趣味(?)で写真を撮影しているとふと京都へゆきたくなる、そんなときがある。
(きっと写真を撮っていない方でもそうなんだろうけどね(笑)
京都の観光を考えてみるととてつもなく写真を撮りにゆきたくなる。
なぜだろうか?なにがそんなに惹きつけるのか。
数年間、大原へ紅葉を撮りに行ったとき、早朝、霧の中を散策した。

大原の里は朝の霧が有名、薄暗い中に漂う霧
鄙びた風情
侘び寂び
看板がおいてあるだけなのに雰囲気が良い

大原に限らず、京都には日本人の吟線に触れるものがとてつもなく多い
京都の空気がそうさせるのか?
やっぱり1200年の重い歴史がそうさせるのだろうか。
暑い夏の日、祇園の路地を歩いているときにすれ違った女性の透明感のあるうしろ姿。祇園の街並みに、とてもよく似合っている。

夜の京都を歩いていれば、そこかしこに京都らしい風情の看板、街灯、路地がある

京都っておおきなテーマパーク?と思えるときもある。
ふと、通りかかった街並みが画になる京都
写真を整理していると、毎回、京都へゆきたくなってしまう。

信州も好きだし、今は奈良に強い興味がある、それでも京都がいちばんなんだよなぁ。
いつか、京都のすべての路地、すべての季節、すべての時間、を制覇したいと無謀なことも考えてしまう。

日本人の心を強く惹きつける妖しい空気がそこにはある。
京都には華がある、と書いたけれど、やっぱり妖しい魔力なのかもしれないとも思う。
