聖徳太子も訪れた地:瓦屋禅寺(滋賀県の観光、撮影スポット)

瓦屋禅寺の庫裏も鮮やかな紅葉に彩られる - -滋賀県東近江市にある観光、撮影スポット- -

古の聖人:聖徳太子が四天王寺の瓦を焼かせた地に建つ: 瓦屋禅寺 (かわらやぜんじ)

この瓦屋禅寺は知る人ぞ知る紅葉の名所です。

この寺院の成り立ちははるか昔、1400年以上も前に聖徳太子が大阪に建立した四天王寺の巨大な伽藍に使用するための108,000枚もの瓦を焼かせたのが寺名の由来となっており、瓦屋禅寺へとつづく長い石段の途中には聖徳太子が登った際に急速を取ったと伝わる石も残っています。

2000段あると言われる長い石段。途中には聖徳太子が腰掛けた石も残る。 - -滋賀県東近江市にある観光、撮影スポット- -
2000段あると言われる長い石段。途中には聖徳太子が腰掛けた石も残る。 – -滋賀県東近江市にある観光、撮影スポット- –

この瓦屋禅寺のおすすめ撮影シーンは

1.ひっそりとした山寺の風情と鮮やかな紅葉が競演する晩秋

2.木々に若い葉が茂る新緑の季節

の2つ

長い石段を登りきるとこがね色に染まった瓦屋禅寺の境内が出迎えてくれる - -滋賀県東近江市にある観光、撮影スポット- -
長い石段を登りきるとこがね色に染まった瓦屋禅寺の境内が出迎えてくれる – -滋賀県東近江市にある観光、撮影スポット- –

1.ひっそりとした風情の山寺を彩る紅葉の美しい瓦屋禅寺

なんと言っても一番おすすめしたいのがこの紅葉の季節。

紅葉の季節でも近くの太郎坊宮ほど訪れる観光客も多くなく、ひっそりとした侘びの風情を心ゆくまで楽しむことができます。

ひっそりとした雰囲気の山寺に広がる紅葉の絶景 - -滋賀県東近江市にある観光、撮影スポット- -
ひっそりとした雰囲気の山寺に広がる紅葉の絶景 – -滋賀県東近江市にある観光、撮影スポット- –

特に2000段あると言われる旧表参道の長い長い石段を昇ってゆくと、もうあと少し、と言う地点で急にこがね色に染まった頂上が目に飛び込んできます。

それまで紅葉をあまり感じられなく、常緑樹の多かった長い石段もこの地点まで来ると急に秋の気配を感じさせてくれます。(途中に少しは紅葉した木々もありますが。。。)

境内に着くと一面に色鮮やかに紅葉した木々が拡がり山寺の侘び寂びた風情と相まって写真家ならずともシャッターを切りたくなる光景が続きます。

侘び寂びた山寺の風情が濃い庫裏前のみち - -滋賀県東近江市にある観光、撮影スポット- -
侘び寂びた山寺の風情が濃い庫裏前のみち – -滋賀県東近江市にある観光、撮影スポット- –

是非、この侘び寂びた山寺の風情を十分に感じられる一枚の写真を撮影したいスポットと言えます。

2.若々しい新緑の生命力あふれる山寺:瓦屋禅寺

さて、紅葉のおすすめスポットにはもうひとつ是非とも写真に撮りたい季節があります。

そう!それは若い葉が芽吹く生命の力があふれる新緑の季節。

紅葉シーズンにも人気は少なく穴場的な瓦屋禅寺 - -滋賀県東近江市にある観光、撮影スポット- -
紅葉シーズンにも人気は少なく穴場的な瓦屋禅寺 – -滋賀県東近江市にある観光、撮影スポット- –

紅葉はこれから散り行く葉が最期のきらめきを魅せ、色鮮やかな生命の炎を燃やします。

対してこの新緑の時期には若々しく生命の力にあふれ、陽の光をいっぱいに浴びるまぶしいばかりの緑の世界が拡がります。

瓦屋禅寺の庫裏も鮮やかな紅葉に彩られる - -滋賀県東近江市にある観光、撮影スポット- -
瓦屋禅寺の庫裏も鮮やかな紅葉に彩られる – -滋賀県東近江市にある観光、撮影スポット- –

紅葉の季節のような侘び寂びた風情は強くはありませんが、その美しさは写真に撮るのにおすすめの季節です。

是非、力強く生命力にあふれた景色を撮りに訪れてみてはいかがでしょうか?

