龍安寺 のつくばいにある「吾唯知足」(われ、ただ、たるを、しる)
情報が多く、常に何かを求めてしまう現代人(現代人に限らないかも?)には是非ともこの龍安寺を訪れ有名な石庭を眺めながら、足りていることを知りたいものですね。(私自身が筆頭ですが・・・(笑)
この龍安寺には有名なものが上記のつくばいの他に、枯山水の石庭、鏡容池と四季折々の表情を愉しめる観光、撮影スポットと言えるでしょう。
春には椿、桜など、夏には生命のチカラがみなぎる若々しい新緑、秋には見事なもみじ、冬は雪景色、これほど美しく四季の移ろいを感じられるスポットはあまりないと言えます。
春の龍安寺
春には有名な枯山水の石庭、その油土塀の向こうから美しい枝垂れ桜の花が顔を出します。
枯山水の石庭に艶を与えるようなこの姿をカメラに収めたいものです。
夏の龍安寺
夏、枯山水の石庭は涼やかさを感じさせ、境内にあるカエデなどの木々は若々しい新緑を輝かせて、訪れる人々にもチカラを与えてくれる、そんな風景を愉しめます。
生命のチカラがあふれる、この風景を写真に撮影したいスポット。
秋、あざやかな色に包まれる龍安寺
鏡容池に映りこむ色鮮やかなもみじにいろどられた境内は、冬の訪れを感じさせ、寂しさを少しだけ感じさせる艶やかさも持っています。
鏡容池の水鏡に映るこの世ではないような世界を撮影してみるもの良いものですね。
冬の寂しげでいて、チカラを蓄えているような石庭
冬の龍安寺はやはり雪の積もった景色が一番。枯山水が全てを多い尽くした世界のようにも思える絶景を切り取った写真を撮りたいものですね。
京都、と言う地には不思議なチカラを感じます。
龍安寺はそんな中でも禅のこころをすべてのスポットで感じることができ、まさに「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」の世界を実感できるのではないでしょうか?
龍安寺で満ち足りた気持ちを取り戻し、京のまちでくつろげば、きっと翌日からの活力も湧き上がってくる、そんな気持ちにさせてくれることでしょう。
京都のまちには1日2日で回りきれない撮影スポットがあります、四季ごとに訪れて、その都度、足るを知り、日本の心をしっかりと取り戻したいものですね。
アクセス
名神高速道路、京都南インターより30分程
京福電鉄、龍安寺駅より徒歩7分程
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