愛知県のまるで両腕に囲まれたような海、三河湾に浮かぶ小島で国の天然記念物にも指定されている島。
風光明媚な島に祀られる弁天様:八百富神社
島には八百富神社があり、この神社ははるかむかし、平安時代に三河国司として赴いた藤原俊成公(百人一首を編んだ藤原定家の父)が琵琶湖の竹生嶋から勧請した縁結びの神様としても有名な市杵島姫命(厳島神社などと同じ)が祀られており、日本7弁天のひとつとしても数えられている。
島へ渡る橋を仲よさそうに渡るなどカップルに人気のスポットでもある。
この竹島周辺は温暖な三河湾の風光明媚な場所であり、その海に浮かぶ姿や島へと渡る橋など写真家としても愉しめるスポット。
温暖な気候から特殊な生態系を持つ島
また、島自体も陸からはわずか400mほどしか離れていないにもかかわらず、陸とは違った温暖な生態系の植物が生い茂っており、一風変わった景色が広がります。
竹島のおすすめ写真スポット
春、対岸の蒲郡クラシックホテルの城郭風の特徴ある外観と山の斜面に咲き乱れるツツジの花は写真をとるのにとってもおすすめ!
また、夏には海岸に整備された公園と、その海岸から伸びる橋、真っ青な空と太陽の光にきらめく海と、絵に描いたような風光明媚な光景が広がり、写真に収めたくなる画が見つかります。
さらに冬にはシベリアより渡来したユリカモメが竹島との橋の周辺を自由に飛び回り、海の情景をいっそう引き立ててくれる画を切り取ることができます。
アクセス
東名高速道路、音羽蒲郡インターより15分程
JR東海道本線、蒲郡駅より徒歩15分程