風光明媚な三河湾に浮かぶ島:竹島(愛知県の観光、撮影スポット)

竹島の浮かぶ海の景観を際立たせる緑の芝生 - -愛知県蒲郡市:竹島- -

八百富神社公式ページ

愛知県のまるで両腕に囲まれたような海、三河湾に浮かぶ小島で国の天然記念物にも指定されている島。

風光明媚な島に祀られる弁天様:八百富神社

島には八百富神社があり、この神社ははるかむかし、平安時代に三河国司として赴いた藤原俊成公(百人一首を編んだ藤原定家の父)が琵琶湖の竹生嶋から勧請した縁結びの神様としても有名な市杵島姫命(厳島神社などと同じ)が祀られており、日本7弁天のひとつとしても数えられている。

三河湾に浮かぶ竹島にある八百富神社は縁結びの神様として信仰される - -愛知県蒲郡市:竹島- -
三河湾に浮かぶ竹島にある八百富神社は縁結びの神様として信仰される – -愛知県蒲郡市:竹島- –

島へ渡る橋を仲よさそうに渡るなどカップルに人気のスポットでもある。

この竹島周辺は温暖な三河湾の風光明媚な場所であり、その海に浮かぶ姿や島へと渡る橋など写真家としても愉しめるスポット。

竹島から見た対岸へと続く風光明媚な風景 - -愛知県蒲郡市:竹島- -
竹島から見た対岸へと続く風光明媚な風景 – -愛知県蒲郡市:竹島- –

温暖な気候から特殊な生態系を持つ島

また、島自体も陸からはわずか400mほどしか離れていないにもかかわらず、陸とは違った温暖な生態系の植物が生い茂っており、一風変わった景色が広がります。

対岸の蒲郡クラシックホテル敷地より望む竹島 - -愛知県蒲郡市:竹島- -
対岸の蒲郡クラシックホテル敷地より望む竹島 – -愛知県蒲郡市:竹島- –

竹島のおすすめ写真スポット

春、対岸の蒲郡クラシックホテルの城郭風の特徴ある外観と山の斜面に咲き乱れるツツジの花は写真をとるのにとってもおすすめ!

対岸の蒲郡クラシックホテルの建物 - -愛知県蒲郡市:竹島- -
対岸の蒲郡クラシックホテルの建物 – -愛知県蒲郡市:竹島- –

また、夏には海岸に整備された公園と、その海岸から伸びる橋、真っ青な空と太陽の光にきらめく海と、絵に描いたような風光明媚な光景が広がり、写真に収めたくなる画が見つかります。

竹島の浮かぶ海の景観を際立たせる緑の芝生 - -愛知県蒲郡市:竹島- -
竹島の浮かぶ海の景観を際立たせる緑の芝生 – -愛知県蒲郡市:竹島- –

さらに冬にはシベリアより渡来したユリカモメが竹島との橋の周辺を自由に飛び回り、海の情景をいっそう引き立ててくれる画を切り取ることができます。

アクセス

東名高速道路、音羽蒲郡インターより15分程

JR東海道本線、蒲郡駅より徒歩15分程

 

 

愛知県の撮影スポット一覧

愛知県の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
愛知県の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

魔力すら感じる京都の撮影スポット

祇園の路地ですれ違った透明感のあるうしろ姿 - -京都、祇園- -

趣味(?)で写真を撮影しているとふと京都へゆきたくなる、そんなときがある。

(きっと写真を撮っていない方でもそうなんだろうけどね(笑)

京都の観光を考えてみるととてつもなく写真を撮りにゆきたくなる。

なぜだろうか?なにがそんなに惹きつけるのか。

数年間、大原へ紅葉を撮りに行ったとき、早朝、霧の中を散策した。

霧に包まれるもみじと大原の里 - -京都、大原- -
霧に包まれるもみじと大原の里 – -京都、大原- –

大原の里は朝の霧が有名、薄暗い中に漂う霧

鄙びた風情

侘び寂び

看板がおいてあるだけなのに雰囲気が良い

看板の手前にある落ち葉が良い味をだしている - -京都、大原- -
看板の手前にある落ち葉が良い味をだしている – -京都、大原- –

大原に限らず、京都には日本人の吟線に触れるものがとてつもなく多い

京都の空気がそうさせるのか?

