠などが配されています。

諸行無常を感じさせるそんな写真を撮りたくなる場所です。春の桜や秋のもみじなど美しい四季と寄り添う山里の寺院をあらわす、そんな一枚を撮影したいものです。

寂光院

・古知谷阿弥陀寺

三千院や寂光院などの大原の中心地からすこし離れた山の中腹にひっそりと佇む寺院。

中国風の山門から坂を登りたどり着く静寂の地では夏には青々とした木々が涼やかさを、秋の紅葉の時期には見事なもみじを静かに堪能できる寺院です。

京都大原の古知谷阿弥陀寺:静寂の中で愛でるもみじのいろどり - -京都市左京区大原- -
京都大原の古知谷阿弥陀寺:静寂の中で愛でるもみじのいろどり – -京都市左京区大原- –

大原の中心部と違い観光客の数も少なく思う存分に写真撮影を愉しめる、そんな大原の北に佇む古刹と言えます。是非とも日常とは違った風景をカメラに収めに行きたいものですね。

古知谷阿弥陀寺

また、この他にも一年中花を咲かせる「不断桜」を中心とした歴代の住職がてづくりしてきた美しい庭園を愉しめる実光院やまさに額縁に囲われアートとしても愉しめる庭園「額縁庭園」で有名な宝泉院、歩きまわり疲れた心とからだを癒すことのできる足湯カフェなども。

 

京都大原の寂光院:菊の透かし彫りから見える黄色いもみじ - -京都市左京区大原- -
京都大原の寂光院:菊の透かし彫りから見える黄色いもみじ – -京都市左京区大原- –

一日を通してくつろげる「京都のはなれ」とも言える大原の地でゆっくりとした時間を感じることのできるような素敵な写真を撮影したいものですね。

大原以外の紅葉がおすすめの観光、撮影スポット