1300年のときを知る、 奥山田のしだれ桜 (愛知県岡崎市の観光、撮影スポット)

夜間スポットライトを浴び輝きを増す奥山田のしだれ桜 - -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- -

1300年前、当時の持統天皇が行幸された際に自らお手植えされたとの伝承が残る桜の木「 奥山田のしだれ桜 」が愛知県岡崎市にある。

日本各地に樹齢千年を越える桜の古木があるが、そんな古木の中のひとつ。

早朝、澄んだ空気のなかの奥山田のしだれ桜 - -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- -
早朝、澄んだ空気のなかの奥山田のしだれ桜 – -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- –

この奥山田のしだれ桜はエドヒガンザクラの古木で日本全国で桜の代名詞として愛されるソメイヨシノよりも少し早く花を開かせます。見ごろは3月下旬から4月の上旬あたりで周辺のソメイヨシノのつぼみが開き始める頃に満開を迎えます。

近くの道路から見た奥山田のしだれ桜道路わきの石灯篭と - -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- -
近くの道路から見た奥山田のしだれ桜道路わきの石灯篭と – -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- –

1300年のときを刻んできたエドヒガン:奥山田のしだれ桜

奥山田のしだれ桜は周辺から一段高い山の中腹に植えられています。近年では周辺にも少しずつ桜が増えていますが、やはり1300年の古木は圧倒的な存在感を出しています。

奥山田のしだれ桜、周囲の山に作られた遊歩道から迫力のすがたを見られる - -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- -
奥山田のしだれ桜、周囲の山に作られた遊歩道から迫力のすがたを見られる – -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- –

約17mの高さから滝のようにしだれ落ちる枝に無数の美しい花々が咲き周囲をひときわ華やかにいろどっています。

見ごろの期間は夜間のライトアップも美しい奥山田のしだれ桜

桜と言えばやはり夜桜。この奥山田のしだれ桜も見ごろの祭り期間には夜間にライトアップされ、その優美なすがたを暗闇に浮かび上がらせます。

夜間ライトアップされ闇に白く浮かび上がる奥山田のしだれ桜 - -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- -
夜間ライトアップされ闇に白く浮かび上がる奥山田のしだれ桜 – -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- –

中には水を張った田んぼもあり水面に映りこむ桜を見られるポイントもあり、撮影に絶好のスポットと言えます。

夜間ライトアップされた奥山田のしだれ桜は周囲の闇に白く浮かび上がり、さらには周りが山肌のため風も少なく撮影にも適しているといえます。

夜間スポットライトを浴び輝きを増す奥山田のしだれ桜 - -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- -
夜間スポットライトを浴び輝きを増す奥山田のしだれ桜 – -愛知県岡崎市にある観光、撮影スポット- –

岡崎市周辺には桜のスポットもたくさん!

また、奥山田のしだれ桜周辺には、参道の杉木立と境内の苔が美しい龍渓院や奥殿陣屋、岩津天満宮(過去記事はこちら)、さらに岡崎市街には岡崎城(過去記事はこちら)や大樹寺など一緒に回りたい観光、撮影スポットも数多くあります。

さらに豊田市に入れば以前、撮る旅でも紹介した松平郷(過去記事はこちら)などもあり桜の美しさを撮りたいスポットはもりだくさん。

是非、1300年のときの流れを感じる一枚の写真を撮る旅へ出かけてみてください。

アクセス

伊勢湾岸自動車道、豊田東インターより10分程

東名高速道路、岡崎インターより20分程

 

住所:愛知県岡崎市奥山田町屋下28

 

愛知県のほかの観光、撮影スポットはこちらから

愛知県の観光情報 - -東海地方- - の観光スポット「撮る旅」
愛知県の観光情報 – -東海地方- – の観光スポット「撮る旅」

トンネル越しに見る河津の桜並木(愛知県新城市長篠の観光、撮影スポット)

暗く古いトンネルの中から見る河津の桜並木は幻想的でもある - -愛知県新城市長篠にある観光、撮影スポット- -

長篠にある古いトンネルと河津の桜並木

長篠、と聞けば長篠の戦が思い浮かぶ方が多そうですが、その長篠にある河津の桜並木は観光、撮影スポットとして、とってもおすすめしたい場所です!