京都:大原の観光、撮影スポットの紹介記事

やっぱり1200年の重い歴史がそうさせるのだろうか。

暑い夏の日、祇園の路地を歩いているときにすれ違った女性の透明感のあるうしろ姿。祇園の街並みに、とてもよく似合っている。

祇園の路地ですれ違った透明感のあるうしろ姿 - -京都、祇園- -
祇園の路地ですれ違った透明感のあるうしろ姿 – -京都、祇園- –

夜の京都を歩いていれば、そこかしこに京都らしい風情の看板、街灯、路地がある

京都の空気がなせるセンスなのだろうか? - -京都、街灯- -
京都の空気がなせるセンスなのだろうか? – -京都、街灯- –

京都っておおきなテーマパーク?と思えるときもある。

ふと、通りかかった街並みが画になる京都

写真を整理していると、毎回、京都へゆきたくなってしまう。

なぜか心惹かれる京都の路地 - -京都、祇園- -
なぜか心惹かれる京都の路地 – -京都、祇園- –

信州も好きだし、今は奈良に強い興味がある、それでも京都がいちばんなんだよなぁ。

いつか、京都のすべての路地、すべての季節、すべての時間、を制覇したいと無謀なことも考えてしまう。

京都の路地を代表する先斗町 - -京都、先斗町- -
京都の路地を代表する先斗町 – -京都、先斗町- –

日本人の心を強く惹きつける妖しい空気がそこにはある。

京都には華がある、と書いたけれど、やっぱり妖しい魔力なのかもしれないとも思う。

京都の観光、撮影スポットの一覧はこちら

京都府の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
京都府の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

家康の生まれた地:岡崎城(愛知県の観光、撮影スポット)

城さが際立つ天守閣をバックに赤く色づいたもみじ - -愛知県岡崎市- -

出世城として、徳川家康の生誕地として知られる岡崎城

岡崎公園公式ページ

春、満開の桜から顔を出す岡崎城の天守閣

日本各地に桜が愉しめる城址は数多くあり、そのひとつが岡崎城。日本の桜百選にも選出された岡崎城では毎年3月下旬から4月上旬に約800本のソメイヨシノが咲き乱れる。

サクラの花が咲き誇る岡崎城 - -愛知県岡崎市- -
サクラの花が咲き誇る岡崎城 – -愛知県岡崎市- –

桜の花の名所として近県から多くの観光客が訪れ、家康の生まれた岡崎城と桜のコラボレーションを愉しんでいる。

また、夜間はライトアップされた桜と天守閣の景色も写真家にはおすすめとなるスポット。

夏、花火職人の競い合いと並び浮かび上がる岡崎城

夏には全国的にも有名な岡崎の花火大会が岡崎城そばの河川にて開催される。

夜空に花開く大輪の花火とライトアップされ浮かび上がる天守閣。

さらに少し離れた場所からも大き目の花火が打ち上げられており花火と天守閣のコラボレーションは様々な角度から望める。

職人の手による夜の花と岡崎城天守閣 - -愛知県岡崎市- -
職人の手による夜の花と岡崎城天守閣 – -愛知県岡崎市- –

暗闇に浮かび上がる美しい人の手による花、その芸術を十分に堪能できる全国でも有数の花火大会で記念に残る一枚の写真を撮影したいものです。

秋、鮮やかに紅葉した木々と白い天守閣のコントラスト

また、秋には桜や楓などの紅葉がお城の白い壁に映える。

苔むして鮮やかな緑をまとう石垣と天守や巽閣の白い壁、そして美しく色づいたもみじ。

城さが際立つ天守閣をバックに赤く色づいたもみじ - -愛知県岡崎市- -
城さが際立つ天守閣をバックに赤く色づいたもみじ – -愛知県岡崎市- –

この季節は日本の美しさが存分に愉しめる、そんな岡崎城と言える。

冬、イルミネーションにいろどられた夜の妖しい岡崎城

そして、冬には夜間イルミネーションでいろどられた庭園が愉しめる。

昼間とはまったくの別世界へといろどられた岡崎城は幽玄な雰囲気が漂い、その中に白く浮かび上がった天守閣の幻想的な風景が望めます。

昼間は龍城堀にかかる純和風の朱塗りの神橋も青く闇に浮かび上がる。

寒さの中、妖しく光る青い橋 - -愛知県岡崎市- -
寒さの中、妖しく光る青い橋 – -愛知県岡崎市- –
普段とはまったく違った顔を見せる神橋 - -愛知県岡崎市- -
普段とはまったく違った顔を見せる神橋 – -愛知県岡崎市- –