また、瓦屋禅寺を訪れる際にはすぐ近くの太郎坊宮も一緒に訪れることをおすすめします。

車で登った際は駐車場すぐに撫で一休の石造が出迎える - -滋賀県東近江市にある観光、撮影スポット- -
車で登った際は駐車場すぐに撫で一休の石造が出迎える – -滋賀県東近江市にある観光、撮影スポット- –

アクセス

名神高速道路、八日市インターより10分程

近江鉄道本線、八日市駅より徒歩5分程(※旧表参道入り口まで)

 

住所:滋賀県東近江市建部瓦屋寺町436

奈良大和路花の寺: 長谷寺 (奈良県桜井市の観光、撮影スポット)

長谷寺本堂の舞台から望む五重塔、桜も陽の光に輝く - -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- -

奈良県桜井市にある 長谷寺 は西暦686年に創建されたと伝わる、真言宗豊山派総本山の寺院で大和と伊勢を結ぶ初瀬街道を見下ろす地に建ちます。

花の寺として知られる長谷寺、仁王門とその先の登廊の風景が有名 - -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- -
花の寺として知られる長谷寺、仁王門とその先の登廊の風景が有名 – -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- –

春の桜に包まれた境内を歩く春の長谷寺

長谷寺で有名なのは4月下旬から5月上旬の牡丹の花ですが、3月終わり頃から4月はじめの季節には境内が美しい桜色に染まります。

初瀬川の橋から見上げた長谷寺境内の風景 - -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- -
初瀬川の橋から見上げた長谷寺境内の風景 – -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- –

この季節には門前町の脇を流れる初瀬川に掛かる橋から見上げれば桜やモクレンなど春の花に彩られた境内を眺めることができ、長谷寺へ訪れた際にはまず最初に味わいたい風景が広がります。

長谷寺仁王門としだれ桜 - -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- -
長谷寺仁王門としだれ桜 – -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- –

次に境内の手前まで歩いてゆけば、仁王門の手前に見事なしだれ桜が咲き乱れ、堂々たる仁王門と相まって美しい景観を作ります。

本堂からは断崖絶壁に作られた舞台から桜の花に包まれた全山を見下ろした画を切り取ったり、春の陽の光を浴びて輝く桜と五重塔の美しいコラボレーションを切り取ることもできます。

長谷寺本堂の舞台から望む五重塔、桜も陽の光に輝く - -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- -
長谷寺本堂の舞台から望む五重塔、桜も陽の光に輝く – -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- –

春の陽気に包まれて長谷寺名物の登廊(のぼりろう)をゆっくりと歩きながら絶景を堪能し、写真に収めたい観光、撮影スポットと言えます。

 

長谷寺と言えば牡丹。春の長谷寺を象徴する牡丹の咲き乱れる境内

この大和長谷寺の一番おすすめの季節は4月下旬から5月下旬。この時期には150種、7,000株もの牡丹の花が咲き乱れます。

長谷寺名物の登廊の脇を埋め尽くす牡丹の花はとても素晴らしく、絶景の言葉しか出てきません。

牡丹の花咲く季節には登廊の脇を牡丹が埋め尽くす - -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- -
牡丹の花咲く季節には登廊の脇を牡丹が埋め尽くす – -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- –

また、同じ頃には境内に石楠花の花も咲き始め花の寺の名にふさわしい寺院と言えます。

この時期には多くの観光客も訪れ思い思いに写真を撮影したり、その目に美しい景色を焼き付けることでしょう。

秋には紅葉も素晴らしい長谷寺

四季を通じて花の咲く長谷寺ですが、秋ももみじが絶景を作り出します。

日本を象徴する仏教文化の建築物と鮮やかに色づくもみじのコントラストがこの山を染め上げて絶景となります。

長谷寺の五重塔、春は桜、秋はもみじとの競演が美しい - -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- -
長谷寺の五重塔、春は桜、秋はもみじとの競演が美しい – -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- –

おすすめの撮影スポットは境内を見渡すことのできる初瀬川沿いから見上げる場所と本堂の舞台から眺める五重塔です。

是非、この季節にも訪れて納得の一枚を撮影していただきたいスポットです。

アクセス

西名阪自動車道、天理インターより40分程

名阪国道、針インターより30分程

 

近鉄大阪線、長谷寺駅より徒歩15分程

 

住所:奈良県桜井市初瀬731-1

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奈良県の観光情報 - -関西地方- - の観光、撮影スポット「撮る旅」
奈良県の観光情報 – -関西地方- – の観光、撮影スポット「撮る旅」

悠久の歴史を感じる朝焼けの藤原宮跡(奈良県にある観光、撮影スポット)

夜明け、東の空と山々の輪郭が少しずつ色づいてくる:藤原宮跡 - -奈良県橿原市にある観光、撮影スポット- -

大和三山に囲まれた地、 藤原宮跡

橿原市にある藤原宮跡はかつてヤマトの都の置かれた地。

深夜、月の沈み行く頃の誰も居ない藤原宮跡と畝傍山のシルエット - -奈良県橿原市にある観光、撮影スポット- -
深夜、月の沈み行く頃の誰も居ない藤原宮跡と畝傍山のシルエット – -奈良県橿原市にある観光、撮影スポット- –

