津軽富士として人々に愛される岩木山(青森県の観光、撮影スポット)

桜の花の向こうにそびえる津軽富士 - -弘前市:岩木山- -

津軽の人に愛される岩木山:別名津軽富士

岩木山観光協会

本州最北の地、津軽の地にそびえる美しい山容の山がある、長い稜線が続き、その美しい見た目から津軽富士と呼ばれ親しまれている岩木山。

農村風景の向こうに見える美しい津軽富士 - -弘前市:岩木山- -
農村風景の向こうに見える美しい津軽富士 – -弘前市:岩木山- –

この岩木山は古くから山岳信仰の御神体としても崇められてきた山で、標高1625mの山頂からは360度を見晴らすことができます。

岩木山の撮影スポットとして、まずおすすめしたいのは、春の桜回廊。

岩木山南麓20kmに渡って続く世界一の桜並木にはなんと6500本もの桜の木が植樹されており、いたるところから美しい山容の岩木山をバックにした桜が愉しめます。

そのほかにも麓の桜が終わる頃から山麓のミズバショウ沼公園では白いミズバショウノハナが咲き乱れこちらも被写体としてそのカメラに収めたいものです。

桜の花の向こうにそびえる津軽富士 - -弘前市:岩木山- -
桜の花の向こうにそびえる津軽富士 – -弘前市:岩木山- –

津軽富士の美しさをさらに増す、津軽富士見湖

津軽富士見湖(鶴田観光ウェブマガジン)

岩木山のその美しい山容を眺めるシャッターポイントはこのほかにも無数に存在し、その中でも特におすすめなのが津軽富士見湖(正式名称は廻堰大溜池「まわりぜきおおためいけ」)。

ここは江戸時代に造られたため池で美しい岩木山をその水面に映し出すことから命名されています。特に池の西側にかかる鶴の舞橋!日本一長い三連太鼓橋でその全長は300mもあり、美しいフォルムが湖面に映りこみます。

津軽富士の手前に見える鶴の舞橋 - -鶴田町:津軽富士見湖- -
津軽富士の手前に見える鶴の舞橋 – -鶴田町:津軽富士見湖- –

この撮影スポットで特に美しいのが秋の夕焼け。

夕陽に染められた空が湖面にも映りこみ、さらにこの鶴の舞橋のシルエットをも映し出します。この風景はまさに絶景と言うにふさわしいものです。

春の花と津軽富士、秋の夕日と鶴の舞橋・津軽富士このほかにも素晴らしい撮影スポットを探して散策したくなります。是非、見つけたおすすめの撮影スポットがあれば、撮る旅の口コミに投稿してください。

アクセス(鶴の舞橋)

東北自動車道、浪岡インターから30分程

JR五能線、陸奥鶴田駅から車で10分程

 

山に関する観光、撮影スポット

険しい地に残る絶景:四谷の千枚田(愛知県の観光、撮影スポット)

周囲の山々を写しこむ美しい棚田 - -新城市:四谷の千枚田- -

自然と人が作り出す美しい景観:四谷の千枚田(新城市)

新城市四谷の千枚田紹介ページ

 日本全国に残る棚田の風景を集めた日本棚田百選、そのひとつが四谷の千枚田。

約400年前に開墾されたと伝わる四谷の千枚田は、明治時代に起こった山津波(山崩れ)によって壊滅的な被害おをこうむるも、先人たちの苦労の結果、再興され、そして現代の関係者によって、いまも変わらず標高差200mほどの斜面にその姿を残しています。

高低差200mほどのあいだに連なる棚田:四谷の千枚田 - -新城市:四谷の千枚田- -
高低差200mほどのあいだに連なる棚田:四谷の千枚田 – -新城市:四谷の千枚田- –