新城市長篠、かつて奥三河を走った鉄道の跡地に河津桜の並木道があります。

河津の桜並木、その向こうにトンネルが口を開ける - -愛知県新城市長篠にある観光、撮影スポット- -
河津の桜並木、その向こうにトンネルが口を開ける – -愛知県新城市長篠にある観光、撮影スポット- –

この長篠にある河津の桜並木は河津桜のふるさとでもある、河津町商工会の方々と地元商工会の方々が線路跡の道路脇に植えたのが始まりとのこと。

この撮影スポットのおすすめは、トンネルの中から見る桜。

現在では約30本の河津桜が見ごろの際には桜並木のトンネルを作り出す。

古いトンネルのため内部は暗く、その暗さの向こうに見えるほんのり赤みがかった河津桜が出迎える様は画になります。

暗く古いトンネルの中から見る河津の桜並木は幻想的でもある - -愛知県新城市長篠にある観光、撮影スポット- -
暗く古いトンネルの中から見る河津の桜並木は幻想的でもある – -愛知県新城市長篠にある観光、撮影スポット- –

山間部だからこその星空と河津桜との組み合わせ

また、山間部の撮影スポットならではのキレイな星空と河津桜との競演も是非、おすすめしたいショットです。

河津の桜並木は山間部にあるため晴れた夜には星空も綺麗に拡がる - -愛知県新城市長篠にある観光、撮影スポット- -
河津の桜並木は山間部にあるため晴れた夜には星空も綺麗に拡がる – -愛知県新城市長篠にある観光、撮影スポット- –

観光スポットとしてはあまり知られていないけれども、写真家の間ではひそかに有名になってきている、この長篠にある河津の桜並木、3月のなかばころに訪れてみてはいかがでしょうか?

付近には観光スポットとしても知られる、鳳来寺や阿寺の七滝、乳岩峡など自然の作り出した景観や歴史のある撮影スポットが多くあり、また宿泊なども近くに湯谷温泉があるので、泊りがけで一緒にめぐってみることをおすすめします。

是非、暗いトンネルを抜けたあとに出迎えてくれるキレイな河津桜の景観を写真に収めてみてください。

アクセス

新東名高速道路、新城インターより10分程

東名高速道路、豊川インターより40分程

JR飯田線、本長篠駅より徒歩10分程

 

愛知県新城市長篠杉下8-1

 

愛知県にあるそのほかの観光、撮影スポット

愛知県の観光情報 - -東海地方- - の観光スポット「撮る旅」
愛知県の観光情報 – -東海地方- – の観光スポット「撮る旅」

京都らしい風情が愉しめる: 祇園白川 (京都府の観光、撮影スポット)

さくらの咲く頃の擬音白川:巽橋 - -京都、祇園白川- -

 祇園白川 は京都に住む方々でさえ「京都らしい」と言える観光、撮影スポット

昔ながらの風情が残る御茶屋が並ぶ通り、石畳が敷かれたみち、白川の向こうに立ち並ぶ町屋、白川にかかる橋、どれをとっても京都。そんなスポットは祇園界隈にしかないのでは?

なぜか心惹かれる京都:祇園の路地と町屋  - -京都、祇園白川- -
なぜか心惹かれる京都:祇園の路地と町屋 – -京都、祇園白川- –

春、満開の桜の下を歩く人波

春の桜が咲く頃の祇園の華やぎは格別のものがあります。

上でも書いたように、これぞ京都!と言う風情に美しい桜の花が添えられると写真家ならずともシャッターを切るしかありません。そんな華やかさと古い街並みを一枚に収めた写真を撮りたいおすすめの撮影スポットです。