この地で百人一首の「春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」と持統天皇が夏の到来を詠んだ場所です。今では、その広大な土地に季節の花が咲き訪れる人々を愉しませています。

春は菜の花と桜の競演:藤原宮跡

春、藤原宮跡の北側にある醍醐池のさらに北側、春ゾーンに菜の花が黄色いじゅうたんを作り出します。醍醐池の堤に並ぶ桜の木々が咲かせる満開の桜の花とともに春の訪れを華やかに彩ります。

春、満開の桜と菜の花の競演が愉しめる藤原宮跡 - -奈良県橿原市にある観光、撮影スポット- -
春、満開の桜と菜の花の競演が愉しめる藤原宮跡 – -奈良県橿原市にある観光、撮影スポット- –

毎年、桜の花の毎回の時期に合わせ菜の花も満開になるよう地元の方々が苦労してこの春の競演を実現させています。

春の早朝、宇陀の山々の向こうから昇り来る朝日がつくる朝焼けを背にした桜や菜の花の写真などを撮るために多くの写真家たちが訪れます。

日いづるころ満開の桜も輝きを増し醍醐池に映える - -奈良県橿原市にある観光、撮影スポット- -
日いづるころ満開の桜も輝きを増し醍醐池に映える – -奈良県橿原市にある観光、撮影スポット- –

是非、神々しささえ感じる朝焼けと春の花の競演をカメラに収めに行ってみて下さい。

夏、ハナハスのひらく早朝の清々しい藤原宮跡

夏には藤原宮跡の東側に蓮の葉が水面を隠すほどに成長し早朝、ハナハスが開花します。

蓮の花は早朝に開き、昼前には閉じてしまう花のため午前中にしか楽しめません、しかしだからこそ、その美しい花の良さが際立つとも言えます。

朝、日の光を浴びて輝きを出す蓮の花:藤原宮跡 - -奈良県橿原市にある観光、撮影スポット- -
朝、日の光を浴びて輝きを出す蓮の花:藤原宮跡 – -奈良県橿原市にある観光、撮影スポット- –

藤原宮跡では天香具山、三輪山、さらに向こうに広がる宇陀、室生の美しい山々のある東側から徐々に明るくなってくる朝焼けの時間帯がよく似合います。

夜明け、東の空と山々の輪郭が少しずつ色づいてくる:藤原宮跡 - -奈良県橿原市にある観光、撮影スポット- -
夜明け、東の空と山々の輪郭が少しずつ色づいてくる:藤原宮跡 – -奈良県橿原市にある観光、撮影スポット- –

是非、早朝に訪れて蓮の花開くその瞬間を収めた美しい写真を撮影したいスポットです。

秋、一面に広がるコスモスの花が美しい藤原宮跡

およそ1km四方の広大な藤原宮跡、もっとも花に囲まれる季節が秋です。

広大な敷地一面に拡がるコスモスの花はまるで夢のような世界を作り上げます。

北を向けば耳成山が、東には天香具山、西には畝傍山と美しい大和三山と一面のコスモスと言った世界をカメラに収められます。

耳成山を背に一面に咲くコスモス:藤原宮跡 - -奈良県橿原市にある観光、撮影スポット- -
耳成山を背に一面に咲くコスモス:藤原宮跡 – -奈良県橿原市にある観光、撮影スポット- –

1300年前に都の置かれた藤原宮跡。悠久のときの向こうでも朝の日の出などの風景は変わらなかったことでしょう。この藤原旧跡では、ながいときを感じられる、そんな一枚を撮りたいものですね。

天香具山も一面に咲くコスモスを見守るようだ:藤原宮跡 - -奈良県橿原市にある観光、撮影スポット- -
天香具山も一面に咲くコスモスを見守るようだ:藤原宮跡 – -奈良県橿原市にある観光、撮影スポット- –

アクセス

西名阪自動車道、香芝インターより30分程

名阪国道、天理東インターより40分程

JR桜井線、畝傍駅より徒歩30分程

近鉄橿原線、畝傍御陵前駅より徒歩30分程

近鉄大阪線、耳成駅より徒歩30分程

 

住所:奈良県橿原市縄手町178-1

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奈良県の観光情報 - -関西地方- - の観光、撮影スポット「撮る旅」
奈良県の観光情報 – -関西地方- – の観光、撮影スポット「撮る旅」

日いづる三輪山を祀る 大神神社 (奈良県にある観光、撮影スポット)

夜、誰もいない境内は神秘的でもあり、昼間とは違った趣きがある - -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- -