鞍掛山麓の傾斜地に造られた棚田は、その石垣や畦が自然と調和して形成された見事な風景を作り上げている。

 千枚田の魅力は自然と調和した姿

美しい水鏡が連なる四谷の千枚田 - -新城市:四谷の千枚田- -
美しい水鏡が連なる四谷の千枚田 – -新城市:四谷の千枚田- –

例えば

冬、うっすらと雪が積もったはりつめた空気のなかの静寂。

春、わずかな陽気に誘われて色づく、若々しい緑に包まれた景色。

夏、千枚田に水が張られ周囲の景色を写しこんだ水鏡の並ぶ姿。

秋、黄金に輝く実った稲穂が風にそよぐ豊かな棚田の景色。

夕方、日暮れ時に二つとして同じ形のない水鏡に写りこむ夕焼け空と山々に沈みゆく夕日。

早朝、ヒグラシの鳴き声に包まれた緑薫る青い世界。

日中、降り注ぐ太陽の光が美しい緑を引き立たせる若い稲穂に覆われた山すその風景。

数え上げればキリがないほどに写真映えする風景があります。

自然と調和した風景だから何度も訪れたい撮影スポット

やはり、棚田は自然の一部として撮りたい風景。

遠くの山々まで見渡せる四谷の千枚田、展望台 - -新城市:四谷の千枚田- -
遠くの山々まで見渡せる四谷の千枚田、展望台 – -新城市:四谷の千枚田- –

だからこそ、何度も何度も、季節を変えて、訪れる時間帯を変えて、一度だけでなく撮影に訪れたいそんなスポットと言えるでしょう。

また、毎年6月には「お田植感謝の夕べ~灯そう千枚田~」のイベントが鞍掛山麓千枚田保存会の主催にて開催され、夜の闇に1500本ものローソクが灯され、棚田の景色を普段とは違った幽玄で幻想的な雰囲気へと変えています。

このイベント時には多くの方々が訪れ思い思いの写真を写そうとカメラを構えることでしょう。

この四谷の千枚田の階段状に連なる美しい棚田の景色はまさに日本の原風景、そんな景色をカメラに収めるために訪れてみてはいかがでしょうか。

早朝、朝もやに包まれた静寂の千枚田 - -新城市:四谷の千枚田- -
早朝、朝もやに包まれた静寂の千枚田 – -新城市:四谷の千枚田- –

四谷の千枚田付近には鳳来寺や田峯城などの観光スポットも

他の棚田でもそうですが基本的には山の中にあり、訪れるのも一苦労、と言う場所が多く四谷の千枚田も例外ではありません。

しかし、だからこそ出会える観光スポットが近くにはあります。

当サイトでも以前に紹介した鳳来寺や、今後紹介したいと思っている田峯城、湯谷温泉など写真を撮影したくなるような観光スポットが多くあります。

是非、一度そんな観光地めぐりをしてみてください。

周囲の山々を写しこむ美しい棚田 - -新城市:四谷の千枚田- -
周囲の山々を写しこむ美しい棚田 – -新城市:四谷の千枚田- –

アクセス

新東名高速道路、新城インターから30分程

東名高速道路、豊川インターから60分程

三遠南信自動車道、鳳来峡インターから40分程

 

日本海をバックにした美しい棚田:白米千枚田

 

愛知県の観光、撮影スポットの一覧はこちら

愛知県の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
愛知県の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

富士山の絶景を愉しむ田貫湖(静岡県富士宮市)撮影スポット

朝焼けに浮かぶ富士のシルエット - -富士宮市:田貫湖- -

ダブルダイヤモンド富士、ダブルパール富士がおすすめ:田貫湖

富士宮市にある田貫湖

静岡県富士宮市にある人造湖。富士山周辺の湖では山梨県にある富士五湖が定番ですが、静岡県側で逆さ富士の愉しめる数少ないスポット。

紅葉と逆さ富士 - -富士宮市:田貫湖- -
紅葉と逆さ富士 – -富士宮市:田貫湖- –

この田貫湖は1周約4kmと徒歩で散策するにもちょうど良い大きさとダイヤモンド富士(富士山山頂から昇る太陽)やパール富士(富士山山頂から昇る満月)の絶好のポイントとなっていることが大きな特徴。

特にダイヤモンド富士もパール富士もともに湖面に映った逆さ富士との競演によるダブルダイヤモンド富士やダブルパール富士が愉しめるスポットです。

ダイヤモンド富士はダイヤモンド富士に関しては4月24日(火)と8月19日(日)の2日間富士山山頂付近に朝日が昇ります。

パール富士は月齢とのタイミングもありますが年に数回、2018年では3月1日(木)月齢は13.5なので少し欠けた月が夕方6時前に、11月22日(木)月齢14.7でほぼ満月が夕方5時過ぎに、12月20日(木)月齢13.0と少し欠けた月が夕方の3時半過ぎに富士山山頂付近に昇ります。

田貫湖に映るダイヤモンド富士 - -富士宮市:田貫湖- -
田貫湖に映るダイヤモンド富士 – -富士宮市:田貫湖- –

実際にダブルダイヤモンドやダブルパールが拝めるか、は当日の天候によりますが、一度訪れてはいかがでしょうか?