さくらの咲く頃の擬音白川:巽橋  - -京都、祇園白川- -
さくらの咲く頃の擬音白川:巽橋 – -京都、祇園白川- –

祇園白川にかかる巽橋

白川にかかる巽橋。ちいさな橋なのに、異様に惹きつけられる。京都の橋を代表する小さな橋かもしれない。

この周辺には白川にかかる橋は他にもあるが、やはり巽橋がもっとも美しく感じる。

この巽橋を渡った先には町屋の間を抜ける小さな通り。

町屋の間を抜ける路地と白川にかかる巽橋  - -京都、祇園白川- -
町屋の間を抜ける路地と白川にかかる巽橋 – -京都、祇園白川- –

京都を訪れた際には是非とも立ち寄って欲しい、そんなちいさな橋です。

京都の町屋建築をコレでもかと愉しめる祇園白川

この周辺は本当に映える。

写真でも映像でも映える。このあたりを着物を着て歩けばえもいわれぬ気持ちになれるのかもしれない。が、写真を撮る人には被写体となるのかも?(笑)

夜のライトの照らされた桜と白川  - -京都、祇園白川- -
夜のライトの照らされた桜と白川 – -京都、祇園白川- –

お茶屋が軒を連ねるこの付近には舞妓さんも多く歩いており、京都というまちを象徴するようなシャッターチャンスに出会えることだろう。

やはり、満開の桜がライトアップされ、その下の石畳のみちを歩く舞妓さん、そんな写真を心ゆくまで撮り続けたい撮影スポットではないだろうか?

アクセス

京阪電車、祇園四条駅より徒歩5分程

京阪電車、三条駅より徒歩10分程

阪急電車、河原町駅より徒歩10分程

 

さくらフォトコンテスト~ホテルナゴヤキャッスル~

さくらフォトコンテスト~ホテルナゴヤキャッスル~ - -名古屋城と桜をテーマにしたフォトコンテスト- -

名古屋を代表する観光、撮影スポットである名古屋城、その名古屋城のさくらをテーマにしたフォトコンテストが名古屋城の隣にあるホテルナゴヤキャッスルにて開催されています。

さくらフォトコンテスト~ホテルナゴヤキャッスル~公式ページはこちら

募集内容

テーマ:「名古屋城と桜」

1枚の作品に、名古屋城と桜、または名古屋城と関連するものと桜(例:名古屋城のお堀と桜、名古屋城の石垣と桜など)が 写っている写真が対象となります。

その他被写体等を一緒に撮影する場合は、権利者から事前の了承を得た上で撮影をおこなってください。

作品の応募は2018年に撮影された写真に限ります。

募集期間

2018年3月26日(月)〜4月22日(日) データ必着

※応募は当サイト「応募フォーム」からのデータ送付、スマートフォンからのデータ送付、郵送での応募、インスタグラムからの応募の4つの方法で受付いたします。

さくらフォトコンテスト~ホテルナゴヤキャッスル~ - -名古屋城と桜をテーマにしたフォトコンテスト- -
さくらフォトコンテスト~ホテルナゴヤキャッスル~ – -名古屋城と桜をテーマにしたフォトコンテスト- –

発表・賞について

発表

2018年6月上旬

さくらフォトコンテスト公式ページにて発表

賞について

【一般部門】

1位 名城賞(1名)

クラブルーム スーペリア ペア宿泊券

2位 ホテルナゴヤキャッスル賞(1名)

レストラン3店舗(クラウン/西の丸/柳城)から選べるペアランチ券

3位 桜賞(1名)

1階オールデイ・ダイニング「ブローニュ」ペアディナーブッフェ券

入選(7名)

1階ティーラウンジ「ウィンザー」ケーキセット券

【インスタグラム部門】

インスタグラム賞(2名)

1階オールデイ・ダイニング「ブローニュ」ペアランチブッフェ券

応募方法

「WEBからの応募」、「スマートフォンからの応募」、「郵送での応募」、「インスタグラムからの応募」の4通りの応募方法をご用意しております。

こちらをご覧ください。

名古屋城は名古屋を象徴する観光、撮影スポット。そして桜の名所として知られています。

名古屋を訪れるのであれば是非、桜の季節に名古屋城の桜を写真に収め、コンテストに応募してみてはいかがでしょうか?