普段見ることのない不思議な空間へと変わる。

天下人、徳川家康の生まれた岡崎城は春夏秋冬、四季を通じて被写体として愉しめる、そんなスポットです。

また、付近には徳川家康にちなんだ名所が数多くあり、岡崎を訪れた際には是非ともめぐって欲しい。

岡崎市にある梅の名所「岩津天満宮」

例えば松平氏の菩提寺である大樹寺は家康が独立を決定した逸話が残っており、さらに山門からはまっすぐに岡崎城の天守閣が見守れるように作られている。

大樹寺の山門からまっすぐに見える岡崎城天守閣 - -愛知県岡崎市- -
大樹寺の山門からまっすぐに見える岡崎城天守閣 – -愛知県岡崎市- –

アクセス

東名高速道路、岡崎インターより車で5分程

名鉄本線、東岡崎駅より徒歩15分程

 

山桜がおりなす絶景:吉野山(奈良県の観光、撮影スポット情報)

春の桜と多宝塔 - -奈良県吉野町- -

下千本から咲き始める奈良県、吉野の桜がつくる絶景

吉野山の山桜

写真家ならずとも生きているうちに一度はその景色を目にしたいと思う、吉野山のサクラ。一般的な花の多いサクラと違いこの吉野山は花の少なめの山桜。

山々をピンクに染める吉野の山桜 - -奈良県吉野町- -
山々をピンクに染める吉野の山桜 – -奈良県吉野町- –

約3万本のサクラが下千本・中千本・上千本・奥千本と4つに分かれて密集しており、そのはかなげな風景を醸しだしている。

見ごろは4月、下千本から咲き始め中千本、上千本と咲き、最後に奥千本と時間差をもって咲いてゆくため約1ヶ月にわたり愉しむことができる。

また、開花期間中は夜間ライトアップされる為、また違った幽玄な風情も味わうことができるスポットと言える。

幽玄と言えば夜間のライトアップよりもおすすめしたいのが早朝の深い山々が目覚めるとき。徐々に日の光が届き山々を照らし出すが、霧のかかったこの時間帯はこの世のものとは思えぬほどに幻想的な光景が漂います。

吉野山のシンボル蔵王権現を祀る:金峯山寺

総本山 金峯山寺

役 小角により創建されたと伝わり、古来より修験者が多く訪れた修験場の入り口で吉野山のシンボル的存在の金峯山寺。

春の桜と多宝塔 - -奈良県吉野町- -
春の桜と多宝塔 – -奈良県吉野町- –

南北朝時代には南朝方の拠点としても関わった古刹。

境内に漂う空気も格別のお寺。吉野の山を象徴するとともに、ここより始まる密林の入り口としても存在感があります。是非ともその空気感をおさめた写真を撮りたいスポットでもあります。

金峯山寺のみどころは秘仏本尊である金剛蔵王大権現の公開。2018年は30年3月31日(土)~5月6日(日)の期間において公開されるので是非、吉野の桜とともにお目にかかってきてはいかがでしょうか?

※金剛蔵王大権現は撮影禁止となっているとのことです。

秋、深い色合いに染められる山桜たちの紅葉

また、花の咲く春以外にも吉野山は秋にも訪れてみたいスポットです。

春にはピンクに染められていた山々が紅葉にいろどられます。

主に山桜によっていろどられる吉野の紅葉は、可憐でいて深い色にそまります。

山桜主体の吉野の紅葉 - -奈良県吉野町- -
山桜主体の吉野の紅葉 – -奈良県吉野町- –

日本全国に多く紅葉スポットはありますが、この吉野山の紅葉もほかとは一味違って楽しめるのではないでしょうか?