ヤマトの象徴、三輪山を御神体として祀る 大神神社

実在する初代天皇とされる崇神天皇が宮をおき、出雲の国つくりの神:大物主大神が鎮座する三輪山を御神体として祀ったのが大神神社である。

古代の日本、ヤマトが始まった地に大和一の宮である大神神社がある。

大和一の宮:大神神社の拝殿。大神神社は拝殿の背後にある三輪山を御神体として祀る神社 - -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- -
大和一の宮:大神神社の拝殿。大神神社は拝殿の背後にある三輪山を御神体として祀る神社 – -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- –

朝、日の昇る古来より信仰された三輪山の美しさ

弥生時代以降、稲作が生活の基盤となった日本において太陽の恵みは多大なものがあった。その太陽の信仰を象徴し、さらには国つくりの神である大物主大神が鎮まる三輪山は大和を代表する名山で、その円錐形の美しい山容とともに古来より親しまれてきた。

美しい山容の三輪山。古代よりヤマトの人々に愛され敬われてきた三輪山は大神神社の御神体でもある - -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- -
美しい山容の三輪山。古代よりヤマトの人々に愛され敬われてきた三輪山は大神神社の御神体でもある – -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- –

『うま酒 三輪の山 青丹よし 奈良の山の 山のまに い隠るまで 道のくまいさかるまでに つばらにも 見つつ行かむを しばしばも 見さけむ山を 心なく雲の 隠さふべしや』とは万葉の世に詠われた額田王の歌。

この奈良の地より近江へと遷都される際に美しい三輪の山を何度も何度も振り返り振り返り、その姿が見えなくなるまで別れを惜しんだ、そんな歌。

この地にきたら古代より愛されてきた美しい山容の三輪山を是非、写真に収めたいものです。

いくつもの摂社をもち、神社めぐりを愉しめる大神神社

大神神社の境内には数多くの摂社がある、例えば大直禰子神社(若宮社)や狭井神社などである。

大神神社の手水舎は蛇をかたどった他にはあまり見られないタイプ。 - -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- -
大神神社の手水舎は蛇をかたどった他にはあまり見られないタイプ。 – -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- –

狭井神社では申し込みをすれば、御神体でもある三輪山へ登ることもできる。

時間があれば三輪山への登山も検討したいものである。

奈良の郷土料理にゅうめん、三輪素麺

三輪そうめんの歴史は古い、今から1300年も前にこの三輪の地が小麦作りに適しているとされ、その頃から素麺が作られているらしい。

実際に、大神神社の参道や周辺では、お土産としての販売やそうめんを提供する店舗が数多くある。

三輪そうめんのお店は多くあり、お土産としての購入から、その場で食べられるお店まである - -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- -
三輪そうめんのお店は多くあり、お土産としての購入から、その場で食べられるお店まである – -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- –

そうめん、にゅうめんと言うと関西の方々以外はさほど良いイメージは持っていないのかもしれません。私もにゅうめんはキライなものリストに入っていたのですが、この三輪の地で食したことで晴れてキライなものリストから削除されました(笑)

また、食べ物ついでに紹介したいのが日本酒。

万葉の世から「味酒(うまさけ)の三輪」と詠まれてきた、この地では今でも酒作りがさかんで近年では大神神社の神域に咲くササユリから造られた酵母を使った日本酒もあり、これがなかなかに「うまし酒」となっています。

写真からは離れてしまいましたが是非とも味わって頂きたいものです。

夜、誰もいない境内は神秘的でもあり、昼間とは違った趣きがある - -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- -
夜、誰もいない境内は神秘的でもあり、昼間とは違った趣きがあり、おすすめ – -奈良県桜井市にある観光、撮影スポット- –

日本最古の神社の1つで大和の国一の宮、三輪明神としても親しまれている大神神社。大物主大神を祀っており三輪山を御神体とする。日本神話にも縁のある神社で悠久の歴史に彩られた一枚を切り取れるのではないでしょうか?また、独特な三ツ鳥居や巳の神杉(みのかみすぎ)・しるしの杉など見所も多いので是非、あなただけの一枚を残してください。

アクセス

京奈和自動車道、木津インターより60分程

西名阪自動車道、天理インターより30分程

名阪国道、天理東インターより40分程

JR桜井線、三輪駅より徒歩5分程

 

住所:奈良県桜井市三輪1422

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奈良県の観光情報 - -関西地方- - の観光、撮影スポット「撮る旅」
奈良県の観光情報 – -関西地方- – の観光、撮影スポット「撮る旅」

お地蔵さまとあじさいの寺: 矢田寺 (奈良県の観光、撮影スポット)

あじさい寺として名高い矢田寺の境内には春日神社もある - -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- -