愛知県の観光、撮影スポットはこちら

愛知県の観光情報 - -東海地方- - の観光スポット「撮る旅」
愛知県の観光情報 – -東海地方- – の観光スポット「撮る旅」

「吾唯知足」のつくばい:龍安寺(京都の観光、撮影スポット)

「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」のつくばい - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -

龍安寺 のつくばいにある「吾唯知足」(われ、ただ、たるを、しる)

情報が多く、常に何かを求めてしまう現代人(現代人に限らないかも?)には是非ともこの龍安寺を訪れ有名な石庭を眺めながら、足りていることを知りたいものですね。(私自身が筆頭ですが・・・(笑)

緑の多い境内では美しい撮影スポットが数多い - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
緑の多い境内では美しい撮影スポットが数多い – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

この龍安寺には有名なものが上記のつくばいの他に、枯山水の石庭、鏡容池と四季折々の表情を愉しめる観光、撮影スポットと言えるでしょう。

春には椿、桜など、夏には生命のチカラがみなぎる若々しい新緑、秋には見事なもみじ、冬は雪景色、これほど美しく四季の移ろいを感じられるスポットはあまりないと言えます。

秋には赤く染まる境内も夏には若々しい緑のなか - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
秋には赤く染まる境内も夏には若々しい緑のなか – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

春の龍安寺

春には有名な枯山水の石庭、その油土塀の向こうから美しい枝垂れ桜の花が顔を出します。

枯山水の石庭に艶を与えるようなこの姿をカメラに収めたいものです。

まだ花の少ない石庭 - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
まだ花の少ない石庭 – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

夏の龍安寺

夏、枯山水の石庭は涼やかさを感じさせ、境内にあるカエデなどの木々は若々しい新緑を輝かせて、訪れる人々にもチカラを与えてくれる、そんな風景を愉しめます。

生命のチカラがあふれる、この風景を写真に撮影したいスポット。

若々しい活気に満ち溢れた緑の境内 - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
若々しい活気に満ち溢れた緑の境内 – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

秋、あざやかな色に包まれる龍安寺

鏡容池に映りこむ色鮮やかなもみじにいろどられた境内は、冬の訪れを感じさせ、寂しさを少しだけ感じさせる艶やかさも持っています。

鏡容池の水鏡に映るこの世ではないような世界を撮影してみるもの良いものですね。

冬の寂しげでいて、チカラを蓄えているような石庭

冬の龍安寺はやはり雪の積もった景色が一番。枯山水が全てを多い尽くした世界のようにも思える絶景を切り取った写真を撮りたいものですね。

冬の雪景色も映える竜安寺の石庭 - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
冬の雪景色も映える竜安寺の石庭 – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

京都、と言う地には不思議なチカラを感じます。

龍安寺はそんな中でも禅のこころをすべてのスポットで感じることができ、まさに「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」の世界を実感できるのではないでしょうか?

「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」のつくばい - -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- -
「吾唯知足(われ、ただ、たるを、しる)」のつくばい – -京都府の観光、撮影スポット:龍安寺- –

龍安寺で満ち足りた気持ちを取り戻し、京のまちでくつろげば、きっと翌日からの活力も湧き上がってくる、そんな気持ちにさせてくれることでしょう。

京都のまちには1日2日で回りきれない撮影スポットがあります、四季ごとに訪れて、その都度、足るを知り、日本の心をしっかりと取り戻したいものですね。

アクセス

名神高速道路、京都南インターより30分程

京福電鉄、龍安寺駅より徒歩7分程

 

↓ その他京都の観光、撮影スポットはこちら ↓

京都府の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
都府の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

家康の生まれた地:岡崎城(愛知県の観光、撮影スポット)