春の桜、そして秋の紅葉、ともに他のスポットとは違ったこの吉野山でしか見られないシーンを是非、カメラに収めて持ち帰りたいものですね。

アクセス

京奈和自動車道、御所南インターより30分程

京奈和自動車道、五條北インターより30分程

近鉄吉野線、吉野駅よりロープウェイにて5分程の吉野山駅より徒歩10分程

 

長野県でも見られる桜が造る絶景:高遠城址公園

 

梅の名所、学問の神様:岩津天満宮(愛知県の観光、撮影スポット)

徳川家康の生まれ故郷、岡崎の市街を望む東山梅苑からの眺め - -愛知県岡崎市:岩津天満宮- -

古くから学業の神として祀られてきた天神様

学問の神様としてだけではなくこの岩津天満宮は病除け、厄除けも神様としても地域の方々に信仰されてきた神様。

学問の神として有名な岩津天満宮:撫で牛と拝殿 - -愛知県岡崎市:岩津天満宮- -
学問の神として有名な岩津天満宮:撫で牛と拝殿 – -愛知県岡崎市:岩津天満宮- –

春の訪れを告げる梅の花

天神様の印としても使われている梅、菅原道真公が生前より梅の花をこよなく愛したとされる逸話から全国の天神様には埋めの花があり、天神様と梅の花は切っても切れない間柄として結びついています。

この岩津の天満宮にも境内には梅の木が植えられており、3月には梅の花を目当てに訪れる写真かも数多く居ます。

梅の花を愛した天神様、拝殿を背にした梅の花 - -愛知県岡崎市:岩津天満宮- -
梅の花を愛した天神様、拝殿を背にした梅の花 – -愛知県岡崎市:岩津天満宮- –

また、岩津天満宮の東側には「東山梅苑」があり春には約400本の梅の木が美しい花を咲かせます。

例えば荘厳なる社殿をバックにした梅の花や梅の花の向こうに見える岡崎市街地の景色、緑映える苔の庭園と梅の花のコントラスト、岩津天神の青いおみくじを背にした梅の花など、写真家にとっても撮影ポイントはたくさんあります。

徳川家康の生まれ故郷、岡崎の市街を望む東山梅苑からの眺め - -愛知県岡崎市:岩津天満宮- -
徳川家康の生まれ故郷、岡崎の市街を望む東山梅苑からの眺め – -愛知県岡崎市:岩津天満宮- –

春だけではなく夏、秋も美しい景観が広がる境内

天神様では春の梅がもっとも有名な撮影ポイントですが、この岩津天満宮は自然あふれる山にあるため、夏はカエデなどの新緑が美しく、秋は紅葉も愉しめます。

特に夏の新緑は青々と茂った葉がまぶしくきらめき、それこそ若々しく元気になれる雰囲気です。

天気の良い日には手水舎と鳥居、そして輝く日に照らされた青々としたカエデの葉が参拝者を出迎え、清々しい気持ちにさせます。

若々しい新緑の輝きに包まれた岩津天満宮 - -愛知県岡崎市:岩津天満宮- -
若々しい新緑の輝きに包まれた岩津天満宮 – -愛知県岡崎市:岩津天満宮- –

是非、この清々しさの伝わるような生気に満ち溢れた一枚を撮影したいものです。

参道の石段も美しい緑に覆われる - -愛知県岡崎市:岩津天満宮- -
参道の石段も美しい緑に覆われる – -愛知県岡崎市:岩津天満宮- –

岩津天満宮付近の見どころ

また、この岩津天満宮の付近には松平氏にゆかりのある信光明寺や岩津城址などの見所もあるので付近を散策しながら一緒にめぐってみてはいかがでしょうか?

ほかにも南にある岡崎市街へ向かえば松平氏の菩提寺:大樹寺や伊賀八幡宮、そして岡崎城へと至り写真家にだけではなく、歴史愛好家にもおすすめできるスポットが数多くあります。

是非、徳川家康の生まれた地:岡崎へ写真撮影しながらめぐる旅をしてみてはどうでしょうか?