奈良県大和郡山にある 矢田寺 には50年ほど前、梅雨の時期にいろどりを添えるため300株ほどのあじさいが植えられた。

また、この矢田寺は西暦674年、天武天皇の勅願によって建立された地蔵信仰の中心地として今も脈々と信仰を集める古刹である。

あじさいの花が出迎える梅雨時の矢田寺境内 - -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- -
あじさいの花が出迎える梅雨時の矢田寺境内 – -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- –

梅雨の薄暗い矢田寺を明るく彩るあじさいの花

今日ではこのあじさいも約10,000株にまで増えており、梅雨の暗い季節をいろどっている。

お地蔵さまもあじさいに囲まれる矢田寺の梅雨の風景 - -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- -
お地蔵さまもあじさいに囲まれる矢田寺の梅雨の風景 – -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- –

このあじさいの花が雨に打たれながら咲く様は、人々の苦しみをその身に代わり受けやわらげてくださると信じられる地蔵菩薩様のすがたに通じるものがある。

境内の斜面を利用し立体的に作庭された紫陽花庭園は、まるで迷路のように壁をなし訪れる人々を愉しませている。

境内には約10,000株ものあじさいがある矢田寺 - -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- -
境内には約10,000株ものあじさいがある矢田寺 – -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- –

しっとりと色づく秋の矢田寺の風景

上で触れたように今日ではあじさいの寺として名高い矢田寺は秋のもみじも美しく人気である。

本堂へとつづく参道には、カエデの木々が両側から競うように染め上げている。

このもみじが色づく季節にも、広い境内のなか被写体を求めて散策するもの趣きがあってとてもおすすめです。

紅葉の時期には錦秋に彩られる矢田寺 - -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- -
紅葉の時期には錦秋に彩られる矢田寺 – -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- –

秋の紅葉と夏のアジサイ、どちらも寺院に多い風景ですが、それぞれ寺院ごとに趣きがあります。写真を遺すことを考えればひとつでも多くの撮影スポットをめぐりたいものです。

この矢田寺もここにしかない風情、趣きがあるはずできっとそれはあなたに見つけられることを待っていることでしょう。

あじさい寺として名高い矢田寺の境内には春日神社もある - -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- -
あじさい寺として名高い矢田寺の境内には春日神社もある – -奈良県大和郡山市にある観光、撮影スポット- –

アクセス

西名阪自動車道、法隆寺インターより

西名阪自動車道、大和まほろばスマートインターより

二阪奈道路、中町ランプより

 

住所:奈良県大和郡山市矢田町3549

 

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奈良県の観光情報 - -関西地方- - の観光、撮影スポット「撮る旅」
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四季折々の花が咲く花浄土: 長岳寺 (奈良県の観光、撮影スポット)

創建当時から残る唯一の建造物、鐘楼門も春には華やかな桜に映える - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット:長岳寺- -

関西有数の花の寺:長岳寺(奈良県天理市)

長岳寺は西暦824年に弘法大師が開いたと伝わる古刹で、その創建当時から残る鐘楼門は重要文化財にも指定されている。春には桜の花に囲まれた鐘楼門の風景が格別!

春には大門とともに桜の花が訪れる人を出迎える長岳寺 - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
春には大門とともに桜の花が訪れる人を出迎える長岳寺 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

春の訪れを桜が運ぶ、華やかな山の辺の風景:長岳寺

この長岳寺には訪れて欲しい、おすすめの季節が多くある。

そのひとつが春、桜の咲く季節である。

創建当時から残る唯一の建造物、鐘楼門も春には華やかな桜に映える - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット:長岳寺- -
創建当時から残る唯一の建造物、鐘楼門も春には華やかな桜に映える – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット:長岳寺- –

冒頭にも紹介したように長岳寺には創建当時から残る鐘楼門が重要文化財に指定されているが、この鐘楼門のすぐ脇に見事な花を咲かせる桜が植えられており、ともすれば涸れた風情の歴史的な建造物に艶を与える。

また、放生池を挟んで桜があるため池の水鏡に映りこむ春をも愉しめる。

参道や境内にはツツジの株が生えそろい、シーズンには華やかさも増す長岳寺 - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
参道や境内にはツツジの株が生えそろい、シーズンには華やかさも増す長岳寺 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

ツツジとカキツバタの競演が愉しめる:花浄土の長岳寺

この長岳寺のみどころのひとつが5月のカキツバタとツツジ。

ツツジは境内に焼く1,000株とされており、しかも3mほどの高さになる。このツツジの美しく華やかな花とともに、ここでもやはり冒頭で紹介した鐘楼門を含めた日本の初夏の美しさを写真に収めるのがおすすめ。

ツツジ、カキツバタ、桜、カエデと放生池の周りには四季によって彩を添える木々がたくさん - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット:長岳寺- -
ツツジ、カキツバタ、桜、カエデと放生池の周りには四季によって彩を添える木々がたくさん – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット:長岳寺- –