城さが際立つ天守閣をバックに赤く色づいたもみじ - -愛知県岡崎市- -

出世城として、徳川家康の生誕地として知られる岡崎城

岡崎公園公式ページ

春、満開の桜から顔を出す岡崎城の天守閣

日本各地に桜が愉しめる城址は数多くあり、そのひとつが岡崎城。日本の桜百選にも選出された岡崎城では毎年3月下旬から4月上旬に約800本のソメイヨシノが咲き乱れる。

サクラの花が咲き誇る岡崎城 - -愛知県岡崎市- -
サクラの花が咲き誇る岡崎城 – -愛知県岡崎市- –

桜の花の名所として近県から多くの観光客が訪れ、家康の生まれた岡崎城と桜のコラボレーションを愉しんでいる。

また、夜間はライトアップされた桜と天守閣の景色も写真家にはおすすめとなるスポット。

夏、花火職人の競い合いと並び浮かび上がる岡崎城

夏には全国的にも有名な岡崎の花火大会が岡崎城そばの河川にて開催される。

夜空に花開く大輪の花火とライトアップされ浮かび上がる天守閣。

さらに少し離れた場所からも大き目の花火が打ち上げられており花火と天守閣のコラボレーションは様々な角度から望める。

職人の手による夜の花と岡崎城天守閣 - -愛知県岡崎市- -
職人の手による夜の花と岡崎城天守閣 – -愛知県岡崎市- –

暗闇に浮かび上がる美しい人の手による花、その芸術を十分に堪能できる全国でも有数の花火大会で記念に残る一枚の写真を撮影したいものです。

秋、鮮やかに紅葉した木々と白い天守閣のコントラスト

また、秋には桜や楓などの紅葉がお城の白い壁に映える。

苔むして鮮やかな緑をまとう石垣と天守や巽閣の白い壁、そして美しく色づいたもみじ。

城さが際立つ天守閣をバックに赤く色づいたもみじ - -愛知県岡崎市- -
城さが際立つ天守閣をバックに赤く色づいたもみじ – -愛知県岡崎市- –

この季節は日本の美しさが存分に愉しめる、そんな岡崎城と言える。

冬、イルミネーションにいろどられた夜の妖しい岡崎城

そして、冬には夜間イルミネーションでいろどられた庭園が愉しめる。

昼間とはまったくの別世界へといろどられた岡崎城は幽玄な雰囲気が漂い、その中に白く浮かび上がった天守閣の幻想的な風景が望めます。

昼間は龍城堀にかかる純和風の朱塗りの神橋も青く闇に浮かび上がる。

寒さの中、妖しく光る青い橋 - -愛知県岡崎市- -
寒さの中、妖しく光る青い橋 – -愛知県岡崎市- –
普段とはまったく違った顔を見せる神橋 - -愛知県岡崎市- -
普段とはまったく違った顔を見せる神橋 – -愛知県岡崎市- –

普段見ることのない不思議な空間へと変わる。

天下人、徳川家康の生まれた岡崎城は春夏秋冬、四季を通じて被写体として愉しめる、そんなスポットです。

また、付近には徳川家康にちなんだ名所が数多くあり、岡崎を訪れた際には是非ともめぐって欲しい。

岡崎市にある梅の名所「岩津天満宮」

例えば松平氏の菩提寺である大樹寺は家康が独立を決定した逸話が残っており、さらに山門からはまっすぐに岡崎城の天守閣が見守れるように作られている。

大樹寺の山門からまっすぐに見える岡崎城天守閣 - -愛知県岡崎市- -
大樹寺の山門からまっすぐに見える岡崎城天守閣 – -愛知県岡崎市- –

アクセス

東名高速道路、岡崎インターより車で5分程

名鉄本線、東岡崎駅より徒歩15分程

 

山桜がおりなす絶景:吉野山(奈良県の観光、撮影スポット情報)