徳川家康の生まれた地:岡崎城

アクセス

伊勢湾岸自動車道・東海環状自動車道・新東名高速道路、豊田東インターより10分程

東名自動車道、岡崎インターより15分程

JR岡崎駅、名鉄本線東岡崎駅よりバス、岩津天神口バス停より徒歩8分程

 

奈良の大仏さまで知られる東大寺(奈良県の観光、撮影スポット)

二月堂から眺める夕景 - -奈良県:東大寺- -

奈良を象徴する巨大寺院、東大寺

華厳宗大本山 東大寺 公式ホームページ

奈良、と言えば東大寺と言っても良いほどに有名で、例えば修学旅行などで一度は行ったことがある、そんな超のつく有名観光スポットと言える。

世界最大級の木造建築:東大寺金堂(大仏殿) - -奈良県:東大寺- -
世界最大級の木造建築:東大寺金堂(大仏殿) – -奈良県:東大寺- –

天平時代に創建された巨刹で当時から残っている建造物は転害門のみとなっているが、焼失などがあっても都度、再建されてきた、奈良のまちを守り、そして守られてきた、歴史的な重みのある寺院。ただ大きいだけではなく創建当時から唯一残っている、転害門など天平の息吹を感じられるスポットもある。

金堂(大仏殿)

広い境内に堂々と建つひときわ大きな建物大仏殿。内部には奈良の大仏さまがおられる。

2度の再建を経て創建当時と比べればいくぶんか小さくなってしまった大仏殿ではあるが、今なお世界最大級の木造建築物として残っている。

ならの大仏さま - -奈良県:東大寺- -
ならの大仏さま – -奈良県:東大寺- –

例えば早朝の霧に包まれた壮大な大仏殿など気象条件にもよるが是非ともお目にかかりたいシーンである。

二月堂

夕陽に染まる二月堂 - -奈良県:東大寺- -
夕陽に染まる二月堂 – -奈良県:東大寺- –

この地に立てば遠くに平城京跡、奈良の市街が見え、藤原氏の氏寺:興福寺、藤原氏の氏神:春日大社までもその眼下に見ることができる、非常に眺望の良い場所であることがわかる。朝日に照らされた奈良の風景を一目見れば、この寺が奈良の人々に愛されてきたことが伺える。また、この地から是非、撮りたいのが夕景。

奈良のまちの向こうに沈み行く夕陽を奈良のまちのシルエットとともにカメラに収めたいスポットです。

二月堂から眺める夕景 - -奈良県:東大寺- -
二月堂から眺める夕景 – -奈良県:東大寺- –

転害門

東大寺、と言うと大きい、そんなイメージが強く見逃されがちな転害門。

大仏殿の裏側、正倉院の西にあるこの門は天平時代の創建から唯一残っている遺構でもある。奈良のまちの1300年近い歴史を見つめてきた東大寺に訪れたら是非とも、この転害門にも立ち寄り天平の息吹を感じることができる一枚を撮影したいものです。

春、サクラの花の咲くころの東大寺はひときわ華やかに - -奈良県:東大寺- -
春、サクラの花の咲くころの東大寺はひときわ華やかに – -奈良県:東大寺- –

是非、奈良へ行く際には東大寺に多くの時間を割き、歴史と日本の文化に触れられるような一枚を撮影するために広い東大寺を散策してみてください。

アクセス

京奈和道、木津インターから15分程

近鉄奈良線、奈良駅より徒歩20分程

 

奈良県の観光、撮影スポットの一覧はこちら

奈良県の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
奈良県の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」

天孫降臨伝説の地:高千穂(宮崎県の観光、撮影スポット)