また、ツツジの株は参道のみならず放生池を縁取るようにも咲き誇っており、池の水面に映りこむ様がとても美しい。

さらに、このツツジが終わりかける頃には、放生池の中にカキツバタが咲き始め、早朝などには、まさに極楽浄土を思わせる幽玄な風景がただよう。

この早朝の清々しい空気の中で、ツツジとカキツバタが咲く様は花浄土の言葉がふさわしく、この風景は何が何でもカメラに収めたいものである。

広い境内には苔の美しい緑を愉しめるスポットも!日本庭園の美しさを堪能できる長岳寺 - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
広い境内には苔の美しい緑を愉しめるスポットも!日本庭園の美しさを堪能できる長岳寺 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

秋のもみじは夕方が美しい:長岳寺の錦秋

この長岳寺は花の寺として関西花の寺二十五ヶ所のひとつとなっているが秋のもみじも素晴らしい。

桜のほかにもカエデなどの落葉樹が数多く植えられているので、うつくしくいろどられたもみじは日本の紅葉100選に選定されるのも納得の絶景と言える。

このもみじの鮮やかさと鐘楼門の歴史を感じさせる佇まいの組み合わせ、また、放生池に映りこむ錦秋も写真に収めたい瞬間と言える。

かつて塔頭のひとつであった庫裏の庭園も美しい長岳寺 - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
かつて塔頭のひとつであった庫裏の庭園も美しい長岳寺 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

関西花の寺のひとつとされるだけあり、季節ごとに数々の花に境内がいろどられ、遠方からなどでは、どの季節に訪れるべきか、非常に悩ましくもある長岳寺。

ここは是非!すべてのシーズンに予定を立て花の開花状況などに合わせて訪れたい、そんな撮影スポットと言える。

アクセス

西名阪自動車道、天理インターより10分程

名阪国道、天理東インターより20分程

JR桜井線、柳本駅より徒歩20分程(タクシーで5分程)

 

住所:奈良県天理市柳本町508

 

長岳寺以外の奈良県の観光、撮影スポットはこちらから

奈良県の観光情報 - -関西地方- - の観光、撮影スポット「撮る旅」
奈良県の観光情報 – -関西地方- – の観光、撮影スポット「撮る旅」

 

日本のはじまりを助けた神剣を祀る:石上神宮(奈良県の観光、撮影スポット)

楼門脇につづく色あざやかで美しい回廊:石上神宮 - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -

古代より武門に信仰された石上神宮

石上神宮は神話にてヤマトの初代天皇とされる神武天皇が東征する際に遣わされた神剣:布都御魂をお祀りする日本最古の神社のひとつ。

その後、古代ヤマトの武門の棟梁である物部氏の氏神様として古代より信仰されてきた由緒ある神社となります。

ご祭神である御神剣:布都御魂大神と記された檜の大鳥居:石上神宮  - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
ご祭神である御神剣:布都御魂大神と記された檜の大鳥居:石上神宮 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

様々な神話に彩られ、歴史にも深いかかわりのある石上神宮は山の辺の道めぐりとも併せて訪れたいスポットです。

境内、周辺のおすすめ撮影スポット:石上神宮

境内には奈良県指定の天然記念物ワタカ(別名:馬魚)の棲む鏡池や樹齢300年を越え万葉の世には「布留の神杉」とも詠われた神杉、鎌倉時代に建立され重要文化財に指定されている楼門、同じく鎌倉時代に建立された国宝である拝殿など被写体としておすすめの撮影スポットが数多くあります。

楼門脇につづく色あざやかで美しい回廊:石上神宮  - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
楼門脇につづく色あざやかで美しい回廊:石上神宮 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

ほかにも小さいながらも趣のある手水鉢や、紅葉の時期には天理市内各所から望めるオオイチョウの木があるなど隠れた被写体もあります。

そこにあると知らなければ通り過ぎがちな苔の緑も美しい手水鉢:石上神宮  - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
そこにあると知らなければ通り過ぎがちな苔の緑も美しい手水鉢:石上神宮 – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

また、隣接する神宮外苑公園や目の前を走る県道には桜の木が多く植えられており、春の桜の季節にはいっそうの華やぎを添え、車で石上神宮へ向かう際や、石上神宮から他のスポットへ向かい際にも気持ちよいドライブや散策を愉しめます。

石上神宮へと至る県道には桜の並木が続き春にはいっそうの華やぎを感じさせる  - -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- -
石上神宮へと至る県道には桜の並木が続き春にはいっそうの華やぎを感じさせる – -奈良県天理市にある観光、撮影スポット- –

写真の撮影スポット以外にもおすすめの石上神宮

このサイトは写真の撮影がメインですが、写真撮影以外にこの石上神宮で気になったものを紹介します。

それはお守り。

神武天皇の神話にまつわるお話から、起死回生の御神劔守があります。このお守りは御神剣をデザインしておりちょっと男心をくすぐるお守りです(笑)

また、交通安全ステッカーも御神剣をデザインしたものとなっていて是非!車に張っておきたいものです。

とかく写真撮影をする方は車やバイクでの移動も多くなると思いますので、この石上神宮の交通安全ステッカーのご利益にあやかってみてはいかがでしょうか?