春の桜と多宝塔 - -奈良県吉野町- -

下千本から咲き始める奈良県、吉野の桜がつくる絶景

吉野山の山桜

写真家ならずとも生きているうちに一度はその景色を目にしたいと思う、吉野山のサクラ。一般的な花の多いサクラと違いこの吉野山は花の少なめの山桜。

山々をピンクに染める吉野の山桜 - -奈良県吉野町- -
山々をピンクに染める吉野の山桜 – -奈良県吉野町- –

約3万本のサクラが下千本・中千本・上千本・奥千本と4つに分かれて密集しており、そのはかなげな風景を醸しだしている。

見ごろは4月、下千本から咲き始め中千本、上千本と咲き、最後に奥千本と時間差をもって咲いてゆくため約1ヶ月にわたり愉しむことができる。

また、開花期間中は夜間ライトアップされる為、また違った幽玄な風情も味わうことができるスポットと言える。

幽玄と言えば夜間のライトアップよりもおすすめしたいのが早朝の深い山々が目覚めるとき。徐々に日の光が届き山々を照らし出すが、霧のかかったこの時間帯はこの世のものとは思えぬほどに幻想的な光景が漂います。

吉野山のシンボル蔵王権現を祀る:金峯山寺

総本山 金峯山寺

役 小角により創建されたと伝わり、古来より修験者が多く訪れた修験場の入り口で吉野山のシンボル的存在の金峯山寺。

春の桜と多宝塔 - -奈良県吉野町- -
春の桜と多宝塔 – -奈良県吉野町- –

南北朝時代には南朝方の拠点としても関わった古刹。

境内に漂う空気も格別のお寺。吉野の山を象徴するとともに、ここより始まる密林の入り口としても存在感があります。是非ともその空気感をおさめた写真を撮りたいスポットでもあります。

金峯山寺のみどころは秘仏本尊である金剛蔵王大権現の公開。2018年は30年3月31日(土)~5月6日(日)の期間において公開されるので是非、吉野の桜とともにお目にかかってきてはいかがでしょうか?

※金剛蔵王大権現は撮影禁止となっているとのことです。

秋、深い色合いに染められる山桜たちの紅葉

また、花の咲く春以外にも吉野山は秋にも訪れてみたいスポットです。

春にはピンクに染められていた山々が紅葉にいろどられます。

主に山桜によっていろどられる吉野の紅葉は、可憐でいて深い色にそまります。

山桜主体の吉野の紅葉 - -奈良県吉野町- -
山桜主体の吉野の紅葉 – -奈良県吉野町- –

日本全国に多く紅葉スポットはありますが、この吉野山の紅葉もほかとは一味違って楽しめるのではないでしょうか?

春の桜、そして秋の紅葉、ともに他のスポットとは違ったこの吉野山でしか見られないシーンを是非、カメラに収めて持ち帰りたいものですね。

アクセス

京奈和自動車道、御所南インターより30分程

京奈和自動車道、五條北インターより30分程

近鉄吉野線、吉野駅よりロープウェイにて5分程の吉野山駅より徒歩10分程

 

長野県でも見られる桜が造る絶景:高遠城址公園

 

下町を代表するスポット:浅草寺(東京都の観光、撮影スポット)

夜、闇の中で躍動感のある仁王像が存在感を増す - -東京:浅草寺- -

 大都市:東京を代表する有名な観光スポット、浅草寺。

聖観音宗 あさくさかんのん 浅草寺

地方からの観光客だけでなく海外からの観光客も数多くの人が訪れる浅草寺は昼間の賑やかで活気のある風景が真っ先に思い浮かびます。

観光客などであふれ変える浅草寺の雷門交差点 - -東京:浅草寺- -
観光客などであふれ変える浅草寺の雷門交差点 – -東京:浅草寺- –

春はサクラのピンクと朱色の建物のコントラスト、通りから見た雷門とたくさんの観光客、仲見世通りに立ち並ぶみやげもの屋と人波。

これだけ有名な観光スポットでありながら心から写したいと思えるシャッターチャンスは驚くほど多くあります。

華やかなサクラの花に彩られた仲見世通り - -東京:浅草寺- -
華やかなサクラの花に彩られた仲見世通り – -東京:浅草寺- –

また、夜、日が暮れて暗くなり次第に人影もまばらになってゆく、深夜の浅草寺もひっそりと暗いなかにの風情も写真を撮影するにはおすすめです。

暗闇のなか、ライトアップされ、浮かび上がる、しっとりとした朱色の宝蔵門、そして闇の中に浮かび上がる鬼気迫る迫力の仁王像、光の当たった朱色が暗い夜空に映える五重塔、その五重塔の向こうに並ぶ雲を突き刺すかと思えるスカイツリー、人影もまばらで電球の光が流れ不思議な情感を醸す仲見世通り。