また、上記のように山頂付近に昇った太陽や月も良いのですが、富士山の稜線に昇ってくる朝日や満月、また朝焼けなどもとても良い写真の撮れるシャッターチャンスとなります。

朝焼けに浮かぶ富士のシルエット - -富士宮市:田貫湖- -
朝焼けに浮かぶ富士のシルエット – -富士宮市:田貫湖- –

天気が良く、風の少ない日にタイミング良く訪れることができれば、また付近にいらっしゃるのであればそう言った日を狙って撮影に要ってみてはいかがでしょうか?

ほかにも春には桜も咲き乱れ、満開の桜と逆さ富士といったショットもおすすめですし、秋の紅葉に彩られた逆さ富士、また夕日に赤く染められた赤富士なども全てが風などの状況によっては逆さ富士とともにカメラに収めることができます。

遊歩道の途中から、田貫湖と富士を展望できる展望台に昇って、ダブルダイヤモンド富士やダブルパール富士などを狙って待つ、いろいろな愉しみ方をできるとってもおすすめのスポットですので、アナタだけのシャッターポイントを見つけてみるのも愉しいかもしれません。

夕日に染まる逆さ富士 - -富士宮市:田貫湖- -
夕日に染まる逆さ富士 – -富士宮市:田貫湖- –

アクセス

新東名高速道路、新富士インターから40分程

東名高速道路、富士インターから50分程

中央自動車道、河口湖インターから40分程、甲府南インターから50分程

JR身延線、富士宮駅からバスで50分程

 

富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)

さくらの花びらが舞う富士山本宮浅間大社 - -富士宮市:富士山本宮浅間大社- -

日本を象徴する世界遺産「富士山」を奉る、富士山本宮浅間大社

富士山本宮浅間大社

この富士山本宮浅間大社は日本全国にある摂社・末社あわせて1,300余を超える浅間神社の総本宮であり日本の象徴とも言える富士山を御神体とする。

「富士本宮浅間社記」によると、第7代孝霊天皇の御代に富士山が大噴火をした、とありその後、第11代垂仁天皇が起源前27年に浅間大神を山足の地に祀り山霊を鎮めたとあります。

湧玉池から流れ出る神田川と富士の山 - -富士宮市:富士山本宮浅間大社- -
湧玉池から流れ出る神田川と富士の山 – -富士宮市:富士山本宮浅間大社- –

つまり、この富士の山をお祭りしてから2000年以上の時を経ていると言う事で、その歴史はとてつもないものと言えます。

さて、そんな富士山本宮浅間大社にまつわる写真を撮影したいスポットですが、まず外せないのが浅間大社の大鳥居と富士山のツーショット。

ありきたりのショットですが多くの方が撮るからこそ是非、撮影したいシーンではないでしょうか?

また、徳川家康により寄進された本殿、拝殿とその向こうに浮かぶ富士山。

富士山本宮浅間大社の本殿の向こうにそびえる富士山 - -富士宮市:富士山本宮浅間大社- -
富士山本宮浅間大社の本殿の向こうにそびえる富士山 – -富士宮市:富士山本宮浅間大社- –

既に400年前からこの地に立つ歴史的な建造物である本殿や拝殿と御神体の富士山を一緒に治めた写真を是非とも撮りたいものです。

また、この富士山本宮浅間大社の横には清らかな富士の湧き水がつくりだした湧玉池があります。

清涼なる御神水が湧き出る湧玉池 - -富士宮市:富士山本宮浅間大社- -
清涼なる御神水が湧き出る湧玉池 – -富士宮市:富士山本宮浅間大社- –

この湧玉池の水は清涼そのもの!素晴らしいほどに透き通った池を是非、その眼で見て写真にも収めて欲しいスポットと言えます。

この富士山本宮浅間大社は現在の地に祭られたのはなんと西暦806年で、坂上田村麻呂が勅命によりこの地に造営したと伝えられています。

さくらの花びらが舞う富士山本宮浅間大社 - -富士宮市:富士山本宮浅間大社- -
さくらの花びらが舞う富士山本宮浅間大社 – -富士宮市:富士山本宮浅間大社- –

 

それ以前は現在の地から北に約6km登ったところにある現在の山宮浅間神社とされています。

せっかく富士の宮に行った際にはこの山宮浅間神社も是非訪れたい地です。

神社と言うと本殿や拝殿などがあるのですが、この山宮浅間神社にはそれらの社殿がありません。

奥にある遥拝所まで行くとわかるのですが、この遥拝所からはまっすぐに富士山の姿が拝めます。

つまり、浅間大社の御神体である富士山そのものをお祭りした古来からの様式で参拝できるのです。

また、体力に自身がある方であれば、是非一度は富士山に登頂してみるのも良いと思います。

夏の短い間になりますが富士登山には多くの方々が訪れチャレンジをしています。

写真を撮るのであれば少し離れた場所から登山者たちの持つライトの軌跡を撮影した夜景などの愉しみ方もありますね!