アクセス

名阪国道、天理東インターより5分程

西名阪自動車道、天理インターより15分程

JR桜井線、天理駅より徒歩30分程

住所:奈良県天理市布留町384

 

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奈良県の観光情報 - -関西地方- - の観光、撮影スポット「撮る旅」
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神の作った天への橋:天橋立(京都府の観光、撮影スポット)

いわゆる股のぞきから見える天橋立の風景は天にかかる橋の名にふさわしい - -京都府にある観光、撮影スポット- -

陸奥の「松島」・安芸の「宮島」と並び日本三景の一つに数えられる 天橋立 。

京都府北部、丹後半島の付け根に位置する天橋立。その全長は約3.6kmになり、細長い砂浜には、大小さまざまな松の木が生い茂っている、まるで天への架け橋かのように海にかかり宮津湾と阿蘇海とを隔てる。そのすがたをもとに名づけられたのが天橋立なのです。

日本三景に数えられ観光名所としても名高い天橋立 - -京都府にある観光、撮影スポット- -
日本三景に数えられ観光名所としても名高い天橋立 – -京都府にある観光、撮影スポット- –

この天橋立は神話の中では、イザナギのミコトがイナザミノミコトのもとへと、通うためにかけたという神の手によるかのような景観。この自然と言う神様が長い年月をかけてつくりあげた風景を是非、写真に収めたいものです。

また、周辺には笠松公園をはじめに、この素晴らしい天橋立を一望のもとにできる絶景スポットが多く存在します。

なかでも特におすすめしたいのが飛龍観と呼ばれる天橋立ビューランドからの股覗き。

まるで龍が天より下りくるかのように見え、そのさまは絶景の言葉がよく似合います。

いわゆる股のぞきから見える天橋立の風景は天にかかる橋の名にふさわしい - -京都府にある観光、撮影スポット- -
いわゆる股のぞきから見える天橋立の風景は天にかかる橋の名にふさわしい – -京都府にある観光、撮影スポット- –

また、年に数回だけお目にかかれる、雪化粧の中の天橋立は運よく雪となった場合にのみ幻想的なその姿を垣間見ることができ、一度はカメラに収めてみたいと思える絶景です。

この天橋立は神話の世界に残るほど美しく、そして自然の尊さ、自然の神秘さを感じられる絶好の地と言えます。

是非ともイザナギが通いし神秘の景観をそのカメラで切り取って遺していただきたい地です。

天橋立と陸地を結ぶ廻旋橋は珍しい被写体としてもおすすめ - -京都府にある観光、撮影スポット- -
天橋立と陸地を結ぶ廻旋橋は珍しい被写体としてもおすすめ – -京都府にある観光、撮影スポット- –

また、天橋立の周辺には海越しの風景が独特で被写体として人気の伊根の舟屋などもあり京都府の北部の観光、撮影スポットとして一緒にまわるのもおすすめです。

アクセス

京都縦貫自動車道、宮津天橋立インターより10分程

京都丹後鉄道、天橋立駅より徒歩5分程

 

住所:京都府宮津市字文珠314

 

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京都府の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
京都府の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

京都らしい風情が愉しめる: 祇園白川 (京都府の観光、撮影スポット)

さくらの咲く頃の擬音白川:巽橋 - -京都、祇園白川- -

 祇園白川 は京都に住む方々でさえ「京都らしい」と言える観光、撮影スポット

昔ながらの風情が残る御茶屋が並ぶ通り、石畳が敷かれたみち、白川の向こうに立ち並ぶ町屋、白川にかかる橋、どれをとっても京都。そんなスポットは祇園界隈にしかないのでは?