夜、闇の中で躍動感のある仁王像が存在感を増す - -東京:浅草寺- -
夜、闇の中で躍動感のある仁王像が存在感を増す – -東京:浅草寺- –

散策をしながらも、ふと東へ向かった路地裏に目をやれば下町の風情を色濃く残した看板が並び、その向こう建物の間に間近に見えるスカイツリー。

夜の浅草寺界隈は昼間とは違った顔が多く見え、その上で写真を撮るために歩き回りたくなる、そんな楽しみが浅草の街にはあるように思えます。

ライトアップされて夜の闇に浮かび上がる五重塔とスカイツリー - -東京:浅草寺- -
ライトアップされて夜の闇に浮かび上がる五重塔とスカイツリー – -東京:浅草寺- –

昼間の喧騒と、対比するかのような夜の落ち着き。

是非、浅草に行かれた際には夜の浅草寺をカメラに収めてみることをおすすめします。

アクセス

東武スカイツリーライン、東京メトロ銀座線、つくばエクスプレス、都営地下鉄浅草線

各線:浅草駅より徒歩5分

 

津軽富士として人々に愛される岩木山(青森県の観光、撮影スポット)

桜の花の向こうにそびえる津軽富士 - -弘前市:岩木山- -

津軽の人に愛される岩木山:別名津軽富士

岩木山観光協会

本州最北の地、津軽の地にそびえる美しい山容の山がある、長い稜線が続き、その美しい見た目から津軽富士と呼ばれ親しまれている岩木山。

農村風景の向こうに見える美しい津軽富士 - -弘前市:岩木山- -
農村風景の向こうに見える美しい津軽富士 – -弘前市:岩木山- –

この岩木山は古くから山岳信仰の御神体としても崇められてきた山で、標高1625mの山頂からは360度を見晴らすことができます。

岩木山の撮影スポットとして、まずおすすめしたいのは、春の桜回廊。

岩木山南麓20kmに渡って続く世界一の桜並木にはなんと6500本もの桜の木が植樹されており、いたるところから美しい山容の岩木山をバックにした桜が愉しめます。

そのほかにも麓の桜が終わる頃から山麓のミズバショウ沼公園では白いミズバショウノハナが咲き乱れこちらも被写体としてそのカメラに収めたいものです。

桜の花の向こうにそびえる津軽富士 - -弘前市:岩木山- -
桜の花の向こうにそびえる津軽富士 – -弘前市:岩木山- –

津軽富士の美しさをさらに増す、津軽富士見湖

津軽富士見湖(鶴田観光ウェブマガジン)

岩木山のその美しい山容を眺めるシャッターポイントはこのほかにも無数に存在し、その中でも特におすすめなのが津軽富士見湖(正式名称は廻堰大溜池「まわりぜきおおためいけ」)。

ここは江戸時代に造られたため池で美しい岩木山をその水面に映し出すことから命名されています。特に池の西側にかかる鶴の舞橋!日本一長い三連太鼓橋でその全長は300mもあり、美しいフォルムが湖面に映りこみます。

津軽富士の手前に見える鶴の舞橋 - -鶴田町:津軽富士見湖- -
津軽富士の手前に見える鶴の舞橋 – -鶴田町:津軽富士見湖- –

この撮影スポットで特に美しいのが秋の夕焼け。

夕陽に染められた空が湖面にも映りこみ、さらにこの鶴の舞橋のシルエットをも映し出します。この風景はまさに絶景と言うにふさわしいものです。

春の花と津軽富士、秋の夕日と鶴の舞橋・津軽富士このほかにも素晴らしい撮影スポットを探して散策したくなります。是非、見つけたおすすめの撮影スポットがあれば、撮る旅の口コミに投稿してください。

アクセス(鶴の舞橋)

東北自動車道、浪岡インターから30分程

JR五能線、陸奥鶴田駅から車で10分程

 