是非、富士宮にある富士山本宮浅間大社へ一度は足を運んでみてはいかがでしょうか?

桜の名所としても名高い浅間大社 - -富士宮市:富士山本宮浅間大社- -
桜の名所としても名高い浅間大社 – -富士宮市:富士山本宮浅間大社- –

浅間大社付近の富士山撮影スポット:田貫湖観光情報

 

アクセス

JR身延線富士宮駅より徒歩約10分

東名高速道路、富士インターから20分程

新東名自動車道、新富士インターから15分程

 

積丹ブルーの美しい海に立つ奇岩:神威岬(北海道積丹町の観光スポット)

積丹ブルーの海に浮かぶ神威岩はまさに神の造詣 - -積丹町神威岬- -

積丹ブルーの海に突き出た神威岬(北海道積丹町の観光、撮影スポット)

神威岬

北海道南西部、積丹半島の端に位置する神威岬。

この地は過去、女人禁制の地とされてきた、岬の先端にある神威岩に姿を変えたとされるアイヌ首長の娘、チャレンカの悲恋の伝説。そんな悲恋の物語もあり永く女人禁制とされてきた。

積丹ブルーの海と神威岬:チャレンカの小道 - -積丹町神威岬- -
積丹ブルーの海と神威岬:チャレンカの小道 – -積丹町神威岬- –

またこの神威岬周辺では南国を思わせるようなコバルトブルーの海が人気。この積丹ブルーと言われる遠くまで澄み渡った海原は日中に、そして西向きに突き出た岬だからこそ拝める日没間際の夕陽の風景は写真家ならずとも是非、見、写真を撮りたいおすすめのスポット。

この神威岬では、駐車場から岬の先端までには「神威岬自然公園遊歩道チャレンカの小道」が約770mつづいており、野草に覆われた岬のなかを歩くなかなかのアップダウンの道など晴れた日には格好の被写体となります。

また、遊歩道を歩けば季節の野花なども見られ、それら野花などの写真も撮ってみたくなります。

神威岬自体も、その緑に覆われた起伏ある半島が美しい積丹ブルーの海と青い空に向かって突き出している様、そしてそのなかを縫うように続く遊歩道を一枚に収めた美しい写真も撮れそうですね。

美しい海岸線とぽっかり見える念仏トンネル - -積丹町神威岬- -
美しい海岸線とぽっかり見える念仏トンネル – -積丹町神威岬- –

遊歩道の途中には念仏トンネルの見えるスポットもあり美しい海と自然が作り上げた海岸線、神のバランスで海に立つ水無の立岩などを楽しめます。

是非、神威岬の先端までゆき、積丹ブルーの海と神の手によるものと思えるような絶妙のバランスで立つ神威岩、日没時に神威岩の向こうに沈み行く美しい夕日とシルエットや、念仏トンネルの近くにある水無の立岩などの自然がつくりだした芸術をそのカメラに収めたい、そんな気持ちにさせる地です。

積丹ブルーの海に浮かぶ神威岩はまさに神の造詣 - -積丹町神威岬- -
積丹ブルーの海に浮かぶ神威岩はまさに神の造詣 – -積丹町神威岬- –

アクセス

国道5号線、国道229号線経由にて小樽より100分程

神威岬の開門時間

  • 4月~7月 / 8:00~18:00
  • 8月~10月 / 8:00~18:30
  • 11月 / 8:00~17:00
  • 12月~3月 / 10:00~15:30

このほか北海道の観光、撮影スポット情報はこちら

秋の紅葉はまさに絶景:パワースポット三峰神社(埼玉県秩父市の観光、撮影スポット)

まさに絶景!もみじ越しに遠くまで山々を見渡せる - -秩父市:三峰神社- -

関東随一のパワースポット三峯神社

三峰神社

埼玉県秩父地方、そのなかでも山梨県との県境からも程近い奥秩父の山奥にたたずみ、近年では関東一のパワースポットとしてその名を知られる三峰神社。

山奥にひっそりと佇む三峰神社:随身門 - -秩父市- -
山奥にひっそりと佇む三峰神社:随身門 – -秩父市- –

この三峰神社の歴史はとても古く、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東国へ赴いた際に開いたと伝わっており、国生み神話の伊弉諾尊・伊弉册尊をお奉りしている、由緒正しき神社と言えます。