自然のチカラが作り上げた美しい地形 - -宮崎県:高千穂峡- -

神々の時代の空気を感じる高千穂神社

高千穂町、高千穂神社紹介ページ

高千穂は神々がはじめて地上に降り立った場所として神話にその名が刻まれています。

神々の時代を感じさせる境内の高千穂神社 - -宮崎県:高千穂神社- -
神々の時代を感じさせる境内の高千穂神社 – -宮崎県:高千穂神社- –

この高千穂神社は約1900年もの歴史をもち、天孫降臨にゆかりのある神社としては最古の神社とされています。

歴史のある高千穂神社の境内や参道には、その歴史を感じさせる大木が生い茂り店を覆うほどとなって、神々の時代の気配を存分に味わわせてくれます。

なかでも2本の杉の根がひとつになった夫婦杉など美しい被写体としての価値が存分にあると言えるでしょう。

毎晩、奉納される高千穂神社の夜神楽 - -宮崎県:高千穂神社- -
毎晩、奉納される高千穂神社の夜神楽 – -宮崎県:高千穂神社- –

また、夜には神楽殿にて観光神楽が奉納されており、神々しい高千穂の空気に包まれた神聖な雰囲気の夜神楽を被写体として撮ってみるのもよさそうですね。

高千穂郷にある高千穂八十八社の総社として最古の歴史の神社がもつ、その神々しい空気を感じさせる一枚を撮影したいものです。

すぐ近くには観光地、パワースポットとしてとても有名な高千穂峡もあり併せて訪れ、思う存分に素敵な写真を撮るのも良いでしょう。

アメノムラクモのつくりし湧き水流れる高千穂峡

写真家が愛してやまない高千穂峡

高千穂峡、風景写真を撮るのであれば一度は撮りたい被写体のひとつと言えるであろう。

高千穂峡はその昔、阿蘇山の火山活動によって噴出した火砕流が五ヶ瀬川沿いに流れ、急速に冷やされたことで出来上がった、自然による芸術品です。

この高千穂峡にはこんにちにも写真家がこぞって訪れ、素晴らしい景観をそのカメラに収めている、写真家に愛される観光スポットです。

自然のチカラが作り上げた美しい地形 - -宮崎県:高千穂峡- -
自然のチカラが作り上げた美しい地形 – -宮崎県:高千穂峡- –

例えば神話で天村雲命(アメノムラクモノミコト)によって造られた湧き水が流れ落ちる、真名井の滝。

三種のアーチ状の橋が一望のもとにでき、自然の造った造詣と、そこに造られた時代の違い、趣も違う人工の橋の織り成す景観を愉しむことができる高千穂三橋。

高さ50m~100mにも及ぶ断崖が織り成す、柱状節理や深いV字型の谷、そして川に浮かぶ貸しボートの影など被写体として、観光地として一級品のスポットです。

是非、神話の時代に続くような美しい一枚の写真を撮影したいスポットですね。

アクセス

国道218号線、高千穂バイパスからすぐ

 

神話に関連する観光、撮影スポット

橿原神宮、畝傍山、神武天皇稜(奈良県橿原市観光スポット)

神々しさを感じる2678年前に日本のはじまった地:橿原神宮 - -橿原市:橿原神宮- -

橿原神宮の背に神々しさすら感じる美しき:畝傍山

 

近鉄の畝傍御陵前駅から西へ向いたその道をゆく、

すると神々しいまでに美しいカタチの小高い山が姿をあらわす。

それこそ大和三山のひとつ畝傍山であり、特に神武天皇陵手前から眺めるのが美しい。

万葉の頃から「畝傍雄々し」と詠われてきたその姿を是非にカメラにおさめたい。

藤原宮跡から眺める畝傍山 - -橿原市:畝傍山- -
藤原宮跡から眺める畝傍山 – -橿原市:畝傍山- –

初代ヤマト王の眠る地、神武天皇稜

また、畝傍山の手前にある神武天皇陵もヤマトの初代王の御陵と伝わり、その空気の清々しさは格別のものがある。

それは日本書紀に記された神話・・・

日向の高千穂より東へ向かい(神武東征)、熊野より上陸した神武天皇はこの地にたどり着きヤマトの初代王となり、今日までの2678年にも及ぶ日本の歴史がスタートした地です。

その地に今、あるのが橿原神宮である。

2678年に及ぶ日本の歴史がはじまった地、橿原神宮

橿原神宮ホームページ

神々しいまでに美しい畝傍山を背にした橿原神宮は広々とした、境内に厳かな拝殿などが建ち「日本のはじまりの地」にふさわしい雰囲気をまとう。

神宮としての歴史は浅いが2600年以上の歴史の地:橿原神宮 - -橿原市:橿原神宮- -
神宮としての歴史は浅いが2600年以上の歴史の地:橿原神宮 – -橿原市:橿原神宮- –

神宮自体は明治時代に建てられたものであるが、ここに立てば日本の歴史の重みを感じることができるであろう。

実際には初代の神武天皇から数代は実在が証明されておらず、神話の域を出ないのだが、そういう神話があるのだと思って、この清々しさ感じるとひとしおのものがあるのでは?