なぜか心惹かれる京都:祇園の路地と町屋  - -京都、祇園白川- -
なぜか心惹かれる京都:祇園の路地と町屋 – -京都、祇園白川- –

春、満開の桜の下を歩く人波

春の桜が咲く頃の祇園の華やぎは格別のものがあります。

上でも書いたように、これぞ京都!と言う風情に美しい桜の花が添えられると写真家ならずともシャッターを切るしかありません。そんな華やかさと古い街並みを一枚に収めた写真を撮りたいおすすめの撮影スポットです。

さくらの咲く頃の擬音白川:巽橋  - -京都、祇園白川- -
さくらの咲く頃の擬音白川:巽橋 – -京都、祇園白川- –

祇園白川にかかる巽橋

白川にかかる巽橋。ちいさな橋なのに、異様に惹きつけられる。京都の橋を代表する小さな橋かもしれない。

この周辺には白川にかかる橋は他にもあるが、やはり巽橋がもっとも美しく感じる。

この巽橋を渡った先には町屋の間を抜ける小さな通り。

町屋の間を抜ける路地と白川にかかる巽橋  - -京都、祇園白川- -
町屋の間を抜ける路地と白川にかかる巽橋 – -京都、祇園白川- –

京都を訪れた際には是非とも立ち寄って欲しい、そんなちいさな橋です。

京都の町屋建築をコレでもかと愉しめる祇園白川

この周辺は本当に映える。

写真でも映像でも映える。このあたりを着物を着て歩けばえもいわれぬ気持ちになれるのかもしれない。が、写真を撮る人には被写体となるのかも?(笑)

夜のライトの照らされた桜と白川  - -京都、祇園白川- -
夜のライトの照らされた桜と白川 – -京都、祇園白川- –

お茶屋が軒を連ねるこの付近には舞妓さんも多く歩いており、京都というまちを象徴するようなシャッターチャンスに出会えることだろう。

やはり、満開の桜がライトアップされ、その下の石畳のみちを歩く舞妓さん、そんな写真を心ゆくまで撮り続けたい撮影スポットではないだろうか?

アクセス

京阪電車、祇園四条駅より徒歩5分程

京阪電車、三条駅より徒歩10分程

阪急電車、河原町駅より徒歩10分程

 

「吾唯知足」のつくばい:龍安寺(京都の観光、撮影スポット)

「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」のつくばい - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -

龍安寺 のつくばいにある「吾唯知足」(われ、ただ、たるを、しる)

情報が多く、常に何かを求めてしまう現代人(現代人に限らないかも?)には是非ともこの龍安寺を訪れ有名な石庭を眺めながら、足りていることを知りたいものですね。(私自身が筆頭ですが・・・(笑)

緑の多い境内では美しい撮影スポットが数多い - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
緑の多い境内では美しい撮影スポットが数多い – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

この龍安寺には有名なものが上記のつくばいの他に、枯山水の石庭、鏡容池と四季折々の表情を愉しめる観光、撮影スポットと言えるでしょう。

春には椿、桜など、夏には生命のチカラがみなぎる若々しい新緑、秋には見事なもみじ、冬は雪景色、これほど美しく四季の移ろいを感じられるスポットはあまりないと言えます。

秋には赤く染まる境内も夏には若々しい緑のなか - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
秋には赤く染まる境内も夏には若々しい緑のなか – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

春の龍安寺

春には有名な枯山水の石庭、その油土塀の向こうから美しい枝垂れ桜の花が顔を出します。

枯山水の石庭に艶を与えるようなこの姿をカメラに収めたいものです。

まだ花の少ない石庭 - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
まだ花の少ない石庭 – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

夏の龍安寺

夏、枯山水の石庭は涼やかさを感じさせ、境内にあるカエデなどの木々は若々しい新緑を輝かせて、訪れる人々にもチカラを与えてくれる、そんな風景を愉しめます。

生命のチカラがあふれる、この風景を写真に撮影したいスポット。

若々しい活気に満ち溢れた緑の境内 - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
若々しい活気に満ち溢れた緑の境内 – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

秋、あざやかな色に包まれる龍安寺

鏡容池に映りこむ色鮮やかなもみじにいろどられた境内は、冬の訪れを感じさせ、寂しさを少しだけ感じさせる艶やかさも持っています。

鏡容池の水鏡に映るこの世ではないような世界を撮影してみるもの良いものですね。

冬の寂しげでいて、チカラを蓄えているような石庭

冬の龍安寺はやはり雪の積もった景色が一番。枯山水が全てを多い尽くした世界のようにも思える絶景を切り取った写真を撮りたいものですね。

冬の雪景色も映える竜安寺の石庭 - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
冬の雪景色も映える竜安寺の石庭 – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

京都、と言う地には不思議なチカラを感じます。

龍安寺はそんな中でも禅のこころをすべてのスポットで感じることができ、まさに「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」の世界を実感できるのではないでしょうか?

「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」のつくばい - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」のつくばい – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

龍安寺で満ち足りた気持ちを取り戻し、京のまちでくつろげば、きっと翌日からの活力も湧き上がってくる、そんな気持ちにさせてくれることでしょう。

京都のまちには1日2日で回りきれない撮影スポットがあります、四季ごとに訪れて、その都度、足るを知り、日本の心をしっかりと取り戻したいものですね。

アクセス

名神高速道路、京都南インターより30分程

京福電鉄、龍安寺駅より徒歩7分程

 

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