この三峰神社では古くから狼を信仰しており江戸時代には農作物を荒らすイノシシやシカなどの獣を払ってくれる神様としても広く信仰されてきた神社です。

他ではあまりお目にかかれない三つ鳥居 - -秩父市:三峰神社- -
他ではあまりお目にかかれない三つ鳥居 – -秩父市:三峰神社- –

写真撮影におすすめなのは他ではあまりお目にかかれない三ツ鳥居やオオカミ(大神)を象った狛犬。そんな三峰神社を撮影するなら、特におすすめしたい季節は、自然が多くあふれる山々が、美しく彩られる紅葉の季節。遠く果てしなく続くかのように思える山並みが鮮やかないろどりにあふれ、どんどんシャッターを切りたくなるような風景が広がります。

まさに絶景!もみじ越しに遠くまで山々を見渡せる - -秩父市:三峰神社- -
まさに絶景!もみじ越しに遠くまで山々を見渡せる – -秩父市:三峰神社- –

この自然豊かな秩父の山奥に佇む拝殿は、寛政12年(1800年)に建立されており、重厚な雰囲気のなかに煌びやかな装飾がされており被写体としても存分に楽しめます。

さらに、この拝殿近く左側にある石畳には水を打つと龍の模様が浮かび上がる石畳があり、こちらもご利益があるといわれており、シャッタースポットとしてもおすすめです。

山奥にひっそりと佇む三峰神社:随身門 - -秩父市- -
山奥にひっそりと佇む三峰神社:随身門 – -秩父市- –

また、拝殿からもう少し奥へと行けば、この三峰の深い山に潜んでいるといわれる大口真神(お犬さま)をお祭りする「お仮屋」が、さらに縁結びにご利益があるとされる「えんむすびの木」があります。

この三峰神社のもうひとつのおすすめは霧の日、早朝は雲海に沈む秩父地方の風景を、日中は霧の中で神秘的な風情を醸す三峰神社が楽しめます。さらにこの三峰神社のオオカミの神様は霧の日に姿をあらわしやすいとか?きっと関東一のパワースポットのご利益を授かれることでしょう。

是非、晴れた日の美しい紅葉や霧の日の神秘的な風情をカメラに収めたいものです。

もみじで華やかにいろどられた参道 - -秩父市:三峰神社- -
もみじで華やかにいろどられた参道 – -秩父市:三峰神社- –

追記、有名な話ですが、この三峰神社では毎月1日にのみ配布される限定版のおまもりがあります。

通常は赤、ピンク、青、緑の4色を配布しているのですがこの日だけは真っ白なお守り「白い気守り」を配布しています。そのため毎月1日は大渋滞となりまりますがせっかくの機会ですから入手してはどうでしょうか?

毎月1日のみに配布される白い気守り - -秩父市:三峰神社- -
毎月1日のみに配布される白い気守り – -秩父市:三峰神社- –

アクセス

関越自動車道、花園インターより国道140号線経由にて2時間程

中央自動車道、甲府昭和インターより国道140号線経由にて2時間程

西武鉄道、西武秩父駅よりバスで1時間20分程

三峰神社以外の秋の紅葉がおすすめのスポット

エメラルドグリーンの渓谷:柿其渓谷(木曽郡南木曽町の観光、撮影スポット)

透明度の高い水が流れる柿其渓谷にかかるレトロな趣の吊橋 - -木曾郡南木曾町柿其渓谷- -

柿其渓谷:エメラルドグリーンの透明度高い川と自然を愉しむ観光、撮影スポット

南木曽町観光協会

古代より東山道と言われ江戸時代には中山道へとその名を変えた街道のうち現在の岐阜県と長野県の境周辺一帯を指す、木曽路。

その自然豊かな木曽路に数ある渓谷の中でも最も美しいといわれる渓谷が、この柿其渓谷。そのエメラルドグリーンの水が流れる柿其川は自然を満喫しながら歩けるスポットです。

透明度の高い水が流れる柿其渓谷にかかるレトロな趣の吊橋 - -木曾郡南木曾町柿其渓谷- -
透明度の高い水が流れる柿其渓谷にかかるレトロな趣の吊橋 – -木曾郡南木曾町柿其渓谷- –

この柿其渓谷には川沿いを歩く遊歩道が整備され美しいエメラルドグリーンの流れを存分に味わえ、自然感あふれる写真が撮れるスポットが多くあります。

例えば、あたり一面が秋の紅葉にいろどられた金襴豪華な渓谷。初夏の瑞々しい新緑のなかに流れる美しい川、そして川にかかる吊橋。冬、厳しい寒さのなか風と水の流れる音しか感じられない静寂の路。同じ場所でも多くの顔を垣間見ることのできる渓谷です。

