奈良を象徴する巨大寺院、東大寺
奈良、と言えば東大寺と言っても良いほどに有名で、例えば修学旅行などで一度は行ったことがある、そんな超のつく有名観光スポットと言える。
天平時代に創建された巨刹で当時から残っている建造物は転害門のみとなっているが、焼失などがあっても都度、再建されてきた、奈良のまちを守り、そして守られてきた、歴史的な重みのある寺院。ただ大きいだけではなく創建当時から唯一残っている、転害門など天平の息吹を感じられるスポットもある。
金堂(大仏殿)
広い境内に堂々と建つひときわ大きな建物大仏殿。内部には奈良の大仏さまがおられる。
2度の再建を経て創建当時と比べればいくぶんか小さくなってしまった大仏殿ではあるが、今なお世界最大級の木造建築物として残っている。
例えば早朝の霧に包まれた壮大な大仏殿など気象条件にもよるが是非ともお目にかかりたいシーンである。
二月堂
この地に立てば遠くに平城京跡、奈良の市街が見え、藤原氏の氏寺:興福寺、藤原氏の氏神:春日大社までもその眼下に見ることができる、非常に眺望の良い場所であることがわかる。朝日に照らされた奈良の風景を一目見れば、この寺が奈良の人々に愛されてきたことが伺える。また、この地から是非、撮りたいのが夕景。
奈良のまちの向こうに沈み行く夕陽を奈良のまちのシルエットとともにカメラに収めたいスポットです。
転害門
東大寺、と言うと大きい、そんなイメージが強く見逃されがちな転害門。
大仏殿の裏側、正倉院の西にあるこの門は天平時代の創建から唯一残っている遺構でもある。奈良のまちの1300年近い歴史を見つめてきた東大寺に訪れたら是非とも、この転害門にも立ち寄り天平の息吹を感じることができる一枚を撮影したいものです。
是非、奈良へ行く際には東大寺に多くの時間を割き、歴史と日本の文化に触れられるような一枚を撮影するために広い東大寺を散策してみてください。
アクセス
京奈和道、木津インターから15分程
近鉄奈良線、奈良駅より徒歩20分程