古代の歴史に、日本のはじまりの地に、思いを馳せて、それにふさわしいと思えるようなロマンあふれる写真を撮りたいものだと思える、それが自己満足であろうとも、見た人がそう感じ取れるような、そんな一枚をこの場所でとることができれば写真家冥利に尽きるのではなかろうか。

神々しさを感じる2678年前に日本のはじまった地:橿原神宮 - -橿原市:橿原神宮- -
神々しさを感じる2678年前に日本のはじまった地:橿原神宮 – -橿原市:橿原神宮- –

是非にこの橿原神宮、神武天皇陵そして畝傍山の一帯を訪れ、神聖なる空気をまとった写真を撮影してみて下さい。

橿原神宮へのアクセス

近鉄、橿原神宮前駅より徒歩10分程

大和高田バイパス、四条ランプ交差点より南へ5分程

桜の絶景!長野県高遠城址公園(信州伊那の観光、撮影スポット)

藩校進徳館の歴史と競演するサクラ:高遠城址公園 - -伊那市高遠町- -

可憐なタカトオコヒガンザクラが彩る高遠城址公園

高遠城址公園

高遠城址公園

長野県伊那地方にある日本百名城にも選ばれた国指定の史跡:高遠城址公園は信州に春の訪れを知らせるタカトオコヒガンザクラが有名。

可憐な花びらが特徴のタカトオコヒガンザクラ - -伊那市高遠町- -
可憐な花びらが特徴のタカトオコヒガンザクラ – -伊那市高遠町- –

この高遠城址周辺でしか見られないタカトオコヒガンザクラは独自の品可憐なピンク色の花びらが特徴。このタカトオコヒガンザクラが城址公園周辺に所狭しと咲き誇り、城址公園全体を美しく華やかにいろどります。

可憐なピンクに染められた歴史ある城址:高遠城址公園 - -伊那市高遠町- -
可憐なピンクに染められた歴史ある城址:高遠城址公園 – -伊那市高遠町- –

遠くには、まだ雪の残る南アルプスや中央アルプスの山々を背景として、きれいで可憐な花で一面を覆い尽くされた歴史的な城址は写真家におすすめの被写体と言えます。

公園全体を埋め尽くすタカトオコヒガンザクラ:高遠城址公園 - -伊那市高遠町- -
公園全体を埋め尽くすタカトオコヒガンザクラ:高遠城址公園 – -伊那市高遠町- –

高遠城は、その歴史が古く、はるか南北朝時代の高遠氏に始まります。その後、戦国時代に風林火山でも有名な武田氏に支配され、戦国時代には重要な拠点としても役立ち、さらに江戸時代には京極氏・保科氏・鳥居氏・内藤氏と明治維新まで続いた由緒ある高遠藩が本拠を置いたお城の跡です。

藩校進徳館の歴史と競演するサクラ:高遠城址公園 - -伊那市高遠町- -
藩校進徳館の歴史と競演するサクラ:高遠城址公園 – -伊那市高遠町- –

もちろん歴史的な城址としても被写体となりますし近隣にも自然豊かな風景や、城下町を感じさせる寺社、町並み、江戸時代の絵島生島事件の絵島の軟禁場所として使われた絵島囲み屋敷があるなど写真を撮影するにはもってこいのスポットです。

また、近くには勝間のしだれ桜、六道の堤など写真家にとっても最適な美しい桜を愉しめる観光スポットが点在しており高遠城址公園周辺は春に訪れるのがもっともおすすめです。

また、桜以外にも周辺には四季折々の花々が咲く「ポレポレの丘」、バラを愉しめる「しんわの丘ローズガーデン」もあり、その名の通り時期によってはバラが咲き誇る綺麗な庭園も楽しめます。

ポレポレの丘

春のいろどりをまとう丘:ポレポレの丘 - -伊那市高遠町- -
春のいろどりをまとう丘:ポレポレの丘 – -伊那市高遠町- –

ポレポレの丘の「ポレポレ」とはスワヒリ語で「ゆったりのんびり」と言う意味とのことで、その名の通りゆったりのんびりと心行くまで写真撮影を楽しめることでしょう。

しんわの丘ローズガーデン(伊那市)

しんわの丘ローズガーデン

高遠城址より程近く徒歩でも移動できるスポット。もともとは企業の所有だったものが寄贈され、バラの花を楽しむことのできるおすすめの場所です。

こしんわの丘ローズガーデンは山肌に作られた約9,000平方メートルにもなる広大な敷地に172種約2160本ものバラが植えられており、6月~10月までの間に代わる代わる咲き乱れます。