川沿いを蛇行しながら続く遊歩道をゆけば美しい自然と清涼な水が織り成す景色がみられ、その先の上流へゆけば花崗岩を削り、荒々しく流れ落ちる迫力の滝「牛ヶ滝」があり、さらに足を伸ばせば恋路峠や展望台から望めるさわやかな滝もあり写真家に是非とも訪れて欲しいスポットと言えます。

轟音とともに荒々しく流れ落ちる牛ヶ滝 - -木曾郡南木曾町柿其渓谷- -
轟音とともに荒々しく流れ落ちる牛ヶ滝 – -木曾郡南木曾町柿其渓谷- –

この柿其渓谷の入り口には井戸を掘った末に温泉が湧き出たという柿其温泉の宿「いちかわ」がひっそりと1軒佇んでいます。

柿其温泉やきやまの湯「いちかわ」

このいちかわでは岩魚を使った料理が堪能でき、宿泊もしくは立ち寄り湯として利用すれば、小さいながらもヒノキなどの木曽五木を使った温泉が楽しめ、疲れたからだを十分に癒すことができます。

桃介橋

木曽川にかかる大正時代の美しいつり橋:桃介橋 - -木曾郡南木曾町- -
木曽川にかかる大正時代の美しいつり橋:桃介橋 – -木曾郡南木曾町- –

また、近くには大正11年に作られた石造りの土台をもった木製吊橋「桃介橋」も木曽川にかかっており、柿其渓谷を訪れる際には是非立ち寄って日本の近代化時代に作られた芸術的とも言えるその姿を写真に収めてみてはどうでしょうか?

アクセス

柿其渓谷へは
電車:JR中央線で名古屋から90分、塩尻から90分の南木曽駅にて下車タクシーにて15分程度

お車:中央自動車道、中津川インターから40分程、飯田インターから80分程、塩尻インターから100分程

お車でのアクセスがおすすめです。

長野県の観光情報 - -甲信越、北陸地方- - の観光スポット「撮る旅」
長野県の観光情報 – -甲信越、北陸地方- – の観光スポット「撮る旅」

千本鳥居が有名なお稲荷さんの総本社:伏見稲荷大社(京都市伏見区の観光、撮影スポット)

薄く照らされた鳥居が異界へいざなう雰囲気を出す千本鳥居 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -

・商売繁盛の神として日本全国に社が点在するお稲荷さんの総本社:伏見稲荷大社

伏見稲荷大社

商売繁盛の神として日本全国に3万社もあり「お稲荷さん」として親しまれている稲荷社。その総本社に当たるのが京都市伏見区にある伏見稲荷大社です。

写真愛好家にとっても本殿から奥社へと続く道に出現する千本鳥居の独自の風景は被写体として愉しませてくれ、この地を訪れた方が必ず撮影するスポットです。

朱をくぐり続ける異様な風景:千本鳥居 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -
朱をくぐり続ける異様な風景:千本鳥居 – -京都市伏見区伏見稲荷大社- –
薄く照らされた鳥居が異界へいざなう雰囲気を出す千本鳥居 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -
薄く照らされた鳥居が異界へいざなう雰囲気を出す千本鳥居 – -京都市伏見区伏見稲荷大社- –

この伏見稲荷大社は24時間いつでも参拝することができるため、深夜や早朝などの人の少ない時間帯を狙って思い思いに写真を撮影するのがおすすめです。

また、本殿の背後にそびえる稲荷山にも熊鷹社、一ノ峰(上社神蹟)、間ノ峰(荷田社神蹟)など多くの社が立ち並んでおり、写真を撮影しながらぐるりと回って見れば、数多くの素敵なスポットを見つけることができるのではないでしょうか?

暗闇のなか、鮮やかな朱をまとう伏見稲荷大社 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -
暗闇のなか、鮮やかな朱をまとう伏見稲荷大社 – -京都市伏見区伏見稲荷大社- –

また、稲荷山の見晴らしの利く場所にはちょうちんでカタチ作られた鳥居が建っており、夜には楼門や本殿の背後に浮かび上がる紅い鳥居を捕らえることもできます。

闇に浮かぶ稲荷山に浮かび上がる提灯鳥居 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -
闇に浮かぶ稲荷山に浮かび上がる提灯鳥居 – -京都市伏見区伏見稲荷大社- –

また、夜の伏見稲荷大社の風景には是非とも訪れたいときがあります。それは毎年7月に行われる本宮祭です。

この本宮祭は7月、土用の丑の日の次の日曜か祝日に開催され今年2018年は7月22日(日)となります。この本宮祭が行われる際には、拝殿などの建物や千本鳥居をはじめ伏見稲荷大社のいたるところに赤いちょうちんが灯されます。その数は1万余りとも言われ、まさに圧巻の風景と言えます。