山に関する観光、撮影スポット

富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)

さくらの花びらが舞う富士山本宮浅間大社 - -富士宮市:富士山本宮浅間大社- -

日本を象徴する世界遺産「富士山」を奉る、富士山本宮浅間大社

富士山本宮浅間大社

この富士山本宮浅間大社は日本全国にある摂社・末社あわせて1,300余を超える浅間神社の総本宮であり日本の象徴とも言える富士山を御神体とする。

「富士本宮浅間社記」によると、第7代孝霊天皇の御代に富士山が大噴火をした、とありその後、第11代垂仁天皇が起源前27年に浅間大神を山足の地に祀り山霊を鎮めたとあります。

湧玉池から流れ出る神田川と富士の山 - -富士宮市:富士山本宮浅間大社- -
湧玉池から流れ出る神田川と富士の山 – -富士宮市:富士山本宮浅間大社- –

つまり、この富士の山をお祭りしてから2000年以上の時を経ていると言う事で、その歴史はとてつもないものと言えます。

さて、そんな富士山本宮浅間大社にまつわる写真を撮影したいスポットですが、まず外せないのが浅間大社の大鳥居と富士山のツーショット。

ありきたりのショットですが多くの方が撮るからこそ是非、撮影したいシーンではないでしょうか?

また、徳川家康により寄進された本殿、拝殿とその向こうに浮かぶ富士山。

富士山本宮浅間大社の本殿の向こうにそびえる富士山 - -富士宮市:富士山本宮浅間大社- -
富士山本宮浅間大社の本殿の向こうにそびえる富士山 – -富士宮市:富士山本宮浅間大社- –

既に400年前からこの地に立つ歴史的な建造物である本殿や拝殿と御神体の富士山を一緒に治めた写真を是非とも撮りたいものです。

また、この富士山本宮浅間大社の横には清らかな富士の湧き水がつくりだした湧玉池があります。

清涼なる御神水が湧き出る湧玉池 - -富士宮市:富士山本宮浅間大社- -
清涼なる御神水が湧き出る湧玉池 – -富士宮市:富士山本宮浅間大社- –

この湧玉池の水は清涼そのもの!素晴らしいほどに透き通った池を是非、その眼で見て写真にも収めて欲しいスポットと言えます。

この富士山本宮浅間大社は現在の地に祭られたのはなんと西暦806年で、坂上田村麻呂が勅命によりこの地に造営したと伝えられています。

さくらの花びらが舞う富士山本宮浅間大社 - -富士宮市:富士山本宮浅間大社- -
さくらの花びらが舞う富士山本宮浅間大社 – -富士宮市:富士山本宮浅間大社- –

 

それ以前は現在の地から北に約6km登ったところにある現在の山宮浅間神社とされています。

せっかく富士の宮に行った際にはこの山宮浅間神社も是非訪れたい地です。

神社と言うと本殿や拝殿などがあるのですが、この山宮浅間神社にはそれらの社殿がありません。

奥にある遥拝所まで行くとわかるのですが、この遥拝所からはまっすぐに富士山の姿が拝めます。

つまり、浅間大社の御神体である富士山そのものをお祭りした古来からの様式で参拝できるのです。

また、体力に自身がある方であれば、是非一度は富士山に登頂してみるのも良いと思います。

夏の短い間になりますが富士登山には多くの方々が訪れチャレンジをしています。

写真を撮るのであれば少し離れた場所から登山者たちの持つライトの軌跡を撮影した夜景などの愉しみ方もありますね!

是非、富士宮にある富士山本宮浅間大社へ一度は足を運んでみてはいかがでしょうか?

桜の名所としても名高い浅間大社 - -富士宮市:富士山本宮浅間大社- -
桜の名所としても名高い浅間大社 – -富士宮市:富士山本宮浅間大社- –

浅間大社付近の富士山撮影スポット:田貫湖観光情報

 

アクセス

JR身延線富士宮駅より徒歩約10分

東名高速道路、富士インターから20分程

新東名自動車道、新富士インターから15分程