信州の美しい自然に囲まれた地でこのローズガーデンの雄大な景色はなかなか味わえるものではない、と言えるでしょう。

そんなココでしか撮れない一枚をぜひ愉しみたいスポットと言えます。

アクセス

中央自動車道伊那インターから30分程、諏訪インターから60分程

JR飯田線伊那市駅からJRバスにて25分程

高遠城址公園のほかの桜がおすすめ観光、撮影スポット

ふるくからの山岳修行の地、鳳来寺(愛知県新城市の観光、撮影スポット)

参道の途中、緑あざやかな参道途中の塔頭跡 - -愛知県新城市鳳来寺- -

・独特の山容に囲まれた鳳来寺の観光、撮影情報(愛知県新城市)

はるか昔、西暦702年に利修仙人により、開山されたと伝わる由緒のある薬師寺。

約1400万年前にあったとされる火山の名残りが強く残る険しい山容を背にした本堂の風景など日本全国を探してもなかなかにお目にかかれない風情を持っています。

険しい岩肌をバックに建つ鳳来寺 - -愛知県新城市鳳来寺- -
険しい岩肌をバックに建つ鳳来寺 – -愛知県新城市鳳来寺- –

古くは平安末期に源頼朝が匿われ、その後源氏の棟梁として天下を統べ、源頼朝に再興されたと言われ、また徳川家康の誕生前には父、松平広忠が世継ぎを求め家康の母である於大の方と参篭し家康公を授かったとされる伝説があるなど、日本の歴史の節目に深くかかわりを持ってきた寺院。

鳳来寺本堂前から望む絶景 - -愛知県新城市鳳来寺- -
鳳来寺本堂前から望む絶景 – -愛知県新城市鳳来寺- –

江戸時代には徳川家康誕生の秘話やそのほかの伝説(家康存命中に鳳来寺の本尊である薬師如来を守護するの十二神将のひとつ真達羅大将が消失しており家康はこの真達羅大将の化身であるする伝説)により徳川三代将軍家光により東照宮や仁王門などが建立されており見所も数多くあります。

石段の途中、木々に囲まれた静寂の仁王門 - -愛知県新城市鳳来寺- -
石段の途中、木々に囲まれた静寂の仁王門 – -愛知県新城市鳳来寺- –

現在では車で本堂近くまで登ることができる道路もありますが、できれば1425段にもなる、かつて家康の父母も家康の誕生を願って昇った、この昔ながらの石段の途中にある上記の仁王門、見事な傘杉など多くの写真撮影スポットをめぐりながら、ゆっくりと登ることをおすすめします。

参道の途中、緑あざやかな参道途中の塔頭跡 - -愛知県新城市鳳来寺- -
参道の途中、緑あざやかな参道途中の塔頭跡 – -愛知県新城市鳳来寺- –
門谷にある鳳来寺参道の入り口 - -愛知県新城市鳳来寺- -
門谷にある鳳来寺参道の入り口 – -愛知県新城市鳳来寺- –

少し大変ではありますが、その甲斐のある景観を十分に愉しめる観光スポットと言えます。

車で登った駐車場の先に見える絶景 - -愛知県新城市鳳来寺- -
車で登った駐車場の先に見える絶景 – -愛知県新城市鳳来寺- –

是非、本堂前からの見事な眺望、本堂の背後にそびえる険しい自然の山々などの絶景、日本の武士社会(ふたつの将軍家の初代)に強く関わった歴史、そしてその浪漫をカメラに収めたい、そんな写真家、歴史家のおすすめスポットです。

参道の途中にそびえる綺麗なカタチの傘杉 - -愛知県新城市鳳来寺- -
参道の途中にそびえる綺麗なカタチの傘杉 – -愛知県新城市鳳来寺- –

さらに、体力に自身のある方におすすめしたいのが鳳来寺の奥の院や7本杉(現在は6本、1本を使い本尊の薬師如来像が作られています)、鳳来寺山山頂とめぐってみるのも、昔の修行を少し味わえ、さらに絶景も拝めます。是非、挑戦してみてください。

愛知県の観光情報 - -関西地方- - の観光スポット「撮る旅」
愛知県の観光情報 – -関西地方- – の観光スポット「撮る旅」