お稲荷さんを象徴するキツネの狛犬 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -
お稲荷さんを象徴するキツネの狛犬 – -京都市伏見区伏見稲荷大社- –

この本宮祭が開催されるときの伏見稲荷大社は、いつもにも増して異世界と言う雰囲気を強くかもし出します。この風景は写真家ならずとも多くの方が訪れ愉しみます。

是非、この異界へと通じたかのような伏見稲荷大社をカメラに収めて歩き回ってみたいものですね。

昼間と違い人の居ない深夜の奥社 - -京都市伏見区伏見稲荷大社- -
昼間と違い人の居ない深夜の奥社 – -京都市伏見区伏見稲荷大社- –

さらにこの伏見稲荷大社近くには古くから続くみやげ物店などが軒を連ねる通りや住宅街を抜けた先には江戸時代中期に活躍した画家:伊藤若冲の晩年作である五百羅漢を裏山に配した石峰寺などもあり、伏見稲荷大社とは違った風景を写真に収めることができます。

石峰寺

是非、京都へ行った際には伏見稲荷大社近くに多くの時間を割き納得ゆくまで写真の撮影をしてみてはいかがでしょうか?

京都府の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
京都府の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

ふるくからの山岳修行の地、鳳来寺(愛知県新城市の観光、撮影スポット)

参道の途中、緑あざやかな参道途中の塔頭跡 - -愛知県新城市鳳来寺- -

・独特の山容に囲まれた鳳来寺の観光、撮影情報(愛知県新城市)

はるか昔、西暦702年に利修仙人により、開山されたと伝わる由緒のある薬師寺。

約1400万年前にあったとされる火山の名残りが強く残る険しい山容を背にした本堂の風景など日本全国を探してもなかなかにお目にかかれない風情を持っています。

険しい岩肌をバックに建つ鳳来寺 - -愛知県新城市鳳来寺- -
険しい岩肌をバックに建つ鳳来寺 – -愛知県新城市鳳来寺- –

古くは平安末期に源頼朝が匿われ、その後源氏の棟梁として天下を統べ、源頼朝に再興されたと言われ、また徳川家康の誕生前には父、松平広忠が世継ぎを求め家康の母である於大の方と参篭し家康公を授かったとされる伝説があるなど、日本の歴史の節目に深くかかわりを持ってきた寺院。

鳳来寺本堂前から望む絶景 - -愛知県新城市鳳来寺- -
鳳来寺本堂前から望む絶景 – -愛知県新城市鳳来寺- –

江戸時代には徳川家康誕生の秘話やそのほかの伝説(家康存命中に鳳来寺の本尊である薬師如来を守護するの十二神将のひとつ真達羅大将が消失しており家康はこの真達羅大将の化身であるする伝説)により徳川三代将軍家光により東照宮や仁王門などが建立されており見所も数多くあります。

石段の途中、木々に囲まれた静寂の仁王門 - -愛知県新城市鳳来寺- -
石段の途中、木々に囲まれた静寂の仁王門 – -愛知県新城市鳳来寺- –

現在では車で本堂近くまで登ることができる道路もありますが、できれば1425段にもなる、かつて家康の父母も家康の誕生を願って昇った、この昔ながらの石段の途中にある上記の仁王門、見事な傘杉など多くの写真撮影スポットをめぐりながら、ゆっくりと登ることをおすすめします。

参道の途中、緑あざやかな参道途中の塔頭跡 - -愛知県新城市鳳来寺- -
参道の途中、緑あざやかな参道途中の塔頭跡 – -愛知県新城市鳳来寺- –
門谷にある鳳来寺参道の入り口 - -愛知県新城市鳳来寺- -
門谷にある鳳来寺参道の入り口 – -愛知県新城市鳳来寺- –

少し大変ではありますが、その甲斐のある景観を十分に愉しめる観光スポットと言えます。

車で登った駐車場の先に見える絶景 - -愛知県新城市鳳来寺- -
車で登った駐車場の先に見える絶景 – -愛知県新城市鳳来寺- –

是非、本堂前からの見事な眺望、本堂の背後にそびえる険しい自然の山々などの絶景、日本の武士社会(ふたつの将軍家の初代)に強く関わった歴史、そしてその浪漫をカメラに収めたい、そんな写真家、歴史家のおすすめスポットです。

参道の途中にそびえる綺麗なカタチの傘杉 - -愛知県新城市鳳来寺- -
参道の途中にそびえる綺麗なカタチの傘杉 – -愛知県新城市鳳来寺- –

さらに、体力に自身のある方におすすめしたいのが鳳来寺の奥の院や7本杉(現在は6本、1本を使い本尊の薬師如来像が作られています)、鳳来寺山山頂とめぐってみるのも、昔の修行を少し味わえ、さらに絶景も拝めます。是非、挑戦してみてください。

愛知県の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
愛知県の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

紅葉が美しい松平郷(松平東照宮、松平城址、高月院):愛知県豊田市も観光、撮影スポット

大給城址のカエデ:ひっそりと佇む山中の城址、そこでは見事な紅葉をひとりじめできる場所が - -愛知県豊田市松平郷近くの大給城址- -

・松平郷(松平東照宮、松平城址、高月院)

松平郷観光協会

徳川将軍家をさかのぼると、この愛知県豊田市にある松平郷に行き着きます。

初代将軍の徳川家康は岡崎城の生まれであり、この松平郷から興った松平氏の宗家でした。この現代の日本そして首都東京の繁栄はこの地から始まったと、言うのは過言と言うものでしょうか?

徳川家康からさかのぼること8代前にこの地を訪れた徳阿弥(松平親氏)が松平氏へ入り婿し発祥したと伝わります。この地は徳川家にとっても非常に重要な地として江戸時代に入ってから神君家康公をまつった松平東照宮が鎮座しています。

松平東照宮

松平東照宮境内のみごとなもみじ – -愛知県豊田市松平郷- –

この東照宮は元々は松平郷松平氏の居館であったため、今なお堀と石垣に囲まれた情緒ある風情をまとっています。

松平東照宮の堀に映るもみじ - -愛知県豊田市松平郷- -
松平東照宮の堀に映るもみじ – -愛知県豊田市松平郷- –

また、さらに奥へと足を散策すると松平家初代にまつわる伝説のスポットや室町塀や冠木門がつづき、もっとも奥には家康(当時はまだ元信と名乗っていた)が御手植えしたと伝わる松の木が境内にある高月院があります。

高月院

この松平郷は全体が室町時代の息吹を感じさせるような雰囲気をまとっており、写真家にとっても数多くのシャッターポイントがあり写真の撮影を主とした旅行にピッタリの場所と言えます。

高月院のカエデと山門 - -愛知県豊田市松平郷- -
高月院のカエデと山門 – -愛知県豊田市松平郷- –

おすすめの季節は美しい桜が花開く春と、しっとりとした風情に紅や黄がいろどられる秋のもみじの季節です。

特に秋には松平東照宮の堀際に並ぶもみじが水面に映りこみ空の青とのコントラストを楽しめます。また、東照宮内にも美しいカエデやイチョウなどがいろどっており、写真映えするスポットを探しながら撮影を楽しめます。

室町塀

松平東照宮から高月院へとつづく室町塀ともみじの葉 – -愛知県豊田市松平郷- –

さらに奥にも室町塀ともみじのつづく道、さらに高月院にも参道の脇や境内に植えられたカエデが鮮やかにいろづき600年以上にわたる歴史の風情を感じさせてくれ、訪れる人々を愉しませます。

大給城址

さらに、近くには大給城址(松平氏のひとつ大給松平氏の発祥地)なども残っており、こちらは建物などはありませんが自然を活かした堅牢な城の跡が広がっています。

特にこちらの大給城址も秋にはいろづいたカエデが多くあり、ひっそりとした中で思う存分にもみじを堪能できます。

大給城址では鮮やかなもみじをひとりじめ - -愛知県豊田市松平郷- -
大給城址では鮮やかなもみじをひとりじめ – -愛知県豊田市松平郷- –

さらにこの大給城址からは山並みの向こうに、遠く名古屋まで見渡せる物見岩があり、はるか昔にもこの地へと向かってくる軍勢などを見つけられる感覚を味わえます。

大給城址のカエデ:ひっそりと佇む山中の城址、そこでは見事な紅葉をひとりじめできる場所が - -愛知県豊田市松平郷近くの大給城址- -
大給城址のカエデ:ひっそりと佇む山中の城址、そこでは見事な紅葉をひとりじめできる場所が – -愛知県豊田市松平郷近くの大給城址- –

この松平郷周辺は戦国ロマンや人々の出会い、そして繁栄してゆく様が感じられる、そんな素敵な観光地です。

もみじの名所と言えば近くに香嵐渓がありますが、またそれとは違ったひっそりと愉しめるもみじを堪能しに是非、訪れてみてください。

徳川家に関連する観光、撮影スポット

秋の紅葉がおすすめの観光、撮